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木場校長と梅田教頭のつぶやき

「たこつぼ」投入 「畑の先生」「毛筆の先生」地域の皆様ありがとうございます。

今日は前期最終日となります。本年度から学期は1・2・3学期ですが、通知表を渡すのを前期と後期の2回とさせていただいたために本日通知表をお渡しします。

さて、本日発行の学校通信「海の声」NO.11にも書かせていただきましたが、本校は地域学校協働活動がとても盛んな地域で、地域の方々が様々なご支援を学校にしてくださいます。

本日も低学年の「冬野菜を育てよう」の種植えの指導に「畑の先生」こと田中さん、荒木さん、長塚さんが来てくださいました。

当日朝自習前から子どもたちが畑の草引きです。

その後をきれいに耕してくださり、肥料を入れ土作り。

夏野菜も大収穫でした。夏休みに私もたくさんいただきました。おいしかったです。

その後、ホウレンソウ、ダイコン、ラディッシュの種、ジャガイモを植えていきました。

下は、清田先生がダイコンの種クイズをしている様子です。

ダイコンの種の色は?

5・6年の教室では、文化展の毛筆の練習です。

ゲストティーチャーに濵本さんが来てくださいました。

一画一画丁寧に、筆の入り方、力の入れ方など基本から題材の字のポイントまで示していただきながら

ご指導いただきました。

たくさんの地域の「先生」方に見守られながら、育つ御所浦の子どもたちはとても幸せです。

ありがとうございます。

 

さて、後半は、昨日午後から行いました「たこつぼ」投入についてです。

令和2年度から天草漁協御所浦支所が行われている水産資源保護活動で行われている事業を漁業への関心を高めてもらおうと声をかけていただき、御所浦小学校5・6年生が手伝わせていただいています。

御所浦町付近でとれるタコはマダコが最も多く、マダコは身を隠すためや産卵のためにたこつぼに入ると言われています。御所浦町近海でもマダコの収穫量は減ってきているそうです。マダコの生育や産卵を助けるためにこの事業は行われているそうです。

当初は20日に実施予定でしたが、台風14号が通り過ぎた後で風も少し強かったこともあり、21日に延期して行いました。当日は、少し風がありましたが、暑さもさほどでもなく心地よい気候でした。

 5・6年生26人が、素焼きのタコつぼ150個ほどを船の上から一つ一つ海に投げ入れます。「たくさん産卵して、タコがいっぱいの海になるように」など思いをこめて投げ入れました。投げ入れたときの水しぶきも心地よいタコつぼ投入でした。「持続可能な水産業」を体感したよい機会となりました。

 御所浦小では、「ごしょっこと海プロジェクト(仮名)」として、ごしょっこ水族館、アマモ再生プロジェクトへの取組、マダイ・カサゴ・ヒラメの稚魚放流、海洋プラスチック問題についての新聞づくりなど各学年で学びの中に「海」をテーマにして、年間を通して学習に取り組んでいます。

朝の陸上練習の様子です。リレーメンバーがバトンパスの練習を行っています。

来週火曜日が本番です。自分のMAXの力を発揮できるためにも練習が大切ですね。

今週は台風から始まりましたが、台風の通過とともにとても涼しくなりました。

スポーツの秋、文化の秋、学びの秋といった感じの一週間でした。

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