武小日記

2023年9月の記事一覧

学校生活の様子(9月第5週)

9月29日(金) 感謝!300,000アクセス

本校のホームページへのアクセス回数が、300,000回を越えました。たくさんの方々に本校のホームページを見ていただき、ありがとうございます。1日のアクセス数が500回を越える日もあり、驚いているところです。できる限り毎日更新することを心掛け、本校自慢の給食や学校で見かけた何気ない出来事を綴っているところです。今後も本校の教育活動の様子やお知らせ等を発信していきたいと考えています。多くの皆さまのご理解並びにご協力をよろしくお願いいたします。

9月28日(木) 本物に触れる素晴らしさ

令和5年度 文化芸術による子供育成推進事業の派遣事業として、「東京nanairoアンサンブル」の方々をお迎えし、芸術鑑賞会を行いました。低・中・高学年と別れて、弦楽,オーボエ,ピアノ,声楽によるアンサンブルを楽しみました。教科書で学習するような曲や子どもたちに馴染みのある曲などの演奏があり、身を乗り出して聞き入る様子が見られました。本校の校歌を演奏していただき、子どもたちが歌うといった内容も取り入れてあり、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。演奏していただいた方々には、子どもたちの反応や鑑賞する態度をほめていただきました。このように本物の美しい演奏に触れ、心を豊かにする時間は貴重だと思っています。東京nanairoアンサンブルの方々の演奏と、音楽を楽しむ子どもたちの表情を見ていると、私の方が心が温かくなりました。
  

9月27日(水) 楽しい授業を目指して

水曜日の放課後は、先生方と学校課題の解決や一人一人の授業力の向上等を目指して研修を行っています。本日は、本校で力を入れている国語科の授業づくりについて学び合う時間を設定しました。熊本県立教育センターの指導主事を講師としてお迎えし、子どもたちが国語の授業をより楽しく学ぶための実践例などを教えていただきました。先生方が子ども役になって発問を考える模擬授業や指導技術を紹介していただくなど、多くの学びがありました。私も研修に参加しながら、これまで行ってきた国語の授業を振り返り、「このように教えれば、子どもたちはもっと読みを深められたのではないか」と考えさせられました。本日の研修を通して、「国語の授業が好き」と言える子どもたちを増やしていきたいと思いました。
 

9月26日(火) 6年生国語「海の命」

本日、6年生の国語の授業を見せてもらいました。教科書の教材「海の命」をを読んで、考えたことを伝え合う力を高める学習が考えられました。立松和平さんが書かれた「海の命」は有名な物語文で、小学生の時の額数して覚えているという保護者の方も少なくないのではないでしょうか。漁師として生きる主人公の太一の成長を追った物語ですが、父のかたきである瀬の主(クエ)と対峙したとき、クエを海の命と感じることで、銛を打たなかったといったお話です。私も、この教材を使って何度も授業を行ってきましたし、もっと子どもたちの心に響く授業にできないかと悪戦苦闘した当時を思い出しました。主人公が瀬の主を打たなかった理由を考えていましたが、自分の考えをタブレットに書き込み、意見を交流していた様子が印象的でした。グループで話し合った意見は、電子黒板に映し出され、学級内で共有されていて、授業の形もどんどん進化していることを感じました。

9月25日(月) 楽しみですね

授業の様子を見て回っていると、1年生の教室では、間近に迫った見学旅行に向けての事前指導が行われていました。熊本動植物園に出かける予定ですが、施設内で注意することやバスの乗り方、グループで乗る遊具についてなど、担任の説明をしっかり聞いていました。話を聞いている表情が生き生きしていて、見学旅行を楽しみにしていることがよく伝わってきました。新たに配られた資料をしおりに貼ったりする作業も頑張っていました。先生の話をよく聞き、ルールをしっかり守りながら、楽しみながらたくさんのことを学んできてほしいと思います。

学校生活の様子(9月第4週目)

9月21日(木) 上手に描けたかな?

本日の午前中、2年生で水彩絵の具道具の使い方と合わせて、色の作り方などについての学習が行われました。外部から講師の方をお迎えし、子どもたちに対して一つ一つ丁寧にご指導いただきました。子どもたちの表情を見ていると、本当にうれしそうに話を聞いている様子が伝わりましたし、早く使ってみたいという意欲が感じられました。赤色と黄色を混ぜてオレンジ色を作る場面では、混ぜ方によって色が違うことに歓声が上がっていました。私は水彩で絵を描くことが苦手でしたので、このように丁寧に教えてもらっている子どもたちを、うらやましく思いました。これから水彩で絵を描くことが多くなってきます。子どもたちが、白い画用紙にどんな絵を描いてくれるのか、今から楽しみです。
  

