学校生活

環境に優しい米作りvol.1(温湯消毒)

 今年度も、平小城小学校では地域の方々のご協力を得て、米作り体験をすることになりました。

 5月11日(水)の午後に、5年生と6年生がその準備を行うため、湯山の内野川へ出かけました。

 そこで行ったのは種籾の消毒です。消毒と言っても、薬を使うわけではありません。

 「温湯消毒」と言って、約60度の熱湯に籾種をつけて行います。

 お湯の温度が下がらないよう常に温度計で温度を測り続けます。

 網の袋に入った籾種を熱湯につけ、籾種全体が消毒できるよう、棒を上下に動かします。だんだん疲れてくるので、袋の下がった棒をみんなで交代で持ちました。

 約10分間、温湯消毒しました。

 その後、種籾を冷やすために内野川の水に浸しました。

活動が終わった後、子どもたちから

「お湯で消毒する方法を初めて知りました。」

「温湯消毒はとても大変だったので、農家の方も大変なんだろうと思いました。」

等の感想がありました。 

5月16日(月)に籾種まきをします。

 環境に優しい米作りは、もちろん人にも優しい米作りです。これからどんな活動をするのか楽しみです。