9月22日(金)

(今日の給食)

 

 

 

(天草体験学習 6年生平和学習)

 本日3時間目に、下田南の藪本さんに来校いただき、自身の戦争体験を語っていただきました。大阪で起きた大空襲でのこと、絶望の情景の中での極限の世界の話、そして長崎に逃げ延びると原子爆弾が投下された後で、「戦争が人間が行う物事で、一番罪深いこと」であると話されました。そして、遠い親戚をたよって、天草町福連木に来られたそうです。

 藪本さんは、平和へのメッセンジャーとして、人格・命は世界にたった一つしかない。それだけに、他人の命も貴重なもの。この世に生まれてきたことに対し、ご両親に感謝するとともに、悲しみを乗り越えられる力を身に付けてください。勉強も大切だが、善悪を判断できる知恵を養い、国の平和、地域の平和を維持してください。と語っていたさきました。その後、子どもたちは、藪本さんにいくつか質問し、最後に児童代表が、「戦争中にあった悲しいできごとを知ることができた。戦争がなければいいと思うし、次の時代の人たちにも平和の大切さを伝えていきたい」とお礼を述べました。