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校長室ブログ

学校生活の様子(1月第5週)

2月2日(金) 音楽の素晴らしさ

菊陽町の「演奏家派遣アウトリーチ事業」として、ピアニストの山本亜矢子さんをお迎えし、6年生にピアノの演奏を聞かせていただきました。シューマンの「トロイメライ」やショパンの「ノクターン」など5曲を演奏され、子どもたちもしっかりと耳を傾けている様子が伝わってきました。演奏だけでなく、ピアノの音が響く仕組みを、特別な模型やオルゴールを使いながら分かりやすく説明していただきました。ピアノ全体から音が響いていることを、子どもたちも体感することが出来ました。
美しい音楽に触れると、私たちの心も豊かで、穏やかになることを感じます。子どもたちが美しいものや言葉により多く触れ、さらに心を豊かにしていってくれることを願っています。
  

2月1日(木) にんじんの収穫祭

地域の方のから教えていただき、3年生が町の特産物であるにんじんを育てていたことは、以前このブログの中でも紹介しました。水やりや草取りを頑張っていましたが、先週収穫しました。収穫の様子を見ることが出来ませんでしたが、たくさんのにんじんを収穫することが出来ました。
本日は、地域のボランティアの方々の協力の下、収穫したにんじんを調理して食べながら、その喜びを共有し合う「収穫祭」が行われました。「にんじんスティック」と「にんじんシリシリ」を作り、みんなで味わいました。子どもたちは、グループごとに収穫したにんじんを包丁で切っていきました。ケガをしないかと心配してみていましたが、ボランティアの方々のサポートのおかげで、無事に調理することができ、美味しそうなにんじん料理が出来上がりました。
にんじん収穫祭では、協力していただいた方々にお礼の手紙を渡したり、歌をプレゼントしたりして、楽しい時間を過ごしていました。先日、ミシンの使い方を教えていただいているボランティアの方々について紹介しましたが、大変お忙しい中に子どもたちの学習をサポートしていただき、本当に有り難く思っています。地域とともにある学校づくりを、これからも進めていきたいと思います。
  

1月30日(火) なつかしさに誘われて・・・

授業中に校内を回っていると、「ずいずいずっころばし ごまみそずい」という音が聞こえてきました。その音に誘われて窓から音楽室の中をのぞくと、2年生の子どもたちが楽しそうに歌っている様子が見えました。「ずいずいずっころばし」は、古くから日本に伝わる童謡で、遊び歌として知られています。小学校低学年の頃は、手で小さな輪を作り、そこに指を入れながらよく遊んだものです。ルールが難しい遊びではないのですが、何だか楽しく遊んでいた思い出があります。だからこそ、あのフレーズを聴くと、今でもわくわくしてしまう自分がいます。しかし、今の子どもたちにとっては、あまり馴染みがないのかもしれません。音楽の先生が、電子黒板を使いながら遊び方の説明をしていました。その後、グループを使って楽しんだようです。
今の子どもたちの遊びといえば、ゲームなどが中心なのかもしれません。しかし、時には昔ながらの遊びに親しむこともいいかもしれませんね。

1月29日(月) 大変ありがたいです!

5年生の家庭科で、ミシンを使ってエプロンを作っています。ミシンの使い方を教えるのはなかなか難しいのですが、大変ありがたいことに、地域の方が学習ボランティアとして教えに来ていただいています。先週は6人、本日も昼食を挟んで5人のボランティアの方々に来ていただき、子どもたちをサポートしていただきました。以前、5年生担任の時にミシンの使い方を教えたときは、子どもたちがミシンの不調を訴えに来て、その対応だけで時間が過ぎてしまっていたように思います。おかげでミシンを修理することは上手くなりましたが、きちんと教えることが出来なかったことを、今更ながら反省しています。ボランティアの方々に丁寧に教えていただきながら、子どもたちの技術も向上することと思います。地域の方々が、様々な面で本校の教育活動にお力添えいただいていることは、本当に有り難いことです。いつもありがとうございます。

学校生活の様子(1月第3週)

1月19日(金) 自分事として考える取組

校内を回っていると、ある学年の廊下の掲示物に目がとまりました。そこには、「石川県の地震を受けて、今の自分に出来ること。無関心にならず、自分事にしよう。」と表題が書かれてありました。また、その下に、子どもたち一人ひとりが、今の自分に出来ることを短冊に書いたものを掲示してありました。さらに、今回の地震関連の新聞記事の切り抜きも貼られていました。
石川県能登地方で起こった地震から、今日で19日が経ちます。多くの方々が被害に遭われ、避難所での生活を余儀なくされている方々も多数おられます。平成28年に起こった熊本地震の時のことを思い返しながら、今の私たちに何が出来るだろうかと考える日々です。そのような中で、子どもたちとともに、被災された方々を思い、自分事として考える取組が行われていることに、とても感謝の気持ちがこみ上げてきました。
子どもたちの短冊には、被災された方々のために募金することやニュースを見ること、避難場所を確認すること、非常食や水、ラジオ等を準備するといった備えに関することなど、自分事として幅広く考えていることが伝わってきました。この実践が学校に広まることで、「自分を大切にするとともに、他の人たちを大切にする」子どもたちが育っていくと考えています。このような取組を、今後も一つ一つ大切にしていきたいと思います。

1月18日(木) 早く咲いてね

校内を回っていると、1年生教室外で子どもたちの声がします。「何の授業だろう?」と足を運んでみると、子どもたちが自分の鉢にチューリップの球根を埋めていました。そういう子どもたちの姿を見てしまうと、つい手を出してしまうクセが出てしまい、気がつけば土を入れる作業を手伝っていました。「校長先生、もう少し土を入れてください。」という1年生のお願いに、「はいはい、鉢を持ってきてごらん。」と応えていました。1年生の中には、チューリップを育てることが初めての子もいて、丁寧に土をかぶせながら、「早く咲くといいなあ。」と話しながら水やりをしている子もいました。チューリップの球根は、11月ぐらいまでには植えてしまいますので、花が咲くのは少々遅いかもしれませんが、これから子どもたちがしっかりお世話をしていくことでしょう。子どもたちと一緒にチューリップの生長を見守っていきたいと思います。

1月16日(火) 無駄遣いをしていませんか?

子どもたちの学習の様子を見て回っていると、2年生で道徳の授業が行われていました。子どもたちがワークシートに一生懸命書いている様子を見かけたので、しばらく見せてもらいました。教材「お年玉を もらったけれど」を使って、生活の中で気をつけなければならないことについて考え、金銭を大切にし、よく考えて生活しようとする判断力を養うことをねらった授業だったようです。主人公が駄菓子屋でお年玉を使いすぎてしまい、欲しかったサッカーボールが買えなくなって後悔するというお話でしたが、お年玉をもらったばかりの子どもたちにとっては、とてもタイムリーな話題だったようです。お正月にもらったお年玉で好きなものを買った子もいましたが、ある子の「お年玉は、振り込んであります。」という発言に、思わずクスッと笑ってしまいました。貯金をしたということですね。担任の先生が、「お年玉を使いすぎちゃったと思う人はいますか?」という投げかけに、何人かがこっそり手を挙げている様子を見て、本当に正直な子どもたちだと感じました。担任の先生と子どもたちとの言葉のやり取りを聞きながら、心が温かくなる思いがしました。

1月15日(月) サーカスに大興奮!

現在、菊陽町で「ポップサーカス熊本公演」が行われていますが、団員の方々が本校の表敬訪問され、子どもたちと交流を深められました。全校児童の前で様々なパフォーマンスを披露されましたが、その面白さとすごさに、子どもたちも先生方も大興奮でした。子どもたちの中には、団員の方と一緒にパフォーマンスをした子もいました。実際にサーカスを観に行った子もいたようですが、間近での観る演技は一層迫力があり、一人ひとりが思い出に残る時間となったことでしょう。学校を去られるときも、「ありがとうございました。さようなら。」と、大きな声で手を振りながら見送る子どもたちの表情が印象的でした。
本校を笑顔で包み、子どもたちに貴重な機会を与えていただいたサーカスの団員の方々に、心から感謝申し上げます。
  

学校生活の様子(1月第2週)

1月12日(金) 「かっこいいです!」

朝からいつものように、いつもの場所で子どもたちを待っていると、みんな元気に挨拶をしてくれました。中には、ずいぶん遠くから「おはようございます。」と、自分から挨拶をしてくれる子もいて、うれしく感じています。
そんな中、交差点を渡ろうと待っている一人の1年生が目にとまりました。その子に気がついてくれたドライバーの方が、車を止めて渡らせてくれました。交差点を渡った後その男の子は、くるっと向きを変えて、ドライバーの方に頭を下げてお礼の気持ちを表していました。誰から指示されたわけでもなく、自分で感謝の気持ちを伝えている姿を見て、「かっこいい!」と感心しました。私のそばまで歩いてくると、元気な声で「おはようございます。」と言って手を振ってくれました。
後期に子どもたちにお願いしたことの一つに、「気持ちのよいあいさつと『ありがとう』の言葉を伝え合いましょう」があります。まさに、このお願いを実行してくれていましたし、私の方が「ありがとう」と感謝の言葉を伝えたいと思いました。

