甲佐小ブログ・本年度の学校だより

「いのちをいただく」

本日(9/6)、本校の1年生に向け、絵本「いのちをいただく」の原案者である坂本義喜さんにお話をしていただきました。










「いのちをいただく」は、元熊本市食肉センターの職員であった坂本さんの、牛を食肉にする現場での経験をもとに作られた絵本です。「みいちゃんがお肉になる日」という副題から、お話の内容はだいたい想像していただけるかと思います。興味をもたれた方は、ぜひ子どもさんと一緒に読んでみられてください。














話の中では、子どもたちの発表の場面を作っていただいたり、子どもたちの目線で語りかけていただいたりしたので、みんな引き込まれるようにお話を聞くことができました。休憩時間には、子どもたちの質問に答え、やさしく楽しく接していただいたので、膝の上に乗せてもらう児童までいました。











今日の学習のめあては「いのちを大切にするしごとを知ろう」でした。坂本さんが命と向き合う仕事をされてきたからこそ、命の大切さを痛いほど感じてこられたのだということが、子どもたちにもしっかりと伝わったようでした。
学習後の子どもたちの感想は、「ちょっと悲しかったです。…牛や動物を大切にして、大切に食べたいです。」「坂本さんはやさしいと思いました。牛を天国に行かせながら仕事をしているからです。」等の感性豊かなものでした。
坂本義喜さん、大切な大切なことを明るく前向きに子どもたちに伝えていただき本当にありがとうございました。