今日の日記

星 星の観察会

4年生:星の観察会
 
午後8時に稲田小学校図書室に集合し、講師の先生から星に関するお話を聞き、体育館前駐車場と運動場に出て、星を観察しました。
  ちょうど8時40分頃、頭の上ぐらいに、こと座のベガ(おりひめ星)が見え、北十字のはくちょう座のデネブ(しっぽという意味)、わし座のアルタイル(ひこ星)が夏の大三角を形づくっていました。南側には、さそり座の近くに火星が明るく輝き(マイナス0.8等星)、
土星(0.2等星)が見えました。薄曇りで、肉眼では少し見えにくかったのですが、さそり座のアンタレス(1等星)も見えました。火星が明るいので、火星とアンタレスを間違って見ている人もいたかもしれません。北側には、北斗七星が大きく横たわっていました。子どもたちに「ひしゃくの形に見えますね」と言ったところ、「ひしゃくって何ですか」と聞かれました。考えてみれば身近にない品物ですね。
 流れ星も2個見えました。7月28日がみずがめ座流星群の極大を迎えます。1時間10個あたりと言われていますが、下弦の月が明るいと見えにくいかもしれません。

<講師の先生のお話>
Q こよみの月は、どうして30日と31日で、2月は28日なのか。 
A こよみは、昔は3月が始まりだった。月の形が約30日かけて変わることから、30日でわりふったが、どうしてもあわなくなり、31日の月も作った。しかし、1年を通してみると、どうしても合わなくなり、1年の最後の月である2月で調整したので、2月は28日となった。それでも4年に1回はあわなくなり、4年に1度だけ、29日を作った。太陽が黄経(天体の位置を示す天球上の座標のこと)0度のときを「春分の日」と言う。
Q 誕生月の星座の名前は?なぜ、その星座を誕生月の星座としたのか。
A 太陽が見かけ上通る道(黄道)に、その星座12あることから、決められた。
  3月21日~ 4月20日:おひつじ座
  4月21日~ 5月20日:おうし座
  5月21日~ 6月21日:ふたご座
  6月22日~ 7月23日:かに座
  7月24日~ 8月23日:しし座
  8月24日~ 9月23日:おとめ座
  9月24日~10月23日:てんびん座
  10月24日~11月22日:さそり座
  11月23日~12月22日:いて座
  12月23日~ 1月20日:やぎ座
   1月21日~ 2月19日:みずがめ座
   2月20日~ 3月20日:うお座
Q  星座は全部でいくつある?
A 64個