1月11日(木) 昔の遊びに親しんで

1年生の教室前を通りかかると、楽しそうな声が聞こえてきました。教室をのぞいてみると、コマ回しやだるま落としなどをして楽しんでいる子どもたちの様子が見られました。生活科の時間で、昔ながらの遊びに親しむ時間だったようです。「校長先生、コマ回しをしていました。」と子どもたちが駆け寄ってきました。また、「見ててください。」といって、だるま落としを見せてくれました。少々力が入りすぎて、積んだ積み木が全部吹っ飛んでしまいましたが、担任の先生が「力を入れすぎだよ。もう一回してごらん。」と話されていました。外を見ると、竹とんぼを飛ばして楽しんでいるグループがありました。なかなか高く飛ばなかったようですが、何度も挑戦する姿が見られ、微笑ましく感じました。竹とんぼを飛ばす子どもを見ながら、竹とんぼの作り方を教えてくれた私の父との思い出を振り返っていました。私の小学校時代は、竹とんぼは買うものではなく、自分で作るものでした。なかなか上手く作れなくて、歯がゆい思いをしたこともありましたが、今ではよい思い出です。そのように考えると、昔の遊びというのは、自分たちで試行錯誤しながら作って楽しむものばかりだったように思いますし、そこから学んだことがたくさんありました。今は遊び道具を作るという機会は少ないかと思いますが、遊び方を工夫しながら、多くのことを学んでほしいと思い、子どもたちを励ましていました。

1月10日(水) 台湾の小学校との交流

昨年度末につながりが出来た台湾の興達(こうたつ)小の子どもたちと本校の5年生が、オンラインで交流を行いました。昨年の秋ごろから、再度交流を行いたいという連絡が何度も来るようになりました。また、12月には、クリスマスプレゼントも届きました。本校からも、子どもたちがメッセージカードを作って送ったりして、親睦を深めてきました。
オンライン交流会では、クイズを出し合ったり、互いの地域の紹介をしたりして楽しい時間を過ごしました。興達小の子どもたちは、スポーツイベントについて紹介してくれました。本校の子どもたちは、阿蘇や天草、そしてくまモンを英語で紹介しました。また、歌をプレゼントしたりもして、さらに交流を深めることが出来ました。
画面上での交流でしたが、このような他国の友だちとの交流はとても大切だと感じましたし、これからもこのつながりを大切にしていきたいと思いました。
  

1月9日(火) 後期後半がスタート!

冬休みも昨日で終わり、本日から令和5年度(2023年度)の後期後半がスタートしました。気温1℃と寒い朝でしたが、子どもたちはいつものように登校してくれました。いつもの場所で子どもたちを待っていると、「おはようございます。あけましておめでとうございます。」と元気に挨拶してくれる子が何人もいて、私が元気をもらいました。中には、「校長先生、まだ眠いです。」と話してくる子もいました。年末から年明けにかけて、いつもと違った時間で生活していた子も多いでしょうから、なかなか切り替えができていなかったのかもしれません。
後期後半スタートに当たり、全校集会をオンラインで行いました。全校集荷のはじめに、1月1日に発災した石川県能登地方の大地震でお亡くなりになった方々のご冥福と、いまだ安否が不明な方々の一日も早い救出を祈って、全校で黙祷を捧げました。
画面越しではありましたが、目標をもち、その達成に向けて努力する1年にしてほしいことを話しました。また、後期に子どもたちにお願いした3つの頑張ることを目指していこうと話しました。さらに、みんなの大切な学校を、みんなの力できれいにしていくために協力してほしいと伝えました。
全校集会後に各教室を回っていると、早速個人の目標を短冊状のシートに書いている学年がありました。読ませてもらいましたが、「字を丁寧に書けるようになりたい」「出来ないからといってあきらめないで、何でも挑戦する」「友だちと協力し合う」「ずっと笑顔でいる」「三重とびが出来るようになる」等々、素敵な目標を考えているようでした。
後期後半は、50日ほどしかありません。一日一日を大切に過ごしながら、次の学年に向けて成長していってほしいと願っています。
  

学校生活の様子(12月第4週)

12月22日(金) 菊陽町の未来を描こう

本日は後期前半終了日でしたが、武蔵ヶ丘中学校区の3小学校の6年生をオンラインでつなぎ、「菊陽町の未来を描こう意見交流会」が実施されました。国語の町の未来についてのプレゼンテーションを作成する「町の未来をえがこう」の学習の発展で、それぞれの学校で作成したものを交流し合う取組でした。子どもたちの発表は、菊陽町の町長や教育長も視聴され、最後にご意見をいただくことができました。時間の都合で、それぞれの学級から1つの班だけ発表し、発表できなかった子どもたちは、他校の発表を聞きながらタブレットに意見を書き込んでいきました。子どもたちのプレゼンテーションを見ていると、町の未来を考え、課題解決のための意見を建設的に述べていることが伝わってきました。発表した子どもたちは、とても緊張していたようですが、いざ発表になると、練習の成果を生かして堂々と意見を述べていました。
菊陽町町長からは、一つ一つの提案に丁寧に答えていただき、本当に有り難く感じました。子どもたちにとってよい機会となりましたし、自信につながったことと思います。子どもたちの提案により、さらに住みよい菊陽町へと発展していくことを願っています。
  

12月21日(木) 雪の大興奮の子どもたち

本日は、午前中からちらほら雪が舞っていました。給食の時間頃に雪の勢いが少し強くなる時間帯がありましたが、子どもたちは、窓の方を眺めながら歓声を上げていました。「もし雪が積もったら、みんなはどうしますか?」と尋ねると、「雪だるまを作ります。」「雪合戦がしたいです。」と返ってきました。「雪だるまを作るのは大変だから、空から雪だるまが降ってくるといいね。」と冗談を言うと、大笑いしていました。5時間目の休み時間もやや雪が強く降ってきましたが、雪をキャッチしようと外に出てはしゃいでいる子もいました。「校長先生!」と手を振りながら声をかけてくれたので行ってみると、「校長先生、雪です!」と教えてくれました。また、体育のために運動場に出てきていた6年生も、走り回って楽しんでいました。そんな子どもたちの様子を見ながら、私も何だかウキウキしてきました。

12月20日(水) 迎春準備が着々と・・・

本日、本校の正門に門松が設置されました。この門松は、地域の方から作り方を教わった教頭先生と校務支援員の先生が中心となり、みんなで力を合わせて作りました。本職の方が作ったものではありませんが、手作り感があって、とても優しい出来になっていると感じました。最近は門松自体を見る機会もだんだん少なくなってきたように感じますが、新しい年を迎えるに当たり、正門から見る学校が何となく引き締まって見えてきました。
後期前半も、残り2日となりました。また、今年も10日ほどで新しい年を迎えます。どんなことができるようになったかをしっかり振り返るとともに、新しい目標を見定める期間にしていきましょう。

12月19日(火) 自分にできることを見つけよう

子どもたちの学習の様子を見て回っていると、どの学年も後期前半末のまとめが行われているようです。1年生教室を見てみると、生活科で「自分にできることを見つけよう」という学習が行われていました。担任の先生が、「みんなは、お家で家族のためにしていることはありますか?」と尋ねると、「お風呂掃除をしています。」や「食器洗いや食器ふきをしています。」、「料理のお手伝いをしています。」など、色々な意見が出されました。私の小学校1年生の頃を思い返すと、お手伝いらしきことは何もしていませんでしたから、子どもたちはすごいなと感じました。
先生が、「もうすぐ冬休みです。冬休みに自分でできる家の仕事を考えて、やってみましょう。」と投げかけ、子どもたちなりに考えたようです。子どもたちも家族の一員ですから、家族のために何ができるかを考え、行動することは、とてもよい勉強だと思います。上手くできたかどうかではなく、保護者の皆さまには、温かい目で子どもたちの様子を見守っていただければ幸いです。

12月18日(月) タイムランチャレンジ

この冬一番の冷え込みとなりましたが、長い距離を自分のペースで走ることによって、持久力を高めるとともに、最後まで頑張り通す態度や忍耐力を向上させることを目的とした、タイムランチャレンジを実施しました。学年にあった時間の中で、自分の力を考えながら無理のないペースで走り続けるという取組ですが、この日に向けて各学年で練習を行ってきました。練習の様子は見てきましたが、本日は所要のため、すべての学年の子どもたちの頑張りを見ることはできませんでした。私は、小・中学校の時は持久走が大の苦手でしたので、一生懸命走っている子どもたちを見ると、本当に感動します。本校の子どもたちに育てたい資質・能力の一つに「やり抜く力」があります。何事もあきらめずにやり抜くためには、心と体の持久力が必要となります。その力を身に付けていくためにも、本校で実施しているこの「タイムランチャレンジ」は、とても意味のある取組だと感じました。

学校生活の様子(12月第3週)

12月15日(金) 正方形はどれだろう?

