校長室ブログ

2024年3月の記事一覧

学校生活の様子(3月第2週)

3月8日(金) 優しい子どもたちです

朝からいつもの場所で、いつものように子どもたちを待っていると、一人の子が私の所に近付いてきて、「1年生の女の子が登校する途中でこけて、泣いていて動かなくなっています。校長先生、来てくれますか?」と話してくれました。「分かった。今から見に行くね。」と返して向かおうとすると、たくさんの子どもたちに囲まれながら歩いてくる1年生の姿が見えました。その様子を見ていると、高学年の子どもたちが泣いている1年生をなだめながら、またそれぞれ励ましながら、一緒に歩いてきてくれていました。「ケガをしていないですか?」と聞くと、うなずいて答えてくれたので、安心しました。その後も、その1年生の子は高学年の子どもたちに励まされながら学校に向かって歩いて行きました。
私に1年生のこのことを教えてくれた子も、励ましながら一緒に歩いてきてくれた子たちも、思いやりのある優しい子どもたちだと思いました。このように優しい心を持った子どもたちが本校にたくさんいてくれることが、私の自慢です。

3月7日(木) 本年度最後の授業参観でした

本日、本年度最後の授業参観を計画しましたが、たくさんの保護者の方に子どもたちの学習の様子や成果を見ていただき、ありがとうございました。それぞれの学年で工夫を凝らした授業が考えられていましたが、いかがだったでしょうか?1年間の子どもたちの成長を感じていただけたのではないでしょうか。国語や生活科で学んだことを発表したり、算数や図工の学習等を参観していただいたりしました。また、SNSの危険性を保護者の方と考え、正しい使い方を学ぶ学習もありました。6年生は、これまで学んだことをもとにしたクイズ大会の後に、合奏「シング・シング・シング」を披露しました。6年生全員が心を一つにして、保護者の方々に合奏を届けようと頑張る姿に、心から感動しました。次週のお別れ行事の時に、在校生に向けて再度披露することになっているそうです。6年生が一生懸命演奏する姿を見て、在校生のみんなも感動することでしょう。

3月6日(水) まとめの学習 頑張っています

どの学年もまとめの学習を行う時期となり、子どもたちも1年の学習を振り返って復習をしている様子を見かけます。中には、明日の授業参観で1年間の成長を発表しようと練習している学年もあります。校内を回っていると、6年生が算数のまとめをしていました。6年生の算数では、小学校6年間の算数で学んだことの振り返る授業が行われていましたので、しばらく見せてもらいました。復習プリントがたくさん用意されていて、子どもたちが次々にプリントを取って問題に向かっています。それぞれの進み具合は違いますが、低学年や中学年のプリントは簡単に解けるという自信もあるようです。子どもたちの解答をよく見ると、誤答を見つけてしまいました。「これは間違っているよ。」と告げると「えっ、どうしてですか?」と聞いてきます。「問題をよく読んでごらん。求めるのは○○じゃないよ。」と話すと、そこで問われていることに気付き、急いでやり直しをしていました。簡単という思い込みから、問題文をよく読まずに解答してしまうことはよくあります。しかし、学習の中で大切な力は、読む力だと思います。まずはじっくり腰を落ち着けて読み、注意深く考えることもまとめの学習では必要ではないかと思います。

3月5日(火) 新旧交代です

本日、地区児童会が行われました。PTAの地区委員さん方も参加していただき、本年度の登校班の反省や新年度の役員などを話し合いました。1年間、6年生の地区長や副地区長を中心に、登校班の集合時間や通学路の確認、危険な場所や危険な遊び等の確認をしてくれていました。6年生も、あと16日(小学校に登校するのは11日)で卒業を迎えます。みんなのために頑張ってくれた6年生に、心から感謝したいと思います。この地区児童会で、新しい地区長や副地区長、書記の子どもたちが決まりました。話し合いの様子を見て回っていると、新しい役員の子どもたちが「新しく地区長になりました○○です。よろしくお願いします。」という挨拶をしていました。いよいよ新旧交代の時期になりました。6年生の頑張りは、5年生を中心に引き継がれていくことになります。そんな様子を見ながら、卒業式が間近に迫ってきたことを感じた時間でした。

3月4日(月) 子どもたちの観察眼はすごい!

教室を回っていると、「校長先生、髪を切りましたか?」と尋ねてきた子がいました。確かに、卒業式も近いので、週末に散髪に行きました。「よく気付いたね。」と返すと、何人もの子が「私も髪を切ったんですよ。」と教えてくれました。また、ある子は、「校長先生、いつもと違う。マスクの色が白に変わっている。」と話してきて、大変驚きました。「使っていたマスクがなくなったから、新しく買ったんだよ。」と言うと、「前はグレーでしたよね。」と続けてきました。その通りです。色々な種類のマスクが並んでいたのですが、今回は白にしてみようと変えていたのです。
子どもたちの観察眼は、素晴らしいですね。細かな変化もよく気付いていることを、感心しました。子どもたちがしっかり見ていてくれるからこそ、身なりをしっかり整えなければ・・・・と思いました。