校長室ブログ
学校生活の様子(12月第1週)
12月8日(金) よい学習になったようです
3年生が校外学習として、工場や消防署、商店街などの見学旅行に出かけました。菊陽町馬場楠の鼻ぐり井手も見学し、公園でお弁当を食べる計画でした。天気にも恵まれ、よい学習となったようです。同行することはできませんでしたが、朝から張り切ってバスに乗り込んでいました。見学を終えて帰校してから、どんな学習をしてきたのかを聞かせてもらいました。「昔の人は、今みたいに機械がないのに、石を切って井出を作ったことがすごいと思いました。」「消防署の人たちは、人を助けるために訓練をしていることが分かりました。」「商店街では、お店の人が考えて値引きをしてくれていることが分かりました。」等、見学して感じたことを伝えてくれて、うれしくなりました。工場では、お土産もいただいたようです。担任の先生から、「見学して勉強したことを、お家の方にも伝えてください。」と話していました。子どもたちの表情は、多少疲れもあったかもしれませんが、充実した笑顔が見られました。
12月7日(木) 気持ちを引き締めて
本日、火災に備えた避難訓練を行いました。寒くなってくると、火気を取り扱うことが多くなるからか、火事のニュースをよく目にするようになります。あってはならないことですが、いつ、どのような場所で火災に遭遇するか分かりません。災害に備えて、どのように行動すればよいか準備しておくことは重要です。
消防署の方々にもご協力いただき、子どもたちの避難する様子や先生方の動きなどを見て、注意すべき点を教えていただきました。また、消火器の使い方について、水消火器で実演していただきました。子どもたちは、訓練放送をよく聞き、担任の先生の指示に従って静かに避難することができていました。避難場所に集合した際に、若干おしゃべりの声が聞こえたことを注意されました。先生方の動きとしては、初期消火の状況を集約する方法を考えてほしいと助言を受けました。助言していただいたことについては、次回の訓練に生かし、より安全に子どもたちが生活できる環境づくりに力を入れていきたいと思います。
12月6日(水) とてもユニークな取組です!
校内を回りながら子どもたちの学習の様子を見て回っていると、ある掲示物に目がとまりました。それには、「武小5年 計量カップ」と書かれていました。給食の時間に再び回って、この掲示の意味を尋ねてみました。5年生では、体育の時間に4グループに分かれてティーボールの対抗戦を行っているそうです。リーグ戦で戦っていくそうですが、そこで優勝したチームが、この軽量カップを手にすることができるとのこと。それを聞いて納得するとともに、大笑いしてしまいました。このようなユニークな発想は大好きですし、「頑張れ!」と応援したくなりました。このリーグ戦の結果を見ることが、これから楽しみになりました。
12月4日(月) 大相撲菊陽場所
本日、菊陽町総合体育館で「令和五年冬巡業 大相撲菊陽場所」が行われ、町内小学校の6年生が招待され、様子を見学させていただきました。子どもたちにとっては、大相撲というとテレビで観戦するぐらいかもしれないので、直接力士の様子を見る貴重な時間となりました。このような機会を設けていただいた関係者の方々に、心から感謝申し上げます。
決められた時間で見せてもらいましたので、本校の6年生は、「相撲甚句」「初っ切り」「幕の内土俵入り」の場面を見ることができました。時折力士が子どもたちの方に手を振ってくださると、子どもたちも喜んで手を振っていました。「初っ切り」では、土俵上の力士の面白い動きに、自然と笑いが出ていました。初めて力士の姿を見た子は、その大きさに大変驚いたことでしょう。1時間ほどの見学ではありましたが、よい思い出ができたことと思います。
学校生活の様子(11月第5週)
12月1日(金) 師走初日は寒い一日でした
本日から12月、師走に入りました。後期前半も残り3週間です。朝からとても寒く、私もたくさん着込んで朝の登校指導に出かけました。子どもたちとあいさつを交わす場所いつもの場所に立っていると、そこを自転車で通る高校生もマフラーをしっかり身に付け、寒さを防いでいる様子が見られました。寒そうに登校してくる子が多いのですが、そんな中に半袖で登校してくる子もいます。「今日はいつもより寒いんじゃないですか?」と尋ねると、「はい!」と元気に返してくれました。校内での子どもたちを見ていると、半袖姿の子もちらほら見かけます。その様子を見ると、私の小学生時代を思い出します。「1年中半袖、半ズボンで過ごすぞ!」と、ブルブル震えながら友達と競い合っていたものです。そして、結局熱を出してしまうこともありました。
熊本県は、インフルエンザ患者が増加し、大流行を意味する「警報レベル」になっているようです。冬休みまであとわずかですが、しっかり感染防止対策をして、みんな元気で過ごしてほしいと思います。
