2020年5月の記事一覧
74枚のステキ
今日は地区別登校日(北地区)です。
私が出張でしたので、先生たちに撮影をお願いしていました。
昼過ぎのフェリーで戻りましたら、5/1付けのフォルダには、写真がいっぱい!
「意図のある写真にはフォルダ名のところに説明を入れて」と頼んでいたら、フォルダ自体に「意図なし」と表記が・・・。
しかしフォルダの中を見ると、子どもたちのステキがたくさん!(意図あるやん・・・)
ということで登校日にいなかったのに、子どもたちのステキな写真で今日という日を綴ります。
青い海と青い空、御所浦のステキな風景を眺めていると、心が洗われます。
自分の中にあるいやな部分とか、全部きれいに浄化してくれるかのような気がします。
先生たちが撮影した写真のフォルダには、子どもたちのステキと先生たちのステキがたくさん詰まっていました。
三分の一の子どもたちではあるけれど、限られた時間ではあるけれど、きっとステキな時間があったんだろうなって、想像できます。
想像しただけで私が幸せな気持ちになります。
私は10年以上前、ステキな本に出合いました。
その本の名は「壱里島奇譚」(梶尾真治さん)・・・。
大林宣彦監督の映画化の夢を行定勲監督が継いだ作品「つばき、時跳び」・・・。
折しもこれも梶尾真治さんの作品です・・・。
私が思ってるだけかもしれませんが、舞台は御所浦です。
絶対御所浦です。
そう思って読んでいました。
御所浦でおこるステキな奇跡が描かれています。
描写が御所浦の町並みを連想させます。
「島にひとつの信号機・・・」(この音の響きも大好きです・・・)絶対そうですよね・・・。
物語の中にはいろいろな天草の伝統、食文化が一気に詰まった構成にもなっています。
オールシーズンしめ縄の文化、ヒトデやイソギンチャクを食すこと、えべっさん、そして島にひとつの映画館・・・。
それらが生み出すファンタジーの世界にいざなわれるというより、御所浦でこれを読むと、現実世界がファンタジーの世界へと変貌するかのような錯覚を起こします・・・。
少し読んで御所浦の町並みを歩くと、小説の世界を歩いている気持ちになります。
ぜひ読んでいただきたい作品です・・・。
学校の私の本棚に置いてますのでお貸しできますよ・・・。
今日のタイトル、「74枚のステキ」・・・。
私の出張中に先生たちが撮影してくれた写真は74枚、74枚のステキをいただきました。
それからもう一つ、ビデオクリップの方もたくさん観ていただいてありがとうございます。
御所浦小関係以外の方にもたくさん閲覧いただきありがとうございます。
先生たちはたくさんのビデオクリップを作成しています。
だんだん表現方法であるとかビデオクリップならではの工夫であるとか、スキルアップもすごいです・・・。
今日午後過ぎに学校に戻ると5つのビデオクリック作成・・・。
我々はどこに向かっているのか・・・?
動画集団か・・・。
名前は何にする・・・?
やはりゴショライアクレニュラータ・・・。
昨日から引っ張ります・・・。
今日の登校日もすばらしい学びをしてきた子の話を聞きましたよ・・・。
連休もビデオクリップ観てくださいね・・・!
繰り返し繰り返し・・・。
今日は以上です。
木場校長と梅田教頭のつぶやき
人権集会 災害時の食「パッククックって何?」
今日の給食はご飯、牛乳、チャプチェ、照り焼きハンバーグでした。おいしくいただきました。ちなみにチャプチェとは朝鮮半島の料理だそうです。
今日の朝タイムは「人権集会」です。各学年の2学期の人権学習のまとめを行います。
6年生は、ハンセン病回復者及びその家族の皆さんの人権について学びました。
学んだ感想です。「私たち一人ひとりが行動に移すことが大切。」「正しい知識を身につけ、そして正しい判断をしていきたい。」
5年生は、「病気の人をばかにしない世界を作るんだ」という教材を使って学習しました。
その中で、学んだことから普段の生活で自分たちで気になったことをロールプレイで紹介してくれました。
その中で「意思疎通の難しさと大切さ」「誰に対しても同じ態度で友だちに接することが大切」「『〜あい」』を意識して相手意識を大切にしていきたい」などの感想を発表してくれました。
4年生は、「一緒になっています笑っちゃだめだ」を学んで、考えたことを発表してくれました。
「自分だけ楽しければいいという考えではだめ」「もうすぐ5年生、学校のリーダーとして差別を許さない、友だちを大切にするなどの面でも手本となっていきたい。」という感想を発表してくれました。
3年生「言葉の違いで」という教材で学習を深めました。
「違いを認めて受け入れることは大切」「おかしいと感じたことはおかしいと言える学級にします。」などの感想を発表してくれました。
2年生は、「森の友だち」という教材を中心に学習を深めました。
「困っている人に大丈夫と声をかけたい。」などの感想を発表してくれました。
1年生の人権目標は「ちくちく言葉を使わずふわふわ言葉を使う1年生」でした。
2学期の人権学習を通して、「相手がどう思っているかが大切」「自分に何かをしてもらったらありがとうという」などの感想を発表してくれました。
最後に人権委員の6年生がまとめを発表してくれました。
「差別はいけない」「差別を許さない学校にしていきたい」とまとめを発表してくれました。
さて、昨日の午後は食改さんたちのご協力をいただき、「災害時の調理について考えよう」の学習、「パッククック」の体験を行いました。
○お米と水を袋の中に入れてお湯の中につけてご飯にする。
○野菜のクリーム煮、だしまきたまご、ぷりんの材料を同じように袋に入れて湯煎して調理する。
先日の1年生の「お芋パーティ」にひき続き、食改さんがご指導に来てくださいました。ありがとうございました。
私も熊本地震を以前勤務した学校で経験しましたが、災害直後は、混乱していて、精神的にもとても不安になります。今回の学習を通して、災害の時に避難先で、家族でという風に少しでも思いを巡らせ、自分でできることをという視点でうごけるようになってほしいと思います。
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