キャリア教育の視点に立って

 本日は、なんだか朝からいい匂いが漂っています。給食の献立を見ると「カレー」です。でも、給食調理室からにしては時間が早すぎるな・・・と思っていたら、家庭科調理室から漂ってきているようです。そう思いながら、中庭で虫の観察と記録をしている1年生と話していると、「校長せんせーい!」という声が聞こえてきました。振り返ると、エプロン姿の子供たちが、大事そうにカレーを盛り付けたお皿を抱えて近づいてきます。「みんなで作ったのでどうぞ」

 3つの支援学級合同で、自立活動の時間をつかっての調理実習。包丁の使い方など、上級生が下級生に手本を見せます。ご飯をよそうなど、下級生は自分たちにできることで役割を果たしています。材料には、学級園で収穫した野菜も使っています。そして、校長、教頭、事務室の先生にもお裾分けをして、「ありがとう」「上手に出来たね」「美味しかったよ」という言葉をもらいます。本校の研究テーマでもある「キャリア教育の視点に立った授業づくり」を実践していただいている様子がうかがえます。あとは、担任からのどんな言葉かけや工夫で、子供たちがどういった振り返り活動を行うかです。ごちそうさまでした(ちなみに、給食もホントにカレーでした)^^