11月30日(木) 菊陽町人権子ども集会に向けて
今週の土曜日に、部落差別をはじめあらゆる差別をなくす「第39回菊陽町人権子ども集会」が行われます。この集会は、部落差別(同和問題)をはじめあらゆる差別をなくすため、児童・生徒を中心とした集会活動を行うことを通して、すべての人々の人権意識の高揚を図り、一人ひとりの人権が尊重される人権共存社会の実現を目指して行われるものであり、長年菊陽町で大切に行われてきた集会です。ここ数年はコロナ禍であったため、子どもたちが集まっての集会はできませんでしたが、オンラインで学校を結びながら実施されていました。今年は4年ぶりに、子どもたちが集まって行うことができます。
本年度はステージ発表を行うことができ、6年生や人権委員会が中心となって、本校の取組を紹介してくれます。発表練習の様子を見せてもらいましたが、代表の子どもたちが一生懸命思いを伝えようと頑張っている姿は、素晴らしいと感じました。当日はより広い体育館での発表となりますが、自分たちの取組に自信をもち、本校の代表として堂々と表現してほしいと願っています。明日は本番前の最後の練習となりますが、本日と同じように見せてもらい、子どもたちをしっかり励ましたいと思います。
11月27日(月) なかまとしての意識を高めるために
本日、同じ中学校区の小学校6年生が顔を合わせ、互いに知り合い、仲間としての意識を高めるための「小6交流会」を行いました。先週の金曜日までは、3校の6年生全員が本校の体育館に集まり、交流を深める計画を立てていました。しかし、各校でインフルエンザが流行しているという情報が入り、急遽オンラインでの交流に変更しました。この交流会を楽しみにしていた子も多かったと思いますが、第2回目の交流会では、参集して実施できればと考えています。
交流会では、各校の紹介やクイズなどで盛り上がりました。特に、各学校の紹介は大変工夫されていて、大いに楽しませてもらいました。6年生みんなで踊りを披露した学校もあり、しっかり準備されていたことが伝わってきました。コロナ禍でオンラインでの集会にも慣れているのか、各学校紹介へのお返しの意見も次々と発表されました。オンラインでの交流会になりましたが、当初の目的はしっかりと達成できたことと思います。急な変更ではありましたが、子どもたちのためにと準備していただいた先生方、そしてサポートしてくださったICT支援員の方々に心から感謝しています。
学校生活の様子(11月第4週)
11月24日(金) 手をきれいに洗おう!
現在、養護教諭の免許取得のために、約1ヶ月教育実習生が本校で学んでいます。本日、その教育実習生が1年生に保健指導を行うということで、参観させてもらいました。本時のねらいは、「手洗いの大切さを考えよう」でした。子どもたちには、日々担任から手洗いの大切さを話していますし、子どもたちも分かっているのですが、なかなか上手に洗えていないという実態もあります。実際に手洗いの実験をしながら、どこの汚れが十分洗えていないのかを視覚的に確かめる授業でした。一生懸命手を洗った後に、ブラックライトに照らして洗えていない部分を確かめましたが、指の間や指先、手首に汚れが残っていることが分かると、「わーっ、汚れが落ちてない。」という声が聞こえてきました。しっかり手を洗うことの大切さと洗い方については、みんなが理解できたようでした。授業の後に教育実習生と話をしましたが、「緊張したけれど、もっとこうすればよかったと思うところがあります。とても勉強になりました。」という意見が返ってきました。実習期間も残り少なくなりましたが、子どもたちとより多く触れあいながら、多くのことを学んでほしいと思います。
11月22日(水) 人権教育公開授業研究会
午後から町内の小学校の先生方全員本校に集まり、全員研修(人権教育に関わる公開授業及び授業研究会)を実施しました。低学年、中学年、高学年の3つの公開授業を計画し、前期後半から授業づくりを行ってきました。低学年で公開を予定していた学級が、インフルエンザの流行により学級閉鎖となったため、2つの学年の授業を公開しました。授業の様子を見て回りましたが、参観された先生方や協力者の先生から、子どもたちがしっかりと自分を見つめ、考えながら発表する姿を褒めていただきました。また、教師自身が自分を語ることの大切さを、授業者から教えられました。
本校の学級経営の基盤に、「人権教育を根底に据えた教育活動の推進」を掲げています。本日参加していただいた先生方からのご意見を真摯に受け止め、見えてきた成果と課題を整理し直し、本校が大切に受け継いできた人権教育の取組を進めていきたいと思います。そのためにも、私たち教職員一人ひとりが、日々人権感覚を磨く努力を行っていかねばならないと思いました。
11月21日(火) 「なかよしフェスタ」に参加して