2年生の算数の授業を見せてもらいました。単元「三角形と四角形」の「長方形と正方形」の学習でした。直角や辺の相等に着目して、正方形の意味や性質を考えたり説明したりする学習活動が行われました。子どもたちが実際にはさみを使って正方形をつくり、辺の長さや角の大きさを調べていきました。切る過程で少し長さが変わってしまった子もいて、話し合う際に意見が分かれてしまう場面もありました。正方形の性質をまとめた後、適用問題を解いていきましたが、頂点が左右でなく上下になった正方形を見て、「これは正方形ではありません。だってダイヤみたいだから。」という意見が出て、なかなか面白い展開になりました。子どもたちが頭を傾けながら教科書を見る姿が何ともかわゆく、見ている私も子どもたちと一緒に頭を傾けてしまいました。
  

12月14日(木) 水俣に学ぶ肥後っ子教室

本日、5年生の「水俣に学ぶ肥後っ子教室」を行い、水俣市立水俣病資料館、熊本県環境センター、国立水俣病情報センターに出向き、実際に自分たちの目で見て、多くの方々の話を耳にし、そこから身近な環境問題や人権問題等について学びを深めてきました。子どもたちと行動を共にしながら、現地で学びに向かう姿勢を見ていましたが、真剣に学習に取り組む様子が伝わってきました。特に、環境に関する講話や語り部の方の講話を一人ひとりがしっかりメモを取りながら聞くとともに、主体的に手を挙げて質問する姿もあり、本校の代表として、子どもたちを大変誇らしく感じました。講師の方も、「子どもたちがとても真剣に聞いてくれるから、ついこちらも力が入ってしまい、ちょっと時間オーバーしてしまいましたよ。」と笑顔で話されていました。
子どもたちの行っている水俣に学ぶ学習は、今回で終わりではありません。むしろ、これからの学習が重要であると子どもたちには伝えました。本日の現地での学習を通して、一人ひとりの学びを出し合い、さらに充実した学習へとつなげていってほしいと思います。
  

12月12日(火) Jリーガーと一緒に

本日、地元のJリーグチーム「ロアッソ熊本」の4選手が子どもたちとの交流を目的に来校されました。5・6年生の子どもたちと給食を共に食べながら、楽しい時間を過ごすことができました。また、菊陽町の町長と教育長も来校され、本校自慢の給食をともに食べられました。最初は緊張からか、子どもたちも静かに食べていましたが、質問タイムぐらいから緊張も徐々にほぐれ、色々な話をしながら交流が進んでいきました。さらに、選手からサインをもらおうと長蛇の列ができていました。中には、白のポロシャツや赤白帽子にサインをもらう子もいて、大丈夫だろうかと心配しました。短い時間ではあったのですが、子どもたちにとっては、素晴らしい出会いと経験になったことと思います。
来シーズンに向けて大切な時期であったと思いますが、子どもたちに夢を与えていただいたことを、心から感謝しています。J1昇格を目指して頑張るロアッソ熊本の選手を、これからも応援していきます。「頑張れ ロアッソ熊本!」
  

12月11日(月) 「ダメ ぜったい!」

6年生の子どもたちを対象に、学校薬剤師の先生を講師として招いて「薬物乱用防止教室」を行いました。最近、若者の薬物使用に関するニュースをよく目にします。子どもたちの身近にも様々な薬があり、病気の治療に使用することも多いと思います。私たちの身を守るために薬は必要ですが、正しく理解し、正しく使っていかなければ、自分の命を危うくしてしまいます。薬物の名前などは、ドラマやニュース等で耳にすることがあるかと思いますが、その恐ろしさについては、理解できていないと思います。軽い気持ちでまちがった使い方をしてしまえば、成長期にある若者には心と体に大きな影響を与えてしまうことになります。自他の命を守るために、この教室はとても大切な学習だと考えています。
学校薬剤師の先生からは、正しい判断の下、正しい知識を身に付け、いざというときに「NO!」と断る勇気が必要であることを伝えていただきました。先生からも「子どもたちが、よく聞いてくれていました。」と褒めていただきました。今回限りではなく、繰り返して学んでいくことが必要であると感じました。
  

学校生活の様子(12月第1週)

12月8日(金) よい学習になったようです

3年生が校外学習として、工場や消防署、商店街などの見学旅行に出かけました。菊陽町馬場楠の鼻ぐり井手も見学し、公園でお弁当を食べる計画でした。天気にも恵まれ、よい学習となったようです。同行することはできませんでしたが、朝から張り切ってバスに乗り込んでいました。見学を終えて帰校してから、どんな学習をしてきたのかを聞かせてもらいました。「昔の人は、今みたいに機械がないのに、石を切って井出を作ったことがすごいと思いました。」「消防署の人たちは、人を助けるために訓練をしていることが分かりました。」「商店街では、お店の人が考えて値引きをしてくれていることが分かりました。」等、見学して感じたことを伝えてくれて、うれしくなりました。工場では、お土産もいただいたようです。担任の先生から、「見学して勉強したことを、お家の方にも伝えてください。」と話していました。子どもたちの表情は、多少疲れもあったかもしれませんが、充実した笑顔が見られました。

12月7日(木) 気持ちを引き締めて

本日、火災に備えた避難訓練を行いました。寒くなってくると、火気を取り扱うことが多くなるからか、火事のニュースをよく目にするようになります。あってはならないことですが、いつ、どのような場所で火災に遭遇するか分かりません。災害に備えて、どのように行動すればよいか準備しておくことは重要です。
消防署の方々にもご協力いただき、子どもたちの避難する様子や先生方の動きなどを見て、注意すべき点を教えていただきました。また、消火器の使い方について、水消火器で実演していただきました。子どもたちは、訓練放送をよく聞き、担任の先生の指示に従って静かに避難することができていました。避難場所に集合した際に、若干おしゃべりの声が聞こえたことを注意されました。先生方の動きとしては、初期消火の状況を集約する方法を考えてほしいと助言を受けました。助言していただいたことについては、次回の訓練に生かし、より安全に子どもたちが生活できる環境づくりに力を入れていきたいと思います。
 

12月6日(水) とてもユニークな取組です!

校内を回りながら子どもたちの学習の様子を見て回っていると、ある掲示物に目がとまりました。それには、「武小5年 計量カップ」と書かれていました。給食の時間に再び回って、この掲示の意味を尋ねてみました。5年生では、体育の時間に4グループに分かれてティーボールの対抗戦を行っているそうです。リーグ戦で戦っていくそうですが、そこで優勝したチームが、この軽量カップを手にすることができるとのこと。それを聞いて納得するとともに、大笑いしてしまいました。このようなユニークな発想は大好きですし、「頑張れ!」と応援したくなりました。このリーグ戦の結果を見ることが、これから楽しみになりました。
 

12月4日(月) 大相撲菊陽場所

本日、菊陽町総合体育館で「令和五年冬巡業 大相撲菊陽場所」が行われ、町内小学校の6年生が招待され、様子を見学させていただきました。子どもたちにとっては、大相撲というとテレビで観戦するぐらいかもしれないので、直接力士の様子を見る貴重な時間となりました。このような機会を設けていただいた関係者の方々に、心から感謝申し上げます。
決められた時間で見せてもらいましたので、本校の6年生は、「相撲甚句」「初っ切り」「幕の内土俵入り」の場面を見ることができました。時折力士が子どもたちの方に手を振ってくださると、子どもたちも喜んで手を振っていました。「初っ切り」では、土俵上の力士の面白い動きに、自然と笑いが出ていました。初めて力士の姿を見た子は、その大きさに大変驚いたことでしょう。1時間ほどの見学ではありましたが、よい思い出ができたことと思います。

学校生活の様子(11月第5週)

12月1日(金) 師走初日は寒い一日でした

本日から12月、師走に入りました。後期前半も残り3週間です。朝からとても寒く、私もたくさん着込んで朝の登校指導に出かけました。子どもたちとあいさつを交わす場所いつもの場所に立っていると、そこを自転車で通る高校生もマフラーをしっかり身に付け、寒さを防いでいる様子が見られました。寒そうに登校してくる子が多いのですが、そんな中に半袖で登校してくる子もいます。「今日はいつもより寒いんじゃないですか?」と尋ねると、「はい!」と元気に返してくれました。校内での子どもたちを見ていると、半袖姿の子もちらほら見かけます。その様子を見ると、私の小学生時代を思い出します。「1年中半袖、半ズボンで過ごすぞ!」と、ブルブル震えながら友達と競い合っていたものです。そして、結局熱を出してしまうこともありました。
熊本県は、インフルエンザ患者が増加し、大流行を意味する「警報レベル」になっているようです。冬休みまであとわずかですが、しっかり感染防止対策をして、みんな元気で過ごしてほしいと思います。

