今日の文政小

車椅子体験をしました(4年生)

1月16日木曜日

車椅子体験をしました(4年生)

 総合的な学習の時間に「車椅子体験」をしました。

【体育館:5,6校時】

 老人ホーム「野の花」の松川さん、「ケアパーク」の前田さん、黒川さん、作業療法士の平野さん、他3名の方が来校されました。

 

【車椅子を押すときは…】

 子どもたちに分かりやすく、車椅子の押し方を教えてくださいました。

 

★スタート!

【①スラローム】

 体育館のコースを進みました。

 最初は、コーンをジグザグに進むスラロームです。

 スピードが出すぎて、内輪がコーンに接触することもありました。

 でも、これも体験です!みんながんばれ!

 

【②2つの段差】

 「段差です。少し上げますよ。」と、声をかけていました。

 乗る人の気持ちになって、やさしく接するのが大切です。

 体重をかけて、ゆっくり持ち上げるのは難しかったようです。

 

【③コの字型のコース】

 パイプ椅子で作った、コの字型のコース。

 「手を足の上に置いてください。」

 「右に曲がりますよ。」

 上手に声かけができていました。

 

【④坂道を登ります】

 ゆるやかな坂ですが、車椅子の重さを、ずっしり感じていたようです。

 安全のため、職員が手伝いました。

 

【⑤坂道をバックで降ります】

 車椅子を方向転換して、バックで降りました。

 車椅子が落ちないよう、ゆっくりゆっくり、慎重でした。

 

【⑥バスケットゲーム】

 車椅子に乗ったまま、ドッジボールを投げました。

 腕だけの力では、なかなか届きませんでした。

 

 

【感想発表】

 友達とペアになって、3回コースを進むことができました。

 感想発表では、たくさんの子どもたちが発表しました。

 「お忙しい中、ありがとうございました。僕のおじいちゃんが、車椅子に乗ることになったら、押してあげたいと思いました。」

 「初めて車椅子に乗りました。初めはこわかったけど、楽しかったです。」

 「パラリンピックの人は、車椅子に乗ってバスケやテニスをするから、すごいなあと思いました。」

 「ついスピードが出そうになるので、ゆっくり押すことが分かりました。また来てください!」

★あっという間の2時間でした。多くの子どもたちが、初めて車椅子を押したり、乗ったりしました。

★実際に車椅子体験をすることで、車椅子に乗っていらっしゃる方への思いや接し方がわかったことでしょう。

★学んだことをこれからの生活で生かしていってくれると思います。誰もが過ごしやすいまちを、みんなの手でつくっていきましょう!

にっこり「野の花」「ケアパーク」の皆様、ありがとうございました。