9月19日(火) 久しぶりに子どもたちの顔を見て

先週の木曜日早朝から修学旅行に出かけ、昨日まで連休でしたので、6年生以外の子どもたちと久しぶりに顔を合わせました。「あっ、校長先生だ。」や「校長先生、修学旅行はどうでしたか?」など、朝から声をかけてくれる子がたくさんいました。本当に有り難いと感じましたし、本校の子どもたちの笑顔を見ると、私も元気が出てきます。そんな中、「校長先生、これをあげます。」と折り紙で作った犬を持ってきてくれた子がいました。本当にうれしくて、すぐに校長室に飾らせてもらいました。子どもたちに元気をもらって、「今週も頑張ろう!」と思った一日でした。

学校生活の様子(9月第3週)

9月15日(金) 修学旅行(2日目)

修学旅行も2日目を迎えました。子どもたちの朝の目覚めもよく、起床時間になるとすぐに活動を始めている子がたくさんいました。朝食はお弁当形式で出されましたが、しっかり食べている様子が見られ、安心しました。中には何回もご飯をおかわりしている子もいて、驚かされました。
昨日同様に、天気予報とにらめっこしながらの旅行となりました。朝の予報では、ハウステンボスのある佐世保市の天気は雨はほとんど降らないと出ていましたが、現地に近付くうちに雨の予報に変わり、雨具が必要となってしまいました。子どもたちみんなが、本日のハウステンボスでのグループで計画した活動を楽しみにしていましたが、動きにくくなってしまったようです。どんなに情報機器が発達したとしても、自然の力にはかなわないと感じました。
全員が無事に2つ間の修学旅行を終え、無事に学校に戻ってきました。解散式の中で、一人一人が思い出に残る修学旅行となるよう、多くの方々が支えてくれたことを子どもたちに伝えました。その一人一人の顔を思い浮かべながら、感謝する気持ちを忘れないでほしいと思います。一番「ありがとう」を伝えなければならないのは、家族の方々です。6年生の保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
  

9月14日(木) 修学旅行(1日目)

6年生と共に、長崎方面へ修学旅行に出かけました。朝から長崎県には大雨洪水警報が出され、天候を心配していました。出発した後も様々な天気予報から情報を集め、長州港に向かう途中も、子どもたちの安全を最優先し、活動計画を変更することもやむなしと考えていました。ところが、子どもたちが長崎市内に近付くにつれて天候が回復し、到着したときは雨も降っていませんでした。天気が子どもたちの見方をしてくれたようで、被爆体験講話、フィールドワーク、平和集会、原爆資料館見学と、1日目のすべての活動を計画通りに進めることができました。
2時間近く歩きながら学ぶフィールドワークでは、ずいぶん疲れたようでしたが、メモをしっかり取りながら学習を進めていました。公共の施設内での過ごし方についても、自分たちで注意し合いながら、考えて行動する場面が見られました。
実際に自分の目で見たり聞いたり、そして触れたりしながら、一人ひとりが反戦・反差別の気持ちを高めてほしいと願っています
  
9月13日(水) かわいい来室者?

校長室で仕事をしていると、ドアをノックする音が聞こえます。「どうぞ。」と応えると・・・・開いたドアから1年生の子が顔を見せて「入っていいですか?」と尋ねてきます。本校の校長室には、低学年の子どもたちを中心に色々な子がやってきて話をしてくれます。中には、歴代の校長先生方の写真を一生懸命見て「すごいなあ。」と言う子もいます。子どもたちが校長室に入ることはなかなかないので、興味があるのでしょう。お勉強で頑張ったことや給食のことなどを話してくれて、私にとっては癒やされる時間です。
私が小学生の時には、校長室に入ることはほとんどありませんでした。今の子どもたちにとっては、校長室も身近な場所になっているのかもしれません。校長室は、毎日色々なお客様が来室され、お話をしてることもあります。中の様子を確認し、ルールをしっかり守ってくれれば、私は大歓迎です。また楽しい話を聞かせてください。

9月12日(火) 芽が出てきました

先週、3年生が人参の種を蒔いたことを載せましたが、本日畑の様子を見に行くと、芽が出てきていました。朝から子どもたちが水かけをしている様子は何度か見かけていましたが、植物の生命力の強さと成長のスピードに驚かされます。子どもたちには、このように日々成長する様子をしっかりと観察し、生命の素晴らしさを感じてほしいと思います。また、5年生がお世話をしてきた稲も、今年の猛暑に耐え、だんだん育ってきています。害虫等の被害も心配なところですが、無事に収穫できることを祈っているところです。