11月30日(木) 菊陽町人権子ども集会に向けて

今週の土曜日に、部落差別をはじめあらゆる差別をなくす「第39回菊陽町人権子ども集会」が行われます。この集会は、部落差別(同和問題)をはじめあらゆる差別をなくすため、児童・生徒を中心とした集会活動を行うことを通して、すべての人々の人権意識の高揚を図り、一人ひとりの人権が尊重される人権共存社会の実現を目指して行われるものであり、長年菊陽町で大切に行われてきた集会です。ここ数年はコロナ禍であったため、子どもたちが集まっての集会はできませんでしたが、オンラインで学校を結びながら実施されていました。今年は4年ぶりに、子どもたちが集まって行うことができます。
本年度はステージ発表を行うことができ、6年生や人権委員会が中心となって、本校の取組を紹介してくれます。発表練習の様子を見せてもらいましたが、代表の子どもたちが一生懸命思いを伝えようと頑張っている姿は、素晴らしいと感じました。当日はより広い体育館での発表となりますが、自分たちの取組に自信をもち、本校の代表として堂々と表現してほしいと願っています。明日は本番前の最後の練習となりますが、本日と同じように見せてもらい、子どもたちをしっかり励ましたいと思います。

11月27日(月) なかまとしての意識を高めるために

本日、同じ中学校区の小学校6年生が顔を合わせ、互いに知り合い、仲間としての意識を高めるための「小6交流会」を行いました。先週の金曜日までは、3校の6年生全員が本校の体育館に集まり、交流を深める計画を立てていました。しかし、各校でインフルエンザが流行しているという情報が入り、急遽オンラインでの交流に変更しました。この交流会を楽しみにしていた子も多かったと思いますが、第2回目の交流会では、参集して実施できればと考えています。
交流会では、各校の紹介やクイズなどで盛り上がりました。特に、各学校の紹介は大変工夫されていて、大いに楽しませてもらいました。6年生みんなで踊りを披露した学校もあり、しっかり準備されていたことが伝わってきました。コロナ禍でオンラインでの集会にも慣れているのか、各学校紹介へのお返しの意見も次々と発表されました。オンラインでの交流会になりましたが、当初の目的はしっかりと達成できたことと思います。急な変更ではありましたが、子どもたちのためにと準備していただいた先生方、そしてサポートしてくださったICT支援員の方々に心から感謝しています。

学校生活の様子(11月第4週)

11月24日(金) 手をきれいに洗おう!

現在、養護教諭の免許取得のために、約1ヶ月教育実習生が本校で学んでいます。本日、その教育実習生が1年生に保健指導を行うということで、参観させてもらいました。本時のねらいは、「手洗いの大切さを考えよう」でした。子どもたちには、日々担任から手洗いの大切さを話していますし、子どもたちも分かっているのですが、なかなか上手に洗えていないという実態もあります。実際に手洗いの実験をしながら、どこの汚れが十分洗えていないのかを視覚的に確かめる授業でした。一生懸命手を洗った後に、ブラックライトに照らして洗えていない部分を確かめましたが、指の間や指先、手首に汚れが残っていることが分かると、「わーっ、汚れが落ちてない。」という声が聞こえてきました。しっかり手を洗うことの大切さと洗い方については、みんなが理解できたようでした。授業の後に教育実習生と話をしましたが、「緊張したけれど、もっとこうすればよかったと思うところがあります。とても勉強になりました。」という意見が返ってきました。実習期間も残り少なくなりましたが、子どもたちとより多く触れあいながら、多くのことを学んでほしいと思います。
  

11月22日(水) 人権教育公開授業研究会

午後から町内の小学校の先生方全員本校に集まり、全員研修(人権教育に関わる公開授業及び授業研究会)を実施しました。低学年、中学年、高学年の3つの公開授業を計画し、前期後半から授業づくりを行ってきました。低学年で公開を予定していた学級が、インフルエンザの流行により学級閉鎖となったため、2つの学年の授業を公開しました。授業の様子を見て回りましたが、参観された先生方や協力者の先生から、子どもたちがしっかりと自分を見つめ、考えながら発表する姿を褒めていただきました。また、教師自身が自分を語ることの大切さを、授業者から教えられました。
本校の学級経営の基盤に、「人権教育を根底に据えた教育活動の推進」を掲げています。本日参加していただいた先生方からのご意見を真摯に受け止め、見えてきた成果と課題を整理し直し、本校が大切に受け継いできた人権教育の取組を進めていきたいと思います。そのためにも、私たち教職員一人ひとりが、日々人権感覚を磨く努力を行っていかねばならないと思いました。
  

11月21日(火) 「なかよしフェスタ」に参加して

午前中に武蔵ヶ丘中学校区特別支援学級学習成果発表会「なかよしフェスタ」が行われ、本校の子どもたちも参加しました。各学校のブースで、この日のために時間をかけて作ってきた販売物やゲームを紹介し合いながら、他校の子どもたちと交流を深めました。事前にどのようなものを作っているかは知っていましたが、ブースに並べられたものを見ると、本当によく出来ていて、素晴らしいと感じました。また、誰でも楽しめるゲームは、プログラミングを使って自分たちで作ったものであり、大変驚きました。本校のブースを訪れた子どもたちも、笑顔で楽しんでいましたし、何よりも本校の子どもたちのうれしそうな表情が印象的でした。開会式や閉会式で代表発表した子もいましたが、練習の成果を発揮し、堂々と発表してくれて、一人ひとりの子どもたちの大きな成長を感じました。他校の友だちも出来たようですし、この経験を自信に変えて、これからの学校生活に生かしていってほしいと思います。子どもたちの頑張っている姿と笑顔に、たくさんの感動をもらいました。ありがとうございました。

11月20日(月) ほめられてしまいました

いつものように、いつもの場所で朝から登校指導をしながら、子どもたちを迎えていました。今朝も大変冷え込み、子どもたちも寒そうに歩いてきていましたが、多くの子どもたちが元気にあいさつをしてくれました。お休み中の出来事や今日楽しみにしていることなどを話してくれる子もいますが、一人の子がこんなことを話してくれました。「校長先生、すごいですね。寒い中に30分ぐらい立っていますね。」この言葉を聞いて、本当にうれしくなりましたし、心が温かくなりました。「ほめられる」ということは、こんなにも相手を元気にするものかと、改めて子どもから教えてもらった気がしました。私も負けずに、262人の子どもたちのもつ素晴らしいところ今まで以上に見つけ、しっかりとほめていきたいと思います。

学校生活の様子(11月3週)

11月17日(金) 身近な環境に目を向けて

熊本県環境立県推進課から講師をお迎えし、4年生を対象に「くまもと環境出前講座」を行いました。本日の講座のテーマは、「水」でした。熊本県の生活用水の約8割は地下水と言われるほど水資源に恵まれています。地下水に恵まれているからこそ、水があることが当たり前になってしまい、生活用水を無駄にしてしまうこともあるかもしれません。水は、限りある資源です。日頃から無駄なく、大切に使っていくことが必要だと考えます。
本日の出前授業では、地球上で淡水がいかに重要であるか、また熊本の水資源の素晴らしさを子どもたちに伝えられました。さらに、パックテストを使って、どのような場面で水を汚してしまっているかを実験しました。
今回の出前講座をきっかけに、日頃の自分の水の使い方について関心を持ち、考えながら水を使っていってほしいと思います。

11月16日(木) 来年4月を楽しみに

次年度、本校に入学予定の子どものたちの就学時健康診断を行いました。子どもたちの様子を見ていましたが、最初は緊張もあったようですが、それも徐々にほぐれ、検診終了後は元気に体育館を走り回る姿も見られました。子どもたちが検診を行っている間、保護者の方々には本校の取組等について説明しました。また、入学前に準備していただきたいことを説明しました。
あいさつでも話しましたが、4ヶ月少々で入学式を迎えます。子どもたちも保護者の方々も、その日を楽しみにしていることでしょう。来年度入学してくる子どもたちも、安全で安心して学校生活を送ることが出来るよう、職員一同力を合わせて準備していきたいと思います。寒い中での就学時健康診断でしたが、保護者の皆さまにもご協力いただき、ありがとうございました。

11月14日(火) 委員会活動が活発です

児童会活動として、5・6年生の子どもたちが10種類の委員会に分かれ、それぞれの委員会が「学校全体に必要な」「学校全体の役に立つ」「学校全体が楽しくなる」活動を見つけ、提案し、実行してくれています。今朝は、運営委員会の子どもたちが正門で「あいさつ運動」を行っていました。本校の児童会キャラクターである「ムサシくん」の着ぐるみを着ている子もいて、多くの子どもたちが集まってあいさつを交わしていました。昨日は、運営委員会主催で希望者を集め、昼休みの「お昼寝」の時間を計画していました。昼休みは、環境・ボランティア委員会の呼びかけで「草とりンピック」が行われていました。先週は、運動委員会が「学級対抗ドッチビー大会」を計画し、大変盛り上がりました。人権委員会は、12月2日(土)に行われる「町人権子ども集会」への呼びかけやポスターづくりを頑張っています。すべてを書き出すとなるときりがないのですが、どの委員会の子どもたちも、朝や給食時間、昼休みと自分たちで考え、主体的に行動してくれていることをうれしく感じます。委員会の子どもたちの活躍の様子については、今後もこの「校長ブログ」に書いていきたいと思います。

11月13日(月) 寒い朝でした!

