木場校長と梅田教頭のつぶやき
御所浦小中合同研修会 「御所浦に学ぶ」「保小中連携 特別支援合同研修」「乗り入れ授業打合せ」
御所浦小学校・中学校は非常に小中連携が盛んな学校です。昨年度は、天草市教育委員会の指定を受け研究発表会も実施しました。本年度も計画的に小中での連携事業を進めているところです。
まずは午後に行われた特別支援教育研修の後の「乗り入れ授業打合せ」の様子をご覧ください。
中学校教員が小学校に来て、小学校教員が中学校に来て一緒に授業を行います。
この真剣な打合せな様子!すてきです。これは必ず御所浦の子供たちに還元されると思います。
さて、御所浦小中合同研修として、午前中は「御所浦を学ぶ」と題して、「地質・化石学習コース」「アマモ・魚学習コース」の2コースに分かれ研修を行いました。目的は児童生徒の学びに生かすことです。
思ったよりも、暑さが厳しくなくよかったです。
【地質・化石学習コース】
まずは白亜紀資料館を見学した後、化石採集場に移動しました。白亜紀資料館学芸員の黒須さんに詳しく説明していただきます。
その後、いよいよ化石採集!めざすは「恐竜の骨の化石」「アンモナイト」・・・
貝の化石をたくさん採集しました。
【アマモ・魚学習コース】
最初に天草漁協御所浦支所の杉原さんから御所浦の養殖業の現状、赤潮について、そしてアマモの再生事業について説明をしていただきました。
その後、アマモの再生場でアマモの状況を観察しました。
今日は、潮位が高く、水に若干の濁りがあったのでうまく見えませんでしたが、少しずつアマモが再生していることがわかりました。
その後養殖いけすへ移動です。先日の赤潮でこのいけす周辺も水が濁っていたそうで、エサ止めをしてあったそうです。今日は、濁りは薄れていて、特別に少しだけ体験をさせていただきました。
体験活動から小学校に場所を移し、テーマごとに本日の体験から「児童生徒にどんなことを学ばせるのか
学んだことをどんな形でまとめるのか」などを話し合いました。
その中で御所浦のこの恵まれた環境のすごさを子どもたちに誇れるものとして教育の中に組み込んでいくこと、その中には課題もあり、未来志向的に解決して継続して発展していくためにはという視点で考えさせていくことの大切さなどを感じました。
3つの研修で丸一日の合同研修でしたが、実りある研修でした。
さあ、来週は2学期スタートです。がんばっていきましょう!