9月11日(月) 教材「泣いた赤おに」

授業に取り組んでいる子どもたちの様子を見て回っていると、4年生の教室で道徳科の授業が行われていました。黒板を見ると「泣いた赤おに」と書かれてあり、懐かしく感じて引き込まれるように教室に入って見せてもらいました。この教材は、「友達と互いに理解し、信頼し、助け合うこと。」を深めることを考える教材として作られていますが、保護者の方の中にも、このお話の内容を覚えているという方も多いかもしれません。4年生の子どもたちは、自分たちなりに意見を道徳ノートにまとめ、友達と交流し合っていました。
私が懐かしく感じたのは、この教材を使って授業を行ったことがあるからです。人間と仲良くなりたい友達の赤おにのために、青おにがわざと村で暴れます。そんな青おにを赤おにが懲らしめ、優しいおにだと思わせることで、赤おには人間からの信頼を得て、仲良くなることができます。しかし青おには、赤おにが人間に疑われないように、家の前に一枚の手紙を残して赤おにのもとを去ってしまいます。その手紙を見た赤おには、青おにの自分を大切に思う気持ちを感じ、涙するという内容です。この教材を読むと、自分が授業づくりに苦心したことを思い出すとともに、日頃の友達との接し方は相手を理解したものになっているかを考えさせられます。

学校生活の様子(9月第2週)

9月8日(金) 「今日は見学旅行です!」

本日は、2年生が見学旅行に出かけました。ミルク牧場で様々な動物とふれあいながら、学習を行うそうです。朝からいつものように子どもたちの登校の様子を見守っていると、2年生の子どもたちがニコニコ笑顔で朝のあいさつをしてくれました。そして、「校長先生、今日は見学旅行です!」と何人も話しかけてくれました。とても楽しみにしていたのでしょう。
出発も見送りましたが、満面の笑顔で手を振っていました。子どもたちが帰ってくる時間に出迎えることができませんが、月曜日に楽しかった思い出をたくさん聞かせてくれることでしょう。私も楽しみです。

9月7日(木) 行動を決断するときに大切にすることは?

授業の様子を見て回っていると、5年生の教室で道徳科の授業が行われていました。教材のあらすじは、3人の子が図書委員会の仕事で、今日中にポスターを作ることになってて作業をしていました。そこへ1人の子がやってきて、仕事をしている3人のうちの1人に、翌日の地域陸上大会の練習に出るよう話します。今日中にポスターを作らなければならないに困ると反論されます。練習に誘われた子は少し悩み、そして決心するという内容です。「行動を決断するときに、大切にすることはどんなことでしょう。」と問いかけ、子どもたちがそれぞれ考えて意見を出していました。
集団生活を送る上で、果たさなければならない役割があることでしょう。複数の役割が重なる場合はありますから、自分はどんなことを大切にして判断し、そして行動するかを様々な面から考える機会はとても重要だと思います。自分も相手も気持ちよく過ごせるかという視点で最適解を考え、行動できる力を身に付けていくよい学習だと感じました。

9月5日(火) 教室から虫の鳴き声が・・・・

いつものように子どもたちの学習の様子を見て回っていると、ある教室の前の廊下で心地よい虫の鳴き声が聞こえました。その鳴き声の所在を確かめようと教室に入ってみると、虫かごの中のコオロギが静かに、またリズムよく鳴いていました。そのような中で、子どもたちが集中して学習に取り組んでいる様子が見られました。
先週のブログにも載せましたが、低学年の子どもたちは、バッタやコオロギ、アキアカネなどの虫を見つけることに一生懸命です。「校長先生、見てください。」と、たくさんの子どもたちが捕まえた虫を見せてくれます。捕まえた大きなバッタを見せてくれる子、残念ながら一匹も捕まえられなかった子など、その時の様子を生き生きと話してくれ、大変楽しいです。本校の虫捕りのブームは、しばらく続きそうです。

9月4日(月) 大きなにんじんが育つかな

先週3年生が、にんじんの種の植え方について地域の方から教えていただきましたが、本日は学校の畑に種をまきました。植える種を紙コップに用意していただき、一人一人が決められた場所に蒔いていきました。朝から日差しが強く、大変蒸し暑かったのですが、みんな一生懸命種を蒔き、土をかぶせていきました。また、それぞれが植えた場所に、たっぷりと水をまいていました。どんなにんじんが育つのか、楽しみにしているようです。ご指導いただいた地域の方には、大変暑い中に、朝から畑を耕していただき、本当に有り難く感じました。これから3年生の子どもたちが、水かけや草取りなど、お世話をして育てていくことになります。立派なにんじんが育つことを祈っています。