学校生活

道徳授業レポート➂ 学習の最後は「対話的な終末」

 

昨日の3年生道徳の授業は、資料「いただきます」から「感謝」を主題とする内容でした。

飯田先生の道徳の時間の「終末」は、スタイルが決まっています。

まず、今日の学習の振り返り・感想記入では、学習内容を自分のことと重ねて書く習慣が身に付いています。

昨日の学習では、「わたしの『いただきます』 これからどうしよう?」という投げかけが行われていました。

わたしのいただきますこれからのいただきますでは

各自が記入した後は、クラスで交流が行われます。まず友達の「振り返り・感想(My価値付け)」を見て回ります。

その後、「すいせん(推薦)」方式で、友達に「振り返り・感想(My価値付け)」を発表してもらいます。その発表に対して、気付きやよさをみんなで交流します。

発表者への返し気付きや良さの発表

道徳の授業で「対話的な終末」が行われ、一人一人の道徳的価値(My価値付け)がクラス全体で共有され、Our価値付けへと変化していきます。よくある「教師の説話」による「価値の押しつけ」にはなりません。

また、このスタイル「対話的な終末」が成立する手立てとして、「一人一人への寄り添い」があります。「振り返り・感想(My価値付け)」を書く際には、一人一人を見取り、鉛筆が進まない場合には、アドバイスを送ります。みんなが自分の価値を持って対話に参加することが大切にされています。

寄り添う