水俣病と水俣病の教訓を伝える小学校訪問事業(12月18日)
「水俣病と水俣病の教訓を伝える小学校訪問事業」を、胎児性水俣病等の方と児童の交流を通して水俣病から得られた貴重な教訓を知るとともに、環境保全の大切さを理解するという目的で行いました。4・5・6年生が参加し、胎児性水俣病患者・家族・支援者の会「きぼう・未来・水俣」のみなさんにたくさんのことを教えていただきました。講話では、水俣病事件の歴史や胎児性水俣病患者・家族・支援者の会設立の経緯や活動について教えていただきました。また、胎児性水俣病患者の方から、ご自身が子どものころの様子や思い、今頑張っていることや子どもたちに伝えたいことなどについて話をしていただきました。その中で龍ヶ岳や天草と水俣病の関係についても知りました。さらに、エコバッグづくりも行いました。そして、最後には、胎児性の患者の方と一人一人が握手をし、海の大切さをうたった「海」という歌をピアノ伴奏で合唱しました。今回の学習を通して、たくさんのメッセージを受け取った子どもたちです。今日の学習がこれからの子どもたちの考え方や生き方につながっていくのではないかなと思いました。