学校生活の様子(1月第3週)
1月19日(金) 自分事として考える取組
校内を回っていると、ある学年の廊下の掲示物に目がとまりました。そこには、「石川県の地震を受けて、今の自分に出来ること。無関心にならず、自分事にしよう。」と表題が書かれてありました。また、その下に、子どもたち一人ひとりが、今の自分に出来ることを短冊に書いたものを掲示してありました。さらに、今回の地震関連の新聞記事の切り抜きも貼られていました。
石川県能登地方で起こった地震から、今日で19日が経ちます。多くの方々が被害に遭われ、避難所での生活を余儀なくされている方々も多数おられます。平成28年に起こった熊本地震の時のことを思い返しながら、今の私たちに何が出来るだろうかと考える日々です。そのような中で、子どもたちとともに、被災された方々を思い、自分事として考える取組が行われていることに、とても感謝の気持ちがこみ上げてきました。
子どもたちの短冊には、被災された方々のために募金することやニュースを見ること、避難場所を確認すること、非常食や水、ラジオ等を準備するといった備えに関することなど、自分事として幅広く考えていることが伝わってきました。この実践が学校に広まることで、「自分を大切にするとともに、他の人たちを大切にする」子どもたちが育っていくと考えています。このような取組を、今後も一つ一つ大切にしていきたいと思います。
1月18日(木) 早く咲いてね
校内を回っていると、1年生教室外で子どもたちの声がします。「何の授業だろう?」と足を運んでみると、子どもたちが自分の鉢にチューリップの球根を埋めていました。そういう子どもたちの姿を見てしまうと、つい手を出してしまうクセが出てしまい、気がつけば土を入れる作業を手伝っていました。「校長先生、もう少し土を入れてください。」という1年生のお願いに、「はいはい、鉢を持ってきてごらん。」と応えていました。1年生の中には、チューリップを育てることが初めての子もいて、丁寧に土をかぶせながら、「早く咲くといいなあ。」と話しながら水やりをしている子もいました。チューリップの球根は、11月ぐらいまでには植えてしまいますので、花が咲くのは少々遅いかもしれませんが、これから子どもたちがしっかりお世話をしていくことでしょう。子どもたちと一緒にチューリップの生長を見守っていきたいと思います。
1月16日(火) 無駄遣いをしていませんか?
子どもたちの学習の様子を見て回っていると、2年生で道徳の授業が行われていました。子どもたちがワークシートに一生懸命書いている様子を見かけたので、しばらく見せてもらいました。教材「お年玉を もらったけれど」を使って、生活の中で気をつけなければならないことについて考え、金銭を大切にし、よく考えて生活しようとする判断力を養うことをねらった授業だったようです。主人公が駄菓子屋でお年玉を使いすぎてしまい、欲しかったサッカーボールが買えなくなって後悔するというお話でしたが、お年玉をもらったばかりの子どもたちにとっては、とてもタイムリーな話題だったようです。お正月にもらったお年玉で好きなものを買った子もいましたが、ある子の「お年玉は、振り込んであります。」という発言に、思わずクスッと笑ってしまいました。貯金をしたということですね。担任の先生が、「お年玉を使いすぎちゃったと思う人はいますか?」という投げかけに、何人かがこっそり手を挙げている様子を見て、本当に正直な子どもたちだと感じました。担任の先生と子どもたちとの言葉のやり取りを聞きながら、心が温かくなる思いがしました。
1月15日(月) サーカスに大興奮!
現在、菊陽町で「ポップサーカス熊本公演」が行われていますが、団員の方々が本校の表敬訪問され、子どもたちと交流を深められました。全校児童の前で様々なパフォーマンスを披露されましたが、その面白さとすごさに、子どもたちも先生方も大興奮でした。子どもたちの中には、団員の方と一緒にパフォーマンスをした子もいました。実際にサーカスを観に行った子もいたようですが、間近での観る演技は一層迫力があり、一人ひとりが思い出に残る時間となったことでしょう。学校を去られるときも、「ありがとうございました。さようなら。」と、大きな声で手を振りながら見送る子どもたちの表情が印象的でした。
本校を笑顔で包み、子どもたちに貴重な機会を与えていただいたサーカスの団員の方々に、心から感謝申し上げます。
年間・月ごとの行事予定です。クリックすると、PDFデータが開きます。変更の場合は、学校だより・学級だより等でお知らせしますので、ご了承ください。
熊本県立教育センターによるサイトです。学習用コンテンツのほかにも、学習サポート動画や、熊本県と縁(ゆかり)ある有名スポーツ選手からのメッセージもアップされています。
NHKによるサイトです。さまざまな教科等の学習コンテンツが満載です。家庭学習でも使える工夫もされています。
NPO法人eboardが開発されているICT教材です。「誰でも、どんな環境にあっても学ぶことをあきらめてほしくない」という思いから、インターネット上で学べる場所が無料で提供されています。
文部科学省によるサイトです。子どもたちの「知りたい!」「やってみたい!」を応援するサイトです。タブレットなどから見ることができる、いろいろなコンテンツが掲載されています。
「ちびむすドリル」は、子どもの教育に役立つ知育学習のオリジナルコンテンツサイトです。教材プリント総数は2万枚以上、その1枚1枚をていねいに手作りして公開されているそうです。授業で活用する先生もいらっしゃいます。
3年生以上の社会科授業で活用している地図帳の発行会社「帝国書院」から提供されているサイトです。小学校・中学校の地図帳を参考にしながら作業ができる社会科学習ワークシートが満載です。
熊本県教育広報誌「ばとん・ぱす」vol.75が発行されました。
本県の教育の取組について紹介されていますので、ぜひご覧ください。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 小崎 由郎
おいしい給食
12月19日(木)の給食
今日の献立は、「南関あげ丼、牛乳、ふしそうめん汁、かつのりサラダ」です。今日は、ふるさとくまさんデー(荒尾・玉名地区)でした。南関あげ丼は、ふわふわ卵と南関あげがよくあっていて美味しい丼でした。ふしそうめん汁は、ふしそうめんのコシの強さ、弾力もあり、うれしいメニューでした。サラダは、のりの風味が最高。今日もおいしい給食ありがとうございました。