2024年4月の記事一覧
3つの素敵な授業を見せていただきました。子どもたちが学び合う、伝え合う授業づくり
昨日の授業の様子から紹介します。
まずは3年生の算数。割り算の考え方について学び合っている時間です。
課題「20個のケーキを4人で同じ数ずつ分けます。一人分の数は何個ですか」についてそれぞれが自分で方法を選択しながら考えていきます。
自分の考えを確かめるために先生に相談している児童。
実物を操作しながらグループで話し合ってい考える児童。
自分で黙々と図を使いながら考える児童。
この後、それぞれの考えを交流の中で共有して考えを深めていきます。今日はタブレットも使って更に深めていったそうですね。
5年生では体積の学習。児童が自分の考えを伝えていきます。その中で質問などにも答えていきます。
先生は、課題が深まるように学び合いをコーディネート。
授業の振り返りもクラウド上に蓄積していきます。だれがどんな振り返りをしたのかも学びにつながります。
6年生は道徳の授業です。今日の種テーマは「個性の伸長」→「自信を持って、自分らしく生きる」です。
「雨上がりの日のこと」という題材を使いながら考えを深めていきます。
自分の長所、短所についても考えました。
自分の長所・短所って考えはするけど、なかなか言いにくいところもありますよね。
6年生がすごいところは、すぐに「◇◇さんは、■■ないいところがルよね」と周りが認めて言ってくれることです。
そんな会話がたくさんあふれた授業でした。
ピンクのハートは自分の長所、黄色いハートは伸ばしていきたいところです。
みんないっぱいハートがつきました。
最後に私から、個性を磨き、伸ばしていくために」という話をしました。
「6年生の皆さん、たくさんの様々な経験・体験の積み重ねていくことが大切ですね。そうすると、新たな興味や才能を見つけることができ、個性の幅が広がると思います。6年生は学校行事やクラブ活動、委員会活動などでリーダーシップを発揮する機会が増えますよね。自分や仲間をリードすることで、いろんな学びがあると思います。そんな中での失敗はつきものです。失敗の中に自分らしさを磨くヒントがたくさん隠れています。チャレンジできる自分らしさを大切にしてほしいと思います。」
素敵な授業を見せてもらったり、参加させていただくと私も子どもたちの成長を感じとても心が温かくなります。
これも先生たちの子どもを大切にした「児童主体の学習」にしていきたいという思いですね。感謝です。
今日の給食は、ミルクパン、ナポリタンスパ、豆のサラダ、チキンナゲットでした。
チーズ入りの豆のサラダは、昔3年ほどすんでいたエジプトでよく食べてたなあと思い出してしまいました。
そうそうチーズは全部星形でした。おいしくいただきました。
木場校長と梅田教頭のつぶやき
人権集会 災害時の食「パッククックって何?」
今日の給食はご飯、牛乳、チャプチェ、照り焼きハンバーグでした。おいしくいただきました。ちなみにチャプチェとは朝鮮半島の料理だそうです。
今日の朝タイムは「人権集会」です。各学年の2学期の人権学習のまとめを行います。
6年生は、ハンセン病回復者及びその家族の皆さんの人権について学びました。
学んだ感想です。「私たち一人ひとりが行動に移すことが大切。」「正しい知識を身につけ、そして正しい判断をしていきたい。」
5年生は、「病気の人をばかにしない世界を作るんだ」という教材を使って学習しました。
その中で、学んだことから普段の生活で自分たちで気になったことをロールプレイで紹介してくれました。
その中で「意思疎通の難しさと大切さ」「誰に対しても同じ態度で友だちに接することが大切」「『〜あい」』を意識して相手意識を大切にしていきたい」などの感想を発表してくれました。
4年生は、「一緒になっています笑っちゃだめだ」を学んで、考えたことを発表してくれました。
「自分だけ楽しければいいという考えではだめ」「もうすぐ5年生、学校のリーダーとして差別を許さない、友だちを大切にするなどの面でも手本となっていきたい。」という感想を発表してくれました。
3年生「言葉の違いで」という教材で学習を深めました。
「違いを認めて受け入れることは大切」「おかしいと感じたことはおかしいと言える学級にします。」などの感想を発表してくれました。
2年生は、「森の友だち」という教材を中心に学習を深めました。
「困っている人に大丈夫と声をかけたい。」などの感想を発表してくれました。
1年生の人権目標は「ちくちく言葉を使わずふわふわ言葉を使う1年生」でした。
2学期の人権学習を通して、「相手がどう思っているかが大切」「自分に何かをしてもらったらありがとうという」などの感想を発表してくれました。
最後に人権委員の6年生がまとめを発表してくれました。
「差別はいけない」「差別を許さない学校にしていきたい」とまとめを発表してくれました。
さて、昨日の午後は食改さんたちのご協力をいただき、「災害時の調理について考えよう」の学習、「パッククック」の体験を行いました。
○お米と水を袋の中に入れてお湯の中につけてご飯にする。
○野菜のクリーム煮、だしまきたまご、ぷりんの材料を同じように袋に入れて湯煎して調理する。
先日の1年生の「お芋パーティ」にひき続き、食改さんがご指導に来てくださいました。ありがとうございました。
私も熊本地震を以前勤務した学校で経験しましたが、災害直後は、混乱していて、精神的にもとても不安になります。今回の学習を通して、災害の時に避難先で、家族でという風に少しでも思いを巡らせ、自分でできることをという視点でうごけるようになってほしいと思います。
熊本県教育情報システム
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