木場校長と梅田教頭のつぶやき
縦割り班活動を通した学び
まずは、朝タイムの様子から・・・。
本校では、毎月1回、朝タイムの時間に全校一斉に校内放送を活用した「話し合いタイム」に取り組んでいます。
下の写真のように教師2人がやりとりをしながら進めていきます。
今月の目標は、「大事なことはメモをとりながら、内容を正確に聞き取ることができる。」です。子供たちの経験の中でもメモをとっておらず、忘れ物をした経験や分からなくなってしまった経験が多くあるようです。
1年生の様子です。どの学級にも、今日のポイント「メモをとるときは、簡単に・短く(キーワードだけ)」が示されています。1年生は、明日の時間割について正しいメモの取り方を学習していました。
2年生以上の今日の内容は、次のとおりです。企画委員会が、全校児童に縦割り班ドッジボール大会をする目的や期日、場所、試合時間、ルール、組み合わせ抽選の会場、期日等についてです。
どの学級もメモの取り方のポイントを意識してメモをとっていました。
放送が終わると、各担任の先生から放送の内容に沿って学年に応じた質問がされます。それに答えるという感じです。そして答え合わせ。高得点の児童のメモの取り方はどのようなものか、お互いのメモを見比べながら学習を進めていました。
メモをとることは、大人になってからもとても大切な力です。今日の学習を地域での見学等にも生かしていくことでしょう。
こちらは、2年生の算数の学習の様子です。文章問題を図を使って考えていきます。「赤いリボンと青いリボンがあります。赤いリボンは、青いリボンより10cm短いそうです。赤いリボンの長さは30cmです。青いリボンは何cmですか。」という問題です。
問題文を読んだだけでは、たし算なのか、引き算なのか意見が分かれました。そこで、文章問題を解くには、テープ図を使って考えることが有効であることに気付いていました。
既習事項との違いから考えたり、文章問題を図や式、言葉で伝えたりとしっかりと学ぶことができました。
友達と学び合う中で理解を深めていきます。
最後は、自分の言葉で考えを発表していました。
算数では、どの学年においても「図-式-言葉」で理解することは大切なことです。特に文章題については、問題文を図に整理することで、題意を理解することにもつながります。
御所浦小学校では、「縦割り班活動」が児童主体で行われています。
今日の昼休みの様子です。運動場いっぱい広がって駆け回ります。
先生達も加わって追いかけます。
昼間は、少しぽかぽか陽気でいい運動になりました。
本校では、縦割り班掃除にも取り組んでいます。
異学年で学校中の色々な場所を掃除します。
縦割り班掃除のよさって何でしょう。下学年は、上学年の働く姿に憧れを抱き、上学年は、下学年に分かりやすく掃き方、拭き方を教えます。こんなよさを感じます。
こんな光景も多くの場所で見られています。ステキな光景ですよね。
最後は、全員が集まっての反省会。ここでも全員が手を挙げて自分の反省を述べます。最近では、低学年の反省の言葉がとても上手になっています。きっと、上学年の姿を見ているんでしょうね。
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