午前中に武蔵ヶ丘中学校区特別支援学級学習成果発表会「なかよしフェスタ」が行われ、本校の子どもたちも参加しました。各学校のブースで、この日のために時間をかけて作ってきた販売物やゲームを紹介し合いながら、他校の子どもたちと交流を深めました。事前にどのようなものを作っているかは知っていましたが、ブースに並べられたものを見ると、本当によく出来ていて、素晴らしいと感じました。また、誰でも楽しめるゲームは、プログラミングを使って自分たちで作ったものであり、大変驚きました。本校のブースを訪れた子どもたちも、笑顔で楽しんでいましたし、何よりも本校の子どもたちのうれしそうな表情が印象的でした。開会式や閉会式で代表発表した子もいましたが、練習の成果を発揮し、堂々と発表してくれて、一人ひとりの子どもたちの大きな成長を感じました。他校の友だちも出来たようですし、この経験を自信に変えて、これからの学校生活に生かしていってほしいと思います。子どもたちの頑張っている姿と笑顔に、たくさんの感動をもらいました。ありがとうございました。
11月20日(月) ほめられてしまいました
いつものように、いつもの場所で朝から登校指導をしながら、子どもたちを迎えていました。今朝も大変冷え込み、子どもたちも寒そうに歩いてきていましたが、多くの子どもたちが元気にあいさつをしてくれました。お休み中の出来事や今日楽しみにしていることなどを話してくれる子もいますが、一人の子がこんなことを話してくれました。「校長先生、すごいですね。寒い中に30分ぐらい立っていますね。」この言葉を聞いて、本当にうれしくなりましたし、心が温かくなりました。「ほめられる」ということは、こんなにも相手を元気にするものかと、改めて子どもから教えてもらった気がしました。私も負けずに、262人の子どもたちのもつ素晴らしいところ今まで以上に見つけ、しっかりとほめていきたいと思います。
学校生活の様子(11月3週)
11月17日(金) 身近な環境に目を向けて
熊本県環境立県推進課から講師をお迎えし、4年生を対象に「くまもと環境出前講座」を行いました。本日の講座のテーマは、「水」でした。熊本県の生活用水の約8割は地下水と言われるほど水資源に恵まれています。地下水に恵まれているからこそ、水があることが当たり前になってしまい、生活用水を無駄にしてしまうこともあるかもしれません。水は、限りある資源です。日頃から無駄なく、大切に使っていくことが必要だと考えます。
本日の出前授業では、地球上で淡水がいかに重要であるか、また熊本の水資源の素晴らしさを子どもたちに伝えられました。さらに、パックテストを使って、どのような場面で水を汚してしまっているかを実験しました。
今回の出前講座をきっかけに、日頃の自分の水の使い方について関心を持ち、考えながら水を使っていってほしいと思います。
11月16日(木) 来年4月を楽しみに
次年度、本校に入学予定の子どものたちの就学時健康診断を行いました。子どもたちの様子を見ていましたが、最初は緊張もあったようですが、それも徐々にほぐれ、検診終了後は元気に体育館を走り回る姿も見られました。子どもたちが検診を行っている間、保護者の方々には本校の取組等について説明しました。また、入学前に準備していただきたいことを説明しました。
あいさつでも話しましたが、4ヶ月少々で入学式を迎えます。子どもたちも保護者の方々も、その日を楽しみにしていることでしょう。来年度入学してくる子どもたちも、安全で安心して学校生活を送ることが出来るよう、職員一同力を合わせて準備していきたいと思います。寒い中での就学時健康診断でしたが、保護者の皆さまにもご協力いただき、ありがとうございました。
11月14日(火) 委員会活動が活発です
児童会活動として、5・6年生の子どもたちが10種類の委員会に分かれ、それぞれの委員会が「学校全体に必要な」「学校全体の役に立つ」「学校全体が楽しくなる」活動を見つけ、提案し、実行してくれています。今朝は、運営委員会の子どもたちが正門で「あいさつ運動」を行っていました。本校の児童会キャラクターである「ムサシくん」の着ぐるみを着ている子もいて、多くの子どもたちが集まってあいさつを交わしていました。昨日は、運営委員会主催で希望者を集め、昼休みの「お昼寝」の時間を計画していました。昼休みは、環境・ボランティア委員会の呼びかけで「草とりンピック」が行われていました。先週は、運動委員会が「学級対抗ドッチビー大会」を計画し、大変盛り上がりました。人権委員会は、12月2日(土)に行われる「町人権子ども集会」への呼びかけやポスターづくりを頑張っています。すべてを書き出すとなるときりがないのですが、どの委員会の子どもたちも、朝や給食時間、昼休みと自分たちで考え、主体的に行動してくれていることをうれしく感じます。委員会の子どもたちの活躍の様子については、今後もこの「校長ブログ」に書いていきたいと思います。
11月13日(月) 寒い朝でした!
