宮地小学校創立150周年記念事業
3月10日(日)たくさんの方々に来校いただき盛大に開催することができました。 八代ウインドオーケストラによるオープニングアトラクションで始まり、八代市教育長 北岡 博様よりご祝辞を賜り厳粛な式典を執り行うことができました。参列いただきました、来賓の皆様、ありがとうございました。 また、このたびは創立150周年をお祝いするためにたくさんのお心遣いをいただきました。その中に宮地小学校を卒業された方から、次のような心温まるメッセージもありましたのでご紹介します。 「私は昭和58年に宮地小学校を卒業しました。小さな小学校でしたが思い出はいっぱいで、みんなで仲良く過ごした日々を昨日のことのように思い出します。小学校で過ごした時間はかけがえのない素晴らしい時間でした。一生の宝です。せめて少しばかりのご協力をとの思いで協賛させていただきます。 150周年事業のご盛会を心よりお祈り申し上げます。」 このメッセージをいただいたとき、現在、ここで学んでいる子供たちが巣立った後も宮地小学校で過ごした時間を「一生の宝」と言ってくれるよう日々の教育に熱意と愛情を注ぎたいと改めて強く思った次第です。 また地域の皆様、卒業生の皆様の宮地小学校に対する深い思いを受け止め、宮地小学校の子供たちのため職員一同頑張って参ります。受け継がれた宮地小学校の伝統のたすきをしっかりつないでいく子供たちの育成に努めます。 「み」みんななかよく「や」やりとげよう さいごまで「じ」自分からすすんでがんばる「みやじっ子」 宮地小学校の子供たち、皆さんはこんなにもたくさんの方々に見守られ、支えられています。150年の歴史と伝統あるこの宮地小学校で「夢」をもって学び続けてください。 地域の皆様、関係者の皆様、これからも宮地小学校と子供たちを温かく見守っていただきますようよろしくお願いいたします。 最後に、150周年記念事業の実施にあたり、実行委員の皆様には多大なるご尽力をいただきましたことに感謝申し上げます。当日まで何度も話し合いを重ね、参加いただく皆様に喜んでいただける会にしたい、子供たちの思い出に残る会にしたい、そして何より母校宮地小の150周年を共に祝いたいというまさに愛校心で動いていただきました。120周年、130周年の事業を参考にさせていただいたり、当時の役員の方々にお聞きしたりしながら当日を迎えることができました。実行委員の皆様、本当に、本当にお世話になりました。
地域の方々に見守られています
卒業生にまちづくり協議会みやじより卒業記念品をいただきました。卒業式の日に子供たちには贈呈します。 記念品は防犯ブザーだということで、中学校に行っても安全に登下校してほしいという願いがこもっています。 また、この度、「プチソロミスト日本財団、令和5年度社会ボランティア賞」を、宮地校区における小中学生の登下校の見守りを長年にわたって続けておられる「宮地っ子を守る会」の皆さんが受賞されました。 宮地小学校は、校区内の道路の交通量が多く、校区の多くの横断歩道には信号機がありません。特に低学年の子供たちにとっては、横断歩道を渡るだけで危険が伴います。「宮地っ子を守る会」では、そのような子供たちを取り巻く地域の状況を鑑み、子どもたちのためになればと2006年に組織を立ち上げられ、今年で18年目になるそうです。この間、会員の皆様は、朝7時から一時間程度、信号のない横断歩道や交通量の多い場所に立たれ、子供たちの道路の横断を見守っていただいております。この取組のおかげで、子供たちは安心して、登下校ができています。 本当に感謝です。地域の方々に見守っていただいていることをありがたく思っております。
人権集会
2月7日(水)今年度3回目の人権集会を行いました。 今回はNPO法人とら太の会 山下順子先生を講師にお招きしました。 山下先生は障害児教育にも長く関わっておられる方です。子供たちは普段から交流している校区内にある施設の「園長先生」としてよく知っています。 ご自身の出生から、ご家族のこと、そして「とら太の会」の仲間への思いを聞かせてくださいました。 子供たちは、先生のお話から「共生」について考えたり、自分の中にある「差別する心」について考えたりする時間をいただけたと思います。1年生から6年生までに分かる内容でお話しいただいたことにありがたいなあと思いました。 講話を聞いた後、子供たちは感想を伝えたり、質問をしたりすることができました。 今回の講話が、差別や偏見をなくし、共に支え合う仲間づくりにつながっていくことを期待しています。