学校生活

人権集会

 

 

 6月に人権集会を行いました。児童会人権委員会が、「菊鹿小人権宣言」を、自分の思いとともに、全校児童に伝えました。当日は校区在住の人権擁護委員さんにも来ていただき、菊鹿っ子の集会の様子をご覧いただきました。集会では、「川に降りる階段」という実話に基づいた絵本の読み聞かせがありました。車いすの少女とその級友の「いつも一緒に遊びたい、同じ時間を過ごしたい」という願いと行動が、いろいろな困難を乗り越え、川に降りる階段造成につながったというお話です。少女自身の頑張り、周りの友達の頑張り、子どもの気持ちを支え実現しようと尽力した大人の皆さんの頑張りで、子どもたちの願いが結実し、川に降りる階段が造られました。

 お話を通して、その人の立場に立って考え寄り添うこと、思いを声にして伝えること、行動に移していくこと、粘り強く取り組むこと、誰かにとって優しい社会は他の人たちにとっても優しい社会であること(ユニバーサルデザインの視点)などを子どもたちは、感じ取っていました。