今朝は、この本年度一番の寒さとなりました。いつものように、いつもの場所で登校してくる子どもたちを待っていましたが、「寒い!」という言葉を何度も口にしてしまいました。いつも自転車で通学する高校生も、白い息を吐きながら坂道を上っていました。
子どもたちの服装も、一気に冬バージョンに替わりました。つい先日までポロシャツで登校する子がたくさんいましたが、今日は防寒対策でジャンバーをはおったり、マフラーで顔を覆ったりしてくる子もいました。しかし、「おはようございます」のあいさつは、いつものように声を出してくれました。登校した後は、いつものように運動場で元気に走り回り、体を温めている子どもたちもたくさんいました。
これからますます寒い日が増えてきます。寒さに負けず、元気に過ごしてほしいと願っています。私も寒さに負けず、毎朝子どもたちと元気にあいさつを交わしたいと思います。
学校生活の様子(11月2週)
11月9日(木) 初めてのオープンスクール
本校で初めてのオープンスクールを計画したところ、たくさんの保護者の方々に参観していただき、ありがとうございました。オープンスクールは、日頃の教育活動を保護者の方々に自由に参観いただき、学校とご家庭・地域との連携をより深めることを目的として行いました。授業参観のように担任による授業だけでなく、専科の授業もありました。校内の様子を見て回っていると、「理科室はどこですか。」「音楽室を探していますが・・・。」等、尋ねられました。いつもの授業参観では、行われる教科がある程度決まってしまいますが、様々な場所で、色々な教科を学習する子どもたちの姿を見ていただきました。2時間続きで参観していただきましたので、ゆっくりとご覧いただけたことでしょう。多少緊張している子どもたちもいたようですが、楽しく学習を進めていたようでした。
11月7日(火) 50周年を記念して・・・・
本校は創立50周年を迎えましたが、全校児童及び職員で記念の航空写真撮影を行いました。このように大規模な写真撮影は節目の年にしか撮りませんので、子どもたちにとっても幸せなことだと思います。航空写真といえば、以前は小型飛行機が飛んできて撮影されていました。しかし、現代の航空写真は、ドローンで撮影されています。ドローンが上空高く飛んでいく様子を見て、子どもたちも大興奮でした。また、どんな写真が撮れたのかも、その場で確認することが出来ます。改めて、時代の変化を感じたところです。その後、体育館で記念の学級写真の撮影もありました。
今回の航空写真は、パネルで学校内に掲示しますし、写真や校歌の入ったクリアファイルも配られる予定です。みんなで力を合わせて本校の校章を描きました。完成した写真が学校に届き、多くの方々に見ていただく日が待ち遠しいです。
11月6日(月) 学力充実タイム
本日、全学年一斉に「学力充実タイム」という取組を行いました。本日は国語の問題に挑戦しましたが、ミニプリントを何種類か印刷してありました。すべての教室を見て回りましたが、どの学年の子どもたちも、一生懸命問題に向かう姿が見られました。問題を解く様子を見ていると、「校長先生、分かりません。」と聞いてくる子がいたので、ヒントを出しながら一緒に考えました。担任の先生に見てもらうために、長い列が出来ている教室もありました。本校の児童に育てたい資質・能力に「やり抜く力」があります。難しい問題もあるとは思いますが、自分の力でしっかり考え、正解したときの達成感を味わいながら、一人ひとりが力を付けていってほしいと思います。