今朝は、この本年度一番の寒さとなりました。いつものように、いつもの場所で登校してくる子どもたちを待っていましたが、「寒い!」という言葉を何度も口にしてしまいました。いつも自転車で通学する高校生も、白い息を吐きながら坂道を上っていました。
子どもたちの服装も、一気に冬バージョンに替わりました。つい先日までポロシャツで登校する子がたくさんいましたが、今日は防寒対策でジャンバーをはおったり、マフラーで顔を覆ったりしてくる子もいました。しかし、「おはようございます」のあいさつは、いつものように声を出してくれました。
登校した後は、いつものように運動場で元気に走り回り、体を温めている子どもたちもたくさんいました。
これからますます寒い日が増えてきます。寒さに負けず、元気に過ごしてほしいと願っています。私も寒さに負けず、毎朝子どもたちと元気にあいさつを交わしたいと思います。

学校生活の様子(11月2週)

11月9日(木) 初めてのオープンスクール

本校で初めてのオープンスクールを計画したところ、たくさんの保護者の方々に参観していただき、ありがとうございました。オープンスクールは、日頃の教育活動を保護者の方々に自由に参観いただき、学校とご家庭・地域との連携をより深めることを目的として行いました。授業参観のように担任による授業だけでなく、専科の授業もありました。校内の様子を見て回っていると、「理科室はどこですか。」「音楽室を探していますが・・・。」等、尋ねられました。いつもの授業参観では、行われる教科がある程度決まってしまいますが、様々な場所で、色々な教科を学習する子どもたちの姿を見ていただきました。2時間続きで参観していただきましたので、ゆっくりとご覧いただけたことでしょう。多少緊張している子どもたちもいたようですが、楽しく学習を進めていたようでした。

11月7日(火) 50周年を記念して・・・・

本校は創立50周年を迎えましたが、全校児童及び職員で記念の航空写真撮影を行いました。このように大規模な写真撮影は節目の年にしか撮りませんので、子どもたちにとっても幸せなことだと思います。航空写真といえば、以前は小型飛行機が飛んできて撮影されていました。しかし、現代の航空写真は、ドローンで撮影されています。ドローンが上空高く飛んでいく様子を見て、子どもたちも大興奮でした。また、どんな写真が撮れたのかも、その場で確認することが出来ます。改めて、時代の変化を感じたところです。その後、体育館で記念の学級写真の撮影もありました。
今回の航空写真は、パネルで学校内に掲示しますし、写真や校歌の入ったクリアファイルも配られる予定です。みんなで力を合わせて本校の校章を描きました。完成した写真が学校に届き、多くの方々に見ていただく日が待ち遠しいです。

11月6日(月) 学力充実タイム

本日、全学年一斉に「学力充実タイム」という取組を行いました。本日は国語の問題に挑戦しましたが、ミニプリントを何種類か印刷してありました。すべての教室を見て回りましたが、どの学年の子どもたちも、一生懸命問題に向かう姿が見られました。問題を解く様子を見ていると、「校長先生、分かりません。」と聞いてくる子がいたので、ヒントを出しながら一緒に考えました。担任の先生に見てもらうために、長い列が出来ている教室もありました。本校の児童に育てたい資質・能力に「やり抜く力」があります。難しい問題もあるとは思いますが、自分の力でしっかり考え、正解したときの達成感を味わいながら、一人ひとりが力を付けていってほしいと思います。

学校生活の様子(10月第5週~11月第1週)

11月2日(木) 災害に備えて・・・・

本日、菊陽町では緊急地震速報訓練が行われました。防災行政無線から訓練放送が10時頃に流れるということでしたので、各学年で放送に合わせて教室内で対応するよう考えていました。子どもたちの様子を見るために、校内を回っていましたが、残念ながら、訓練放送が校内にまでよく聞こえなかったので、タイミングがずれてしまったようです。教室では、地震避難訓練の時の様子を思い出させながら、校内放送を静かに聞くことやどんな行動が必要かを確認していました。これも大切な勉強だと感じました。
災害は、いつ起こるか分かりません。自分の命、そして身近な人たちの命を守るために、もしもの時にどのように行動するかを学校でも、そして家庭でも話し合っておくことが必要でしょう。

11月1日(水) たくさん おいもが とれました

低学年の学級園でさつまいもを育てていましたが、いよいよ収穫の時期を迎えました。1年生が収穫すると聞いていたので、様子を見に行きました。さつまいもの蔓を一輪車で運んでいましたが、なかなか思うように運ぶことができない様子が見えたので、軍手を握りしめて応援することにしました。蔓を運び終わると、いよいよさつまいもを掘り始めました。悪戦苦闘しながらも、たくさんの芋を収穫することができました。「いもがいっぱいついています。」「見てください。大きいいもがとれました。」と、子どもたちの喜びの声がたくさん聞こえてきました。予想以上にたくさんのさつまいもが収穫できたので、用意したビニール袋にたくさん詰めて、家に持ち帰りました。土と親しみながら過ごした1時間は、子どもたちにとって、また私にとっても楽しい時間でした。
  

10月30日(月) 毛筆指導 ありがとうございました!

3~4時間目に、地域の方の協力を得て、3年生の毛筆指導を行っていただきました。「つり」という文字を練習しましたが、半紙の中心や上下のバランス、筆の運び方等について専門的に指導していただきました。以前勤務していた学校でも毛筆指導を行っていただいたことがありますが、書き方のポイントをわかりやすく説明していただくので、どんどん上達ことを思い出します。また、教える側の私自身も、大変勉強になりました。本校には毎年来ていただいているとのことでしたが、今後もお願いしていきたいと思います。地域の方を紹介していただいている地域学校協働活動推進員の方にも、心から感謝しています。
  

学校生活の様子(10月第4週)

10月27日(金) 給食試食会

PTA給食委員会の方々の企画で、給食試食会が行われました。30人以上の保護者の方々に参加いただき、本校自慢の給食を食べていただき、感想をいただきました。また、子どもたちが給食の準備をしている様子や美味しく食べている様子も見ていただきました。廊下側からではありましたが、子どもたちが美味しそうに給食を食べている姿を見られ、安心していただけたのではないかと思います。また、本校の学校栄養職員から給食を作る流れや衛生管理等について説明しました。徹底した衛生管理の様子をスライドで見ていただいたところ、「感動しました」というご意見が多数ありました。参加された保護者の方々からいただいた意見を元に、今後も学校でできる食育に励んでいきたいと思います。
 

10月26日(木) 「行ってきます!」

本日から明日までの2日間、5年生が集団宿泊教室に出かけました。朝早くから子どもたちは出発を待ちきれない様子で、元気な声が響いていました。早く登校した子どもは、わざわざ校長室前に来て、元気な声で「おはようございます!」と挨拶してくれました。出発式の様子を見ていましたが、事前に考えた5年生の目標を声に出しながら確かめていて、素晴らしいと感じました。バスに乗り込むときも、みんな元気に「行ってきます!」と言ってくれました。同行した先生から連絡がありましたが、やる気に満ちた立派な態度で活動に臨んでいると聞き、さらにうれしくなりました。自然体験学習が中心の2日間となりますが、友達とのきずなを深め、思い出に残る宿泊教室にしてほしいと願っています。

10月24日(火) たくさんの方々が来校されました

本日は、熊本県教育委員会の学校訪問と言うことで、熊本県教育長をはじめ14名の方々が来校され、本校の教育活動の様子を見てくださいました。子どもたちには話していませんでしたので、驚いた子もいたかもしれません。また、全ての学級を見られたわけではないので、多くの方々が来校されたことを知らなかった子もいたことでしょう。
本校の教育活動の様子を見て、「元気ですね。」や「すごいですね。」といった言葉をかけていただきました。その後、本校が力を入れて取り組んでいる多文化共生教育について説明しました。様々な視点から意見や感想をいただき、今後の学校経営に生かしていきたいと感じました。本校にとって、大変貴重な一日となりました。

10月23日(月) 収穫できてよかったです!

