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ごしょっこシステム・・・

昨夕のニュースでは御所浦小の放送がなくなってしまったようです・・・。

今晩に期待・・・。

しかし取材だけでも6年生には学びあり・・・。

 

 

 

毎日登校日週間2日目です・・・。

スクールボート迎えてスクールバスに行くといつも微妙に間に合わないので、今日はスクールバス決め打ちです。

 

 

 

今日は音読をする2年生の学習風景からスタートさせます・・・。

 

2年生は、こうやって教科書を上手に持って音読をしています・・・。

 

あたりまえのような学習風景です・・・。

 

では、2年生はその音読の仕方をいかにして身につけたのでしょうか?

 

次の時間の1年生教室です・・・。

 

恵子先生が、音読の仕方を説明しています。

 

教科書の持ち方、姿勢、なぞり読みをするときの本の持ち方、ひとつひとつ・・・。

 

さらに、1年生は、1回読んだら、90度ずつ読む向きを変えて音読をしていました。

 1回読んだら向きを変えることで、子どもには自然と行動目的が明確になり、繰り返しの活動でも飽きることなく継続することができる・・・。

 

そして音読の間に一人一人の音読をチェックし、褒め、シールを貼っていく恵子先生・・・。

一斉指導しながら個別に評価していく・・・、教科書に貼られたシールは恵子先生の匠の技でした・・・。

2年生のような音読風景は習い始めにシステムを整えることで始まったのです・・・。

 

 

 

学校では、システムを整えることで、学習活動等を円滑にし、その間、教師は個別の指導等より効果的な学習活動にエネルギーを注ぐことができます・・・。

システムというと堅い感じがしますが、やり方を整える、ショートカットで進めることができる工夫という感じです・・・。

 

 

 

例えば、御所浦小の給食の準備をみると、システムの効果が明確です。

子どもたちは、手の平、手の甲、と委員会の子に順に見せ合格するとアルコール消毒をかけてもらいます。

これにより、確実にチェック及び消毒が可能になります。またひとりずつそれを行うことで、その後の給食準備室が密になることも避けることができます。

そのどこにも滞りはなくとてもスムーズです。

しかもこれはコロナ対策ではなく、これまでに紡いで来たシステムであるのがすばらしい・・・。

 

 

例えば、姿勢が崩れる子に「姿勢!姿勢!」と繰り返し指導をすると、次の日もまた次の日も「姿勢!姿勢!」と言い続けなければいけなくなり非効率的です。

先生たちは短い合い言葉を決めるなり、「姿勢」カードを出すなどして、そこにタイムロスがないように整えています。

中には「あれ?」と言っただけで子どもたちが姿勢を正すなんて学級もあります。

今日の学習支援のようすの写真を掲載していますが、よくある学校の風景の中にも、実は先生たちの工夫がいっぱい詰まっていたりします。

まさに「ローマは一日にしてならず」・・・。

料理好きの私にとってまさに「豚の角煮は一日にしてならず」・・・。

でも圧力鍋を使えば「豚の角煮は一時間にしてなる」・・・。

じゃあ「牛すじ煮込みは一日にしてならず」にします・・・。

 

会話文はカギカッコから探す・・・。

ホームページの学習ビデオクリップでも2年担任清田先生が重点的にアップロードしていた時刻と時間・・・。

戻るは左回り、進むは右回りだね、と簡潔な言葉で確認していました・・・。

 

 

 

 

 

あっ新しいシステム発見・・・!

がんばれ5年生・・・!

 

 

苦手の極み、線対称、点対称も・・・、

システムを整えたうえで、児童の意欲をかき立てる展開にすると・・・?

こんなにノリノリ・・・!

学校ことわざ「ノリを支えるICT活用」・・・。

 

 

今日出勤すると、こんな張り紙が学校の至る所に・・・。

何だと思います?

 

今日、1年生は生活科で学校探検でした。

校長室にも子どもたちが来てくれました・・・。

職員室や校長室の入り方、1年生はこれも学ぶことになります。

 

そしてここで学んだシステムは、これから用事で職員室等に行く経験を重ね、社会に出たときの「礼儀」として定着することになり、就職試験をクリアすることになります・・・。

 

3年生は、書写、毛筆でした。

新品未開封の硯(すずり)(袋に入った硯を初めて見ました・・・)。

そう、3年生は初めての毛筆です・・・。

竹﨑先生は言いました。

「今日は道具の出し方を勉強して、そして、片付けます。」

そうなんです、まずは字を書くより大切なことがある・・・。

毛筆はシステムを整えておかないととんでもないことになります。

置く場所とか結構大切なんです・・・。

だから、「今日は道具の出し方を勉強して、そして、片付けます。」でした。

 

 

若い頃、システムも整えずに、3年生の初めての毛筆に取り組み、廊下にポタポタと落ちる墨液にてんやわんや、真っ黒になった流しにてんやわんや、最終的には「先生墨液倒して、全部こぼれました」の一言でとどめを刺された25歳。

 

 

システムは大切です・・・。

 

 

 

今日は以上です・・・。