学校生活

2020年11月9日(月)靴のかかとを靴箱の手前のへりにそろえる

 お隣の妙見宮から、太鼓の音が聞こえてきます。

 今朝は「やつしろスピリッツ」の「靴のかかとを靴箱の手前のへりにそろえる」を紹介します。

〔Lyustyleの教育ちゃんねる〕から

 登校してきた時、遊びから帰ってきた時、靴をそろえて靴箱に入れさせる指導をします。
 その時、奥にそろえる時に比べて、いったん動作をとめることができるからです。
 奥に入れていると、たたっと走りながらでもうまい子はそろえて入れられます。やぶさめの矢のように、駆け抜けながら上靴を取り出し、運動靴をすすっと奥に突っ込むことができるのです。たいていの子どもはそんなにうまくありませんから、奥に跳ね返って靴がおどり、右の靴の上に左の靴が乗っかってしまったままそれに気付かず行ってしまうというようなことが起こります。気持ちの切り替えもできないままです。
 しかし、手前のへりにそろえて入れるには、どうしてもいったんそこで立ち止まらざるを得ません。靴を入れた後、手前に引き戻してそっとへりに合わせるという動作がいるからです。
 その結果、流れるように走ってきた子どもたちがいったんそこで止まり、そのあとは歩いて教室へ向かうという流れができます。
 気持ちの切り替えだけでなく、安全面からも良いです。狭い昇降口にわっと何人もの子どもが集まると押したりつまずいたりでけがをする子どもも出ます。その点、手前のへりにそろえることで走り抜ける子どもが減るので、けがの防止にも役に立つんです。
 それに見た目もとてもきれいですよ。