学校生活

さようなら マックス

12月24日、夕方、「マックス」が永遠の眠りについた。高齢だったようで、いわゆる大往生である。これまで、歴代の4年生がお世話をしてきた。

12月になり、後ろ足が動かなくなり、食欲もなくなった。朝になると、4年生を中心に子どもたちが心配そうに「マックス」の所へ行った。(元気になって欲しい)教頭先生が、動物病院に連れて行った。背骨が折れていて、「後ろ足は、動くようにはならないでしょう。」飲み薬をもらってきた。当番の子が、その薬を少しずつ飲ませる。

しかし、願いは届かなかった。

12月25日、用務員の中島先生に墓穴を掘ってもらった。午前中、学童にいっている子どもたちや先生たち約30人が集まる中、下川先生がそっと、穴に「マックス」を寝かせる。「わらをお布団みたいにのせるね。」子どもたちが、花を捧げる。しーんとした雰囲気。子どもたちは一言もしゃべらない。「マックス」にありがとうって言う表情。小原先生が優しく土をのせていく。無言のままの、手を合わせる。

なんと、優しい子どもたち。「ウサギが1匹死んだ」のではなく、尊い命が無くなったこと悲しんでいる。こんな小学校はなかばい。やっぱり、平小城小は、よか。