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さすが南の6年生!

6年生理科の授業では、特に注意を必要とする実験がないときには、タブレットを使って、子供たち主体で進める授業に少しずつ挑戦しています。
今日は「電気は、どのようなものに変わる性質があるのか」という課題に対して、司会者を中心に、個人で調べて、グループや全体で検討しました。
 
一人一台のタブレットが導入されたことで、タブレット上で共同作業をすることができるようになりました。例えば、これまでブレインストーミングで考えを整理するときには、紙媒体の広用紙や付箋紙を使っていましたが、自分のタブレット端末に、友達がタブレット上で入力したデジタル付箋紙の内容も表示されるため、自分のタブレットの画面を見たり、デジタル付箋紙を操作したりすれば、席の離れた友達とも簡単に情報交換ができるというわけです。この1年半で子供たちのタイピング等のタブレット操作技能が飛躍的に上達したと感じています。
 
司会の子供たちは、やるべきことを確認したり、ちゃんと伝わっているか確かめたりして上手に進めています。また、司会でない子供たちもタブレットに表示された友達の考えと自分の考えを比較しながら「もう少し時間がほしいです」「班で確認させてください」と真剣に学んでいます。
教師は、司会をしている子供にアドバイスをしながら、個別に指導をしたり、よい考えを拾い上げたり、アプリの使い方を補足説明したりして、子供たちの学びのサポートに力を入れることができます。タブレットをうまく活用することが子供たちが主体となる授業を可能にしていくことを改めて実感しています。
課題解決に向かう様々な学び方を、友達と話し合って選択しながら学習する力を身に付けられるように、一斉指導に加え、このような子供たち主体で進める授業も6年理科では少しずつ取り入れていこうと考えています。

【司会者を中心に話し合っている様子】

【タブレットを使って調べたことを表にまとめたり、考察したりしたシート】

タイピング力もかなり伸びています!