2020年10月26日(月)災害の備え学ぶ 小学校で防災講座
10月も最後の1週間となりました。今週も、3年生、4年生の社会科見学旅行など、「自分から問う力」を付けるなど、学びを深める週になると思います。
10/21(水)のNHKニュースを紹介します。
7月の豪雨災害を題材にした防災の出前講座が八代市の小学校で開かれ、子どもたちが模型を使った実験などを通じて災害への備えや知識を学びました。
これは国土交通省九州地方整備局などが八代市の宮地小学校で開き、5年生の児童24人が参加しました。
7月の豪雨でこの地域に大きな被害はなかったということですが、講座では整備局の職員が当時の雨のデータや八代市内で増水した球磨川の映像を見せながら豪雨のすさまじさを解説しました。
続いて学校の近くを流れる球磨川の模型を使った実験が行われ、子どもたちは流れ込んだ水が住宅に見立てたスポンジを次々に押し流す様子を見ながら、堤防が決壊した場合の被害の大きさを確認していました。
参加した男子児童(池田翔一さん)は「水害の怖さがよく分かったので、ハザードマップを見て、もし水害が起きた時には身を守れるようにしておこうと思います」と話していました。
また、女子児童(矢壁侑莉さん)は「実験を見て大雨の力はすごいと感じました。いざという時にすぐ逃げられるよう情報を集めて準備しておきたいです」と話していました。