2020年5月の記事一覧
おじゃる未遂・・・♪
今日は5月12日火曜日の2コマ目の画像を紹介しながら・・・。
学校再開へのシナリオも見えました・・・。
私たちもその日に向けてがんばります・・・!
久しぶりの学校となるため、いろいろな心配事もマスコミ等でも報道されています・・・。
しかし、御所浦小学校は大丈夫だと思っています。
休校期間中のご家庭のご理解とご協力・・・、
地区別登校日に観る子どもたちの姿・・・、
そして休校中も変わらず明るく元気な先生たち・・・。
御所浦小学校は大丈夫だと思っています。
体調変化、生活リズム、それらを乗り越えるだけの大きなパワーが、御所浦小学校にはあると思っています。
むしろここから先、休校と言うハンディキャップを一緒に乗り越えるその未体験の冒険に職員一同ワクワクしています・・・!(少し大きく出すぎたかも・・・?)
休校期間中に先生たちも進化をしています・・・。
常に、子どもたちのことを考えながらの休校期間です・・・。
40を超える学習ビデオクリップをアップロードしています・・・。
閲覧を考えて2―4分程度にまとめています。
しかし、実は中には制作に1時間かかったものもあります・・・。
うそ!と思われるかもしれませんが、子どもに端的に伝わる言葉、言い回し、アングル、構成、もっといいビデオクリップの完成を目指し、撮り直し撮り直し、さまざまな試行錯誤をしています。
御所浦小学校は学年1学級の学校ですが、隣の学年の先生に相談して一緒に制作したり、ゲスト出演までしたり、ということもやっています。
私たちは日頃、授業準備の段階で、45分間の授業構成を考えます。
しかし、今回の学習ビデオクリップは2―4分です・・・。
どんなことが起こるのか?
45分なら少々の修正も効くのですが、2―4分だったら曖昧な表現やわかりにくい表示は致命傷になります・・・。
つまり2―4分の学習ビデオクリップのクオリティを上げることは、45分の授業のクオリティを上げることにつながります。
OJTとよく言います。オンザジョブトレーニング、学校は特に・・・。
授業をしながらスキルを磨いていく、ということが教職員のスタイルです。
しかし休校で授業力を磨くためのOJTもままならない・・・。
そんな中、学習ビデオクリップの制作に情熱を傾けた時間は逆に先生たちをひとつ上のステージへといざなった・・・・・・。
(と、さっきから私の脳内BGMはProgress(kokuaさん)が流れています・・・。TV番組プロフェッショナルのテーマソング・・・)
人生に無駄なことなんてひとつもない・・・。
心からそう思います・・・。
御所浦小学校の先生たちは、2ヶ月間注ぐことのできなかった愛を、2ヶ月間貯まりに貯まった愛を、一気に子どもたちに注ぐつもりではないかと、私はこそっと思っています・・・。
今日のタイトル「おじゃる未遂」・・・。
ここまで熱く文章を綴ってきて、このエンディングに自ら戸惑っているのですが・・・。
先日、文末を「~おじゃる」と持って行ってということを書きましたが、アニメ「おじゃる丸」の話。
ほのぼのとした中にときどきはっとすることがあるよき短編アニメです。
その中に柿の木の精が出てくる話があります。調べましたが詳細が分からないのですがおそらく第77話「タナカヨシコの干し柿」だと思います。おじゃるは平安朝からタイムスリップして現代に来ているのですが(ここまでは仁先生と似ているのですが・・・)、現代で奇跡を起こすその柿の木は実はおじゃるが平安朝で食べた柿の捨てた種の成長した姿で、おじゃるに礼を言う、と言う話。
よい行いをしていれば、それは何らかの形でつながり、どこかで実を結ぶ、人を幸せにすると言う話・・・。
コロナで大変だけど、私たちの思いはきっとどこかに届くはず・・・と伝えたくてこのネタを用意していたところでした。
しかし私はそれを柿の木の精ではなくクスノキの精と勘違いしていて、折しも今読んでいるのが東野圭吾さんの「クスノキの番人」で、番人って木の精ですかね・・・みたいな展開にしようと思っていたらそもそもクスノキではなく柿の木で、という、どうも展開自体がうまくいかないことになってしまいましたということで「おじゃる未遂」・・・。
オチになっていない・・・すみません。
と言うことでオチの仕切り直し・・・。
「落ち葉を飛ばすブロアって機械があるじゃないですか、あれがほしいんです、竹﨑先生・・・。」
あれ?オチになっていない・・・。
今日は以上です・・・。
木場校長と梅田教頭のつぶやき
人権集会 災害時の食「パッククックって何?」
今日の給食はご飯、牛乳、チャプチェ、照り焼きハンバーグでした。おいしくいただきました。ちなみにチャプチェとは朝鮮半島の料理だそうです。
今日の朝タイムは「人権集会」です。各学年の2学期の人権学習のまとめを行います。
6年生は、ハンセン病回復者及びその家族の皆さんの人権について学びました。
学んだ感想です。「私たち一人ひとりが行動に移すことが大切。」「正しい知識を身につけ、そして正しい判断をしていきたい。」
5年生は、「病気の人をばかにしない世界を作るんだ」という教材を使って学習しました。
その中で、学んだことから普段の生活で自分たちで気になったことをロールプレイで紹介してくれました。
その中で「意思疎通の難しさと大切さ」「誰に対しても同じ態度で友だちに接することが大切」「『〜あい」』を意識して相手意識を大切にしていきたい」などの感想を発表してくれました。
4年生は、「一緒になっています笑っちゃだめだ」を学んで、考えたことを発表してくれました。
「自分だけ楽しければいいという考えではだめ」「もうすぐ5年生、学校のリーダーとして差別を許さない、友だちを大切にするなどの面でも手本となっていきたい。」という感想を発表してくれました。
3年生「言葉の違いで」という教材で学習を深めました。
「違いを認めて受け入れることは大切」「おかしいと感じたことはおかしいと言える学級にします。」などの感想を発表してくれました。
2年生は、「森の友だち」という教材を中心に学習を深めました。
「困っている人に大丈夫と声をかけたい。」などの感想を発表してくれました。
1年生の人権目標は「ちくちく言葉を使わずふわふわ言葉を使う1年生」でした。
2学期の人権学習を通して、「相手がどう思っているかが大切」「自分に何かをしてもらったらありがとうという」などの感想を発表してくれました。
最後に人権委員の6年生がまとめを発表してくれました。
「差別はいけない」「差別を許さない学校にしていきたい」とまとめを発表してくれました。
さて、昨日の午後は食改さんたちのご協力をいただき、「災害時の調理について考えよう」の学習、「パッククック」の体験を行いました。
○お米と水を袋の中に入れてお湯の中につけてご飯にする。
○野菜のクリーム煮、だしまきたまご、ぷりんの材料を同じように袋に入れて湯煎して調理する。
先日の1年生の「お芋パーティ」にひき続き、食改さんがご指導に来てくださいました。ありがとうございました。
私も熊本地震を以前勤務した学校で経験しましたが、災害直後は、混乱していて、精神的にもとても不安になります。今回の学習を通して、災害の時に避難先で、家族でという風に少しでも思いを巡らせ、自分でできることをという視点でうごけるようになってほしいと思います。
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