本日、5年生が地域の方の協力を受けながら育てていた米の稲刈りを行いました。本当は先週の金曜日に行う予定でしたが、天候不良のために本日に延期していました。今年の夏は稲の生育を脅かすほどの猛暑が続き、無事に収穫できるだろうかと心配しました。また、害虫の被害を心配した時期もあり、無事に収穫の日を迎えることができて、ほっとしました。稲刈りをこれまでに経験したことのある子、初めて経験する子といましたが、それぞれが自分たちの育てた稲を丁寧に刈り取っていました。運ぶ際に落ちてしまった稲穂も、「もったいない。」と言いながら集める子もいました。稲刈りをした後に、お世話になった地域の方に子どもたちが感想を伝えていました。10日ほど干した後、脱穀、そして精米と作業は続きましが、子どもたちの表情から達成感が伝わってきました。
  

学校生活の様子(10月第3週)

10月20日(金) プログラミング学習

社会の中にあるプログラミングへの理解を進め、グローバル人材の育成を図ることを目的に、ソニーセミコンダクタマニュファクチャリングの方々に来校いただき、6年生を対象にプログラミングについて学ぶ出前授業を行っていただきました。キューブ型のロボットトイを動かすプログラミングをタブレット端末で作り、実際に動かすといった内容でした。スタッフの方に説明をしていただいた後、自分でプログラミングを組み立てていきましたが、子どもたちの理解と操作の速さに驚かされました。あっという間に複雑な動きをプログラミングする子もいて、実際に動かしながら楽しんでいる様子が見られました。将来プログラミングについて学び、その技能を生かした仕事に就きたいと希望する子も出てくることでしょう。未来への夢が広がる学習だと感じました。
 

10月18日(水) 5年生国語「和の文化を受けつぐ~和菓子をさぐる」

本日、5年1組で国語の研究授業が行われました。菊池教育事務所の指導主事を講師としてお迎えし、国語科の授業の在り方や本校の校内研究の進め方についてアドバイスをいただきました。説明文「和の文化を受けつぐ~和菓子をさぐる」を使いながら、本文の内容と関連付けて筆者が用いている写真の効果について考えるという授業づくりが行われていました。子どもたちが授業に集中して取り組み、自分の考えをしっかりと発表する姿が見られ、参観した本校の先生方、そして指導主事からも「素晴らしい。」という声が聞かれました。本単元での学びを通して、子どもたちが「100年後も残したい!和の文化パンフレット」を作成する予定だそうです。どんなパンフレットを作ってくれるのか、大変楽しみです。
  

10月17日(火) 清和文楽を調べよう

教室を回っていると、4年生の教室で社会科の授業が行われていました。電子黒板を見ると、山都町の清和文楽の写真が映し出されていました。「清和文楽」は、私の出身でもある清和の伝統芸能の人形浄瑠璃のことです。ふるさとを思い出してうれしくなり、しばらく授業を見せていただきました。担任の先生がプレゼンテーションソフトを上手に活用しながら、山都町の位置や清和文楽の特徴などを説明していました。また、清和文楽の様子を動画で紹介されたときは、昔を思い出してなつかしくなりました。文楽館の写真などを見ながら、ふるさと清和を思い出した時間でした。

10月16日(月) 思うように飛ばないボール

運動場で6年生が体育の授業を行っていたので、しばらく見学していました。ベースボール型ゲームの学習で、「ティーボール」を行っていました。「ティーボール」は、野球やソフトボールによく似たゲームで、バッティングティーにボールを乗せ、その止まったボールを打者が打つというものです。野球やソフトボールと違って、投手はいません。小学校時代にソフトボールを経験した私も挑戦したことがあるのですが、思うようにボールが飛ばず、なかなか難しいと感じた経験があります。野球のルールをあまり知らない子も増えていますから、なおさら大変かもしれません。ホームランを目指して勢いよくプラスチック製のバットを降るのですが、ボールを飛ばすのに苦労していたようでした。最初は上手くいかないかもしれませんが、子どもたちのことですから、何度か練習していくうちに、徐々に上手になっていくことでしょう。

学校生活の様子(10月第2週)

10月13日(金) 天気の変化と食品ロス

5年生の理科の学習で、「天気の変化」について学習が行われています。授業の後半で、「天気の変化と食品ロス」についての動画を視聴していました。一緒に見ていると、「なるほど」と思うことがたくさん伝えられていました。気温の違いによって、よく売れる食品が違います。暑い日は冷たいものが売れ、寒い日は温かいものがよく売れることは何となく感覚で理解できますが、それは気温の高低だけでは判断できないため、あらゆる情報を収集し、それらを総合して考え、どんな食品を仕入れるかを決めているという内容でした。以前は、人の感覚だけで決めていたため、結果的に売れない商品が出てしまい、食品ロスにつながっていたそうです。現在は、情報通信技術の進展に伴い、食品ロスを少なくすることにつながっているそうです。理科の学習を通して、子どもたちがSDGsについて学んでいることを感じた時間でした。

10月12日(木) 後期のスタートに当たって

秋晴れの元、本日から後期がスタートしました。子どもたちが、いつものように元気に登校してくれたことをうれしく感じました。いつもの場所で子どもたちを待っていると、一人の子が「校長先生、今日も一日頑張りましょう。」と声をかけてくれました。
前期の終業式は、インフルエンザの感染防止を考慮し、リモート形式になってしまいましたが、後期の始業式は、全校児童が体育館に集まる形で行いました。始業式が始まる前に、1年生がおしゃべりをせずに並んで体育館に入場する姿を見て、とても成長していることを感じました。代表の子どもたちが、後期に頑張りたいことを発表してくれました。緊張したようですが、みんなの前で堂々と発表する姿が素敵でした。久しぶりにみんなで校歌を斉唱しました。子どもたちの歌声を聞きながら、後期も子どもたちのために頑張ろうという気持ちが、より強くなりました。後期もよろしくお願いいたします。
  

学校生活の様子(10月第1週)

10月6日(金) 前期終業式

本日、前期終業式を行いました。4月10日に令和5年度の始業式を行って98日が経ち、折り返し地点を迎えました。県内でインフルエンザ注意報が出ていることもあり、リモートで終業式を行いました。終業式の話の中で、各月で子どもたちの活躍で印象に残った出来事を紹介しました。また、前後半をスタートする際に話した3つのお願いから、日頃の生活を振り返ってもらいました。児童代表感想発表では、3年生と6年生が前期に頑張ったことや印象に残ったこと、後期に取り組みたいことなどを発表してくれました。それぞれが学習面や生活面等を振り返り、自分の言葉で堂々と発表する姿を見て、本当に素晴らしいと感じました。各学年でも同様に前期の振り返りが行われていますので、ここで感じたことを後期の学校生活に生かしてほしいと思います。
明日から5日間の秋休みに入ります。各教室を回りながら、交通事故等に注意するよう、私からも伝えました。短い休みではありますが、秋の風を感じながら有意義な時間を過ごしてほしいと願っています。そして、10月12日(木)に、また元気に挨拶を交わしたいと思います。

10月5日(木) なつかしい遊び

授業中に子どもたちの様子を見て回っていると、まとめの学習やお楽しみ会の計画を考えている学年を見かけました。1年生の教室を見てみると、お楽しみ会が行われていました。行っていたゲームは、「ハンカチ落とし」でした。そのう様子を見ながら、なつかしさを感じました。小学生時代に、一時期ハンカチ落としが流行り、毎日ハンカチ落としをしていた時がありました。何度やっても楽しくて、学級でワイワイ言いながら行っていました。かくれんぼが流行ったり陣取りが流行ったりと、その時々で楽しんでいたときのことを思い出しました。
明日が前期終業式です。「前期頑張ったね会」を計画している学年もあるようです。楽しい思い出をたくさん作ってほしいと思います。

10月3日(火) 子どもたちの発想は素晴らしい!

授業中に子どもたちの様子を見て回っていると、1年生と2年生の教室で図工が行われていました。クレヨンや絵の具を使って絵を描いていたようですが、「校長先生、見てください。」と、自分の描いた絵を見せてくれました。どれもよく描けていていて、また発想の面白さに驚かされました。牛の背中を滑り台にして遊んでいる子どもたちの様子を描いたものや、見学旅行で思い出に残った動物の絵を上手に描いている子もいました。担任の先生の注意をよく聞き、一人一人が一生懸命に描いた絵は、どれも素晴らしい作品です。子どもたちの描いた絵を見ながら、心が温かくなりました。「上手に描けたね。すごいです。」と話すと、にっこり笑顔を返してくれました。

10月2日(月) 一日の寒暖差に悪戦苦闘

今朝はずいぶん気温も下がり、半袖では少々肌寒く感じるくらいでした。朝から子どもたちの登校を見守っていると、上着を一枚羽織ってくる子もいました。9月は猛暑が続いていましたので、やっと秋らしくなってきたことを感じました。しかし、日中は気温も上がり、運動場で遊んでいる子を見ていると、汗をかきながら走り回っています。一日の寒暖差が激しく、子どもたちが体調を崩さないだろうかと心配になります。各地では、インフルエンザも流行しています。前期も残すところ1週間となりました。健康管理も難しい時期ではありますが、子どもたちが元気に前期終業式を迎えられることを祈っています。

学校生活の様子(9月第5週)

9月29日(金) 感謝!300,000アクセス

本校のホームページへのアクセス回数が、300,000回を越えました。たくさんの方々に本校のホームページを見ていただき、ありがとうございます。1日のアクセス数が500回を越える日もあり、驚いているところです。できる限り毎日更新することを心掛け、本校自慢の給食や学校で見かけた何気ない出来事を綴っているところです。今後も本校の教育活動の様子やお知らせ等を発信していきたいと考えています。多くの皆さまのご理解並びにご協力をよろしくお願いいたします。

