学校生活

水俣に学ぶ肥後っ子教室(9月16日)

16日(金)、5年生は「水俣に学ぶ肥後っ子教室」でした。これまで総合的な学習の時間に水俣病や環境についての学習してきました。

今日は、実際に現地に行き、講話を聴いたり、資料館を見学したり、体験をしたりして更に学びを深める日です。天気にも恵まれ、船で移動しました。

水俣に到着して、まず最初に、「国立水俣病情報センター」「水俣市立水俣病資料館」で資料等を見学しました。これまでに調べてきた内容をより深めるため、

展示してある資料を一生懸命読み、メモをとっている姿が見られました。

 資料館を見学後、語り部の吉永理巳子さんの講話を聴きました。吉永さんのこれまでの体験や思いを聴き、命の大切さ、先のこと、未来のことを考えることの大切さ等を子どもたちも感じることができました。

 その後、熊本県環境センターを見学しました。環境についての様々なコーナーがあり体験することができました。

 午後からは環境センターの中村成利さんの講話を聴き、水問題について考えました。風呂の残り湯、米のとぎ汁、味噌汁等のパックテストを実際に行いました。

環境を守るために、自分たちにできることを改めて考える機会になりました。

今回の水俣での学習を通して、学んだことをこれから更に深め、周りの人に伝えていきたいという思いが高まりました。これから5年生が学んだことをどのようにまとめ、伝えてくれるのか楽しみです。とても充実した一日になりました。