サルバティーコ橋の作成に挑戦!(6年生理科の授業)
理科の時間、6年生に次の問題を出しました。
「長さ1メートルの木材15本を使って、幅1.5mの川を渡る橋を作ります。くぎや接着剤は使いません。木材を水につけてもいけません。」
どのようにして橋を作りますか?
割り箸を1mの木材に見立てて、最初は何も教えずに考えてもらいました。かなりの難問です。「絶対に無理だ」という声が聞こえてきます。
次に、上の問題をヒントにインターネットで作り方を各々に調べてもらいました。
「ダビンチの橋だ」「レオナルドの橋」と答えのヒントになるものを見つけることができました。
この問題は、レオナルド・ダビンチ氏が考えた「サルバティーコ橋」の作り方で解決ができます。
作り方を見つけた6年生の子供たちは早速作り始めました。
2学期最後の単元『てこのはたらき』で学んだ「支点」「力点」「作用点」が、それぞれ割り箸の組み合わされている部分となります。くぎや接着剤を使わなくても、摩擦力によって支えられ、橋に重みがかかることで、くずれにくくなる構造なのだそうです。割り箸で作った「サルバティーコ橋」は教科書3冊分くらいの重さには耐えることができました。
割り箸15本で簡単に再現することができます。インターネットで検索すれば、動画で作り方が紹介されています。ご家庭でもお子さんと一緒にチャレンジされみてください。