9月28日(木) 本物に触れる素晴らしさ

令和5年度 文化芸術による子供育成推進事業の派遣事業として、「東京nanairoアンサンブル」の方々をお迎えし、芸術鑑賞会を行いました。低・中・高学年と別れて、弦楽,オーボエ,ピアノ,声楽によるアンサンブルを楽しみました。教科書で学習するような曲や子どもたちに馴染みのある曲などの演奏があり、身を乗り出して聞き入る様子が見られました。本校の校歌を演奏していただき、子どもたちが歌うといった内容も取り入れてあり、あっという間に1時間が過ぎてしまいました。演奏していただいた方々には、子どもたちの反応や鑑賞する態度をほめていただきました。このように本物の美しい演奏に触れ、心を豊かにする時間は貴重だと思っています。東京nanairoアンサンブルの方々の演奏と、音楽を楽しむ子どもたちの表情を見ていると、私の方が心が温かくなりました。
  

9月27日(水) 楽しい授業を目指して

水曜日の放課後は、先生方と学校課題の解決や一人一人の授業力の向上等を目指して研修を行っています。本日は、本校で力を入れている国語科の授業づくりについて学び合う時間を設定しました。熊本県立教育センターの指導主事を講師としてお迎えし、子どもたちが国語の授業をより楽しく学ぶための実践例などを教えていただきました。先生方が子ども役になって発問を考える模擬授業や指導技術を紹介していただくなど、多くの学びがありました。私も研修に参加しながら、これまで行ってきた国語の授業を振り返り、「このように教えれば、子どもたちはもっと読みを深められたのではないか」と考えさせられました。本日の研修を通して、「国語の授業が好き」と言える子どもたちを増やしていきたいと思いました。
 

9月26日(火) 6年生国語「海の命」

本日、6年生の国語の授業を見せてもらいました。教科書の教材「海の命」をを読んで、考えたことを伝え合う力を高める学習が考えられました。立松和平さんが書かれた「海の命」は有名な物語文で、小学生の時の額数して覚えているという保護者の方も少なくないのではないでしょうか。漁師として生きる主人公の太一の成長を追った物語ですが、父のかたきである瀬の主(クエ)と対峙したとき、クエを海の命と感じることで、銛を打たなかったといったお話です。私も、この教材を使って何度も授業を行ってきましたし、もっと子どもたちの心に響く授業にできないかと悪戦苦闘した当時を思い出しました。主人公が瀬の主を打たなかった理由を考えていましたが、自分の考えをタブレットに書き込み、意見を交流していた様子が印象的でした。グループで話し合った意見は、電子黒板に映し出され、学級内で共有されていて、授業の形もどんどん進化していることを感じました。

9月25日(月) 楽しみですね

授業の様子を見て回っていると、1年生の教室では、間近に迫った見学旅行に向けての事前指導が行われていました。熊本動植物園に出かける予定ですが、施設内で注意することやバスの乗り方、グループで乗る遊具についてなど、担任の説明をしっかり聞いていました。話を聞いている表情が生き生きしていて、見学旅行を楽しみにしていることがよく伝わってきました。新たに配られた資料をしおりに貼ったりする作業も頑張っていました。先生の話をよく聞き、ルールをしっかり守りながら、楽しみながらたくさんのことを学んできてほしいと思います。

学校生活の様子(9月第4週目)

9月21日(木) 上手に描けたかな?

本日の午前中、2年生で水彩絵の具道具の使い方と合わせて、色の作り方などについての学習が行われました。外部から講師の方をお迎えし、子どもたちに対して一つ一つ丁寧にご指導いただきました。子どもたちの表情を見ていると、本当にうれしそうに話を聞いている様子が伝わりましたし、早く使ってみたいという意欲が感じられました。赤色と黄色を混ぜてオレンジ色を作る場面では、混ぜ方によって色が違うことに歓声が上がっていました。私は水彩で絵を描くことが苦手でしたので、このように丁寧に教えてもらっている子どもたちを、うらやましく思いました。これから水彩で絵を描くことが多くなってきます。子どもたちが、白い画用紙にどんな絵を描いてくれるのか、今から楽しみです。
  

9月19日(火) 久しぶりに子どもたちの顔を見て

先週の木曜日早朝から修学旅行に出かけ、昨日まで連休でしたので、6年生以外の子どもたちと久しぶりに顔を合わせました。「あっ、校長先生だ。」や「校長先生、修学旅行はどうでしたか?」など、朝から声をかけてくれる子がたくさんいました。本当に有り難いと感じましたし、本校の子どもたちの笑顔を見ると、私も元気が出てきます。そんな中、「校長先生、これをあげます。」と折り紙で作った犬を持ってきてくれた子がいました。本当にうれしくて、すぐに校長室に飾らせてもらいました。子どもたちに元気をもらって、「今週も頑張ろう!」と思った一日でした。

学校生活の様子(9月第3週)

9月15日(金) 修学旅行(2日目)

修学旅行も2日目を迎えました。子どもたちの朝の目覚めもよく、起床時間になるとすぐに活動を始めている子がたくさんいました。朝食はお弁当形式で出されましたが、しっかり食べている様子が見られ、安心しました。中には何回もご飯をおかわりしている子もいて、驚かされました。
昨日同様に、天気予報とにらめっこしながらの旅行となりました。朝の予報では、ハウステンボスのある佐世保市の天気は雨はほとんど降らないと出ていましたが、現地に近付くうちに雨の予報に変わり、雨具が必要となってしまいました。子どもたちみんなが、本日のハウステンボスでのグループで計画した活動を楽しみにしていましたが、動きにくくなってしまったようです。どんなに情報機器が発達したとしても、自然の力にはかなわないと感じました。
全員が無事に2つ間の修学旅行を終え、無事に学校に戻ってきました。解散式の中で、一人一人が思い出に残る修学旅行となるよう、多くの方々が支えてくれたことを子どもたちに伝えました。その一人一人の顔を思い浮かべながら、感謝する気持ちを忘れないでほしいと思います。一番「ありがとう」を伝えなければならないのは、家族の方々です。6年生の保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
  

9月14日(木) 修学旅行(1日目)

6年生と共に、長崎方面へ修学旅行に出かけました。朝から長崎県には大雨洪水警報が出され、天候を心配していました。出発した後も様々な天気予報から情報を集め、長州港に向かう途中も、子どもたちの安全を最優先し、活動計画を変更することもやむなしと考えていました。ところが、子どもたちが長崎市内に近付くにつれて天候が回復し、到着したときは雨も降っていませんでした。天気が子どもたちの見方をしてくれたようで、被爆体験講話、フィールドワーク、平和集会、原爆資料館見学と、1日目のすべての活動を計画通りに進めることができました。
2時間近く歩きながら学ぶフィールドワークでは、ずいぶん疲れたようでしたが、メモをしっかり取りながら学習を進めていました。公共の施設内での過ごし方についても、自分たちで注意し合いながら、考えて行動する場面が見られました。
実際に自分の目で見たり聞いたり、そして触れたりしながら、一人ひとりが反戦・反差別の気持ちを高めてほしいと願っています
  
9月13日(水) かわいい来室者?

校長室で仕事をしていると、ドアをノックする音が聞こえます。「どうぞ。」と応えると・・・・開いたドアから1年生の子が顔を見せて「入っていいですか?」と尋ねてきます。本校の校長室には、低学年の子どもたちを中心に色々な子がやってきて話をしてくれます。中には、歴代の校長先生方の写真を一生懸命見て「すごいなあ。」と言う子もいます。子どもたちが校長室に入ることはなかなかないので、興味があるのでしょう。お勉強で頑張ったことや給食のことなどを話してくれて、私にとっては癒やされる時間です。
私が小学生の時には、校長室に入ることはほとんどありませんでした。今の子どもたちにとっては、校長室も身近な場所になっているのかもしれません。校長室は、毎日色々なお客様が来室され、お話をしてることもあります。中の様子を確認し、ルールをしっかり守ってくれれば、私は大歓迎です。また楽しい話を聞かせてください。

9月12日(火) 芽が出てきました

先週、3年生が人参の種を蒔いたことを載せましたが、本日畑の様子を見に行くと、芽が出てきていました。朝から子どもたちが水かけをしている様子は何度か見かけていましたが、植物の生命力の強さと成長のスピードに驚かされます。子どもたちには、このように日々成長する様子をしっかりと観察し、生命の素晴らしさを感じてほしいと思います。また、5年生がお世話をしてきた稲も、今年の猛暑に耐え、だんだん育ってきています。害虫等の被害も心配なところですが、無事に収穫できることを祈っているところです。

