学校生活

人権学習「ほんとうのともだち」(5年生)

 菊鹿小では、学期に1回の人権学習を行っています。3学期は「ほんとうのともだち」を学習しました。これは、体育の時間のサッカーリレーで、白組に追い越されてしまった赤組の「じゅんいち」が「けんた」から『やっぱ白山んもんは足がおせえ。』と言われ、深く傷ついた…という話です。「じゅんいち」は白山地区で生まれ育っており、リレーで負けたことを白山のせいにされて悔しい思いでいっぱいでした。5年生の子どもたちは、「じゅんいち」のつらい気持ちに共感するとともに、『やっぱ白山んもんは足がおせえ。』という発言のどこが間違っているのかを考えました。学習を通して、生まれや住んでいる所で差別することは全体に許されないのだと感じたようでした。

(子どもの感想)

 わたしは、「○○だから」「○○に住んでいるから」とかで差別をするのはいけないし、自分が言われたときにどんな気持ちになるかをちゃんと考えなければいけないと思いました。みんな平等に見て接したり、決めつけたりしないことが大切だと思いました。