9月11日(月) 教材「泣いた赤おに」

授業に取り組んでいる子どもたちの様子を見て回っていると、4年生の教室で道徳科の授業が行われていました。黒板を見ると「泣いた赤おに」と書かれてあり、懐かしく感じて引き込まれるように教室に入って見せてもらいました。この教材は、「友達と互いに理解し、信頼し、助け合うこと。」を深めることを考える教材として作られていますが、保護者の方の中にも、このお話の内容を覚えているという方も多いかもしれません。4年生の子どもたちは、自分たちなりに意見を道徳ノートにまとめ、友達と交流し合っていました。
私が懐かしく感じたのは、この教材を使って授業を行ったことがあるからです。人間と仲良くなりたい友達の赤おにのために、青おにがわざと村で暴れます。そんな青おにを赤おにが懲らしめ、優しいおにだと思わせることで、赤おには人間からの信頼を得て、仲良くなることができます。しかし青おには、赤おにが人間に疑われないように、家の前に一枚の手紙を残して赤おにのもとを去ってしまいます。その手紙を見た赤おには、青おにの自分を大切に思う気持ちを感じ、涙するという内容です。この教材を読むと、自分が授業づくりに苦心したことを思い出すとともに、日頃の友達との接し方は相手を理解したものになっているかを考えさせられます。

学校生活の様子(9月第2週)

9月8日(金) 「今日は見学旅行です!」

本日は、2年生が見学旅行に出かけました。ミルク牧場で様々な動物とふれあいながら、学習を行うそうです。朝からいつものように子どもたちの登校の様子を見守っていると、2年生の子どもたちがニコニコ笑顔で朝のあいさつをしてくれました。そして、「校長先生、今日は見学旅行です!」と何人も話しかけてくれました。とても楽しみにしていたのでしょう。
出発も見送りましたが、満面の笑顔で手を振っていました。子どもたちが帰ってくる時間に出迎えることができませんが、月曜日に楽しかった思い出をたくさん聞かせてくれることでしょう。私も楽しみです。

9月7日(木) 行動を決断するときに大切にすることは?

授業の様子を見て回っていると、5年生の教室で道徳科の授業が行われていました。教材のあらすじは、3人の子が図書委員会の仕事で、今日中にポスターを作ることになってて作業をしていました。そこへ1人の子がやってきて、仕事をしている3人のうちの1人に、翌日の地域陸上大会の練習に出るよう話します。今日中にポスターを作らなければならないに困ると反論されます。練習に誘われた子は少し悩み、そして決心するという内容です。「行動を決断するときに、大切にすることはどんなことでしょう。」と問いかけ、子どもたちがそれぞれ考えて意見を出していました。
集団生活を送る上で、果たさなければならない役割があることでしょう。複数の役割が重なる場合はありますから、自分はどんなことを大切にして判断し、そして行動するかを様々な面から考える機会はとても重要だと思います。自分も相手も気持ちよく過ごせるかという視点で最適解を考え、行動できる力を身に付けていくよい学習だと感じました。

9月5日(火) 教室から虫の鳴き声が・・・・

いつものように子どもたちの学習の様子を見て回っていると、ある教室の前の廊下で心地よい虫の鳴き声が聞こえました。その鳴き声の所在を確かめようと教室に入ってみると、虫かごの中のコオロギが静かに、またリズムよく鳴いていました。そのような中で、子どもたちが集中して学習に取り組んでいる様子が見られました。
先週のブログにも載せましたが、低学年の子どもたちは、バッタやコオロギ、アキアカネなどの虫を見つけることに一生懸命です。「校長先生、見てください。」と、たくさんの子どもたちが捕まえた虫を見せてくれます。捕まえた大きなバッタを見せてくれる子、残念ながら一匹も捕まえられなかった子など、その時の様子を生き生きと話してくれ、大変楽しいです。本校の虫捕りのブームは、しばらく続きそうです。

9月4日(月) 大きなにんじんが育つかな

先週3年生が、にんじんの種の植え方について地域の方から教えていただきましたが、本日は学校の畑に種をまきました。植える種を紙コップに用意していただき、一人一人が決められた場所に蒔いていきました。朝から日差しが強く、大変蒸し暑かったのですが、みんな一生懸命種を蒔き、土をかぶせていきました。また、それぞれが植えた場所に、たっぷりと水をまいていました。どんなにんじんが育つのか、楽しみにしているようです。ご指導いただいた地域の方には、大変暑い中に、朝から畑を耕していただき、本当に有り難く感じました。これから3年生の子どもたちが、水かけや草取りなど、お世話をして育てていくことになります。立派なにんじんが育つことを祈っています。
  

学校生活の様子(8月第5週)

9月1日(金) 生きもの探しに夢中な子どもたち

低学年の教室を回っていると、後方に虫かごがたくさん置いてあります。中をのぞくと、子どもたちが中庭で捕まえたバッタやコオロギ、カエルなどの姿を見ることができます。「校長先生、カエルを見つけたよ。」「このバッタ、私が捕まえました。大きいでしょ。」など話しながら見せてくれます。先日は、捕まえたコオロギのために、朝からキュウリを握りしめて登校した子もいました。「キュウリを持ってきたの。どうしてかな?」と尋ねると、「コオロギにあげるの。校長先生、見に来てください。」と話してくれました。
自然の生き物に触れたり世話をしたりすることは、色々な意味で子どもたちの心を豊かに育てることにつながっていくと考えます。虫かごをニコニコしながら見ている子どもたちを、今後も見守っていきたいと思います。

8月31日(木) 美味しいにんじんを育てるために

菊陽町は、国の指定産地としてにんじんの生産量が多く、「菊陽人参」ブランドで全国に出荷されているほどです。本校では、3年生の総合的な学習の時間に、菊陽町のにんじんについて調べたり、実際に育てたりする体験活動を通して、地域のよさに気づき、地域を愛する心を育てる学習活動を進めています。来週冬にんじんの種まきを行う予定ですが、その前に地域の方をお招きし、にんじんの育て方や注意することなどを聞く活動が行われました。実際にまく種を見せてもらったり、作業をされている様子を映した映像などを見せていただきました。「にんじんを育てるときに、大変なことは何ですか?」や「一日にどれくらい水をあげればいいですか?」など質問し、答えていただいた内容をメモしていました。これから種まきや自分たちで世話をしながら育てる活動が始まりますが、その日を楽しみにしていることが、子どもたちの表情から伝わってきました。
  

8月30日(水) 修学旅行の事前学習が進んでいます

各教室を回って子どもたちの学習の様子を見ていると、どの学年も落ち着いて学習が進められているようです。6年生の教室を回ると、修学旅行に向けての事前学習が行われていました。担任の先生が用意したプリントや写真等を使いながら、戦時中の様子や長崎に落とされた原子爆弾による被害などについて学んでいました。戦争中の学校の様子などを聞きながら、驚きの声が上がる場面もありました。また、教室の後方を見ると、色分けされた折り鶴がありました。計画的に千羽鶴を作成しているようです。事前学習や準備をしっかり行い、学び多き修学旅行にしてほしいと思います。
9月中旬に出かけますが、心配なのは暑さかもしれません。事前に熱中症対策等も考えていきますが、まずは一人ひとりが自分の体調管理をしっかり行い臨んでほしいと思います。

8月29日(火) ほめられて うれしかったです!

本日の朝は、青少年健全育成事業として「あいさつ運動」が行われましたので、武蔵ヶ丘中の正門前に立っていました。中学校前は本校の子どもたちの通学路になっていますから、子どもたちが次々と登校してきました。私の顔を見ると、みんな「なぜ?」という表情をしているのが伝わってきました。中には、「どうして校長先生がここにいるんですか。」と尋ねてくる子もいました。いつもと違う場所ではありましたが、「おはようございます」と元気にあいさつしてくれました。
多くの方が黄色のたすきを掛けてあいさつ運動をされていましたが、「武小の子どもたちは、横断歩道での待ち方が上手です。」や「元気にあいさつをしますね。」というお褒めの言葉をいただきました。子どもたちがほめられることは、本当にうれしいことですし、私も元気が出てきました。「ほめる」ことの大切さを改めて感じました。
子どもたちは、たくさんの可能性を秘めています。子どもたちの頑張りを認め、ほめ、励まし、そして伸ばしていきたいと思います。

8月28日(月) 前期後半スタート!

38日間の長い夏休みも終わり、本日から前期後半がスタートしました。いつものように正門近くの通学路で子どもたちを待っていると、元気に登校してくる姿が見られました。夏休み中に作った作品を袋に入れて持ってくる子もいて、大変そうでしたがそれぞれの笑顔が見られ、私の方がエネルギーをもらいました。朝の児童集会では、前期後半を迎えるに当たり、私から子どもたちへ3つのお願いをしました。そのお願いについては学校だよりに書いていますので、読んでいただければと思います。
その後、それぞれの教室を回りながら子どもたちの様子を見ていると、「カブトムシを捕まえたよ。」「動物園に行ったよ。」「花火を見に行きました。」等など、夏休みの思い出を話してくれる子がたくさんいました。猛暑や台風に悩まされた夏休みだったかもしれませんが、一人ひとりが色々なことを体験し、心に残る夏休みを過ごしたことが伝わり、私もうれしくなりました。
夏休み中は静かだった校舎に、子どもたちの明るい声が帰ってきました。その声を聞きながら、前期後半も子どもたちが安全で安心して教育活動をすすめられるよう頑張っていこうという気持ちが大きくなった一日でした。