本校区の概況
 昭和17年4月1日、旧荒尾町、平井町、府本村、八幡村、有明村の五町村が合併して荒尾市となった。

 中央小学校区は、本市中央部に位置している。旧荒尾町に属し、丘陵地帯で雑木林の中に畑が点在する農耕地帯であった。しかし、昭和15年、この地に、東京第二陸軍造兵廠荒尾製造所が建設され、谷間を利用した製造所は、今も残っているところもあり、中央道路は重要な幹線になっている。

 終戦後、荒尾工場の施設一切は全部米軍に摂取され、その後、大蔵省管財部の所属となった。

 工場の建物は、転用住宅となって、新生区のスタートとなった。また、農業開拓者も入植し、果樹園地帯を形成した。

 校区近隣には、県立玉名高等学校の分校として開設された荒尾高校と県立南関高校の再編・統 合により岱志高等学校(平成27年4月1日に開校)、県立荒尾支援学校を有する。また、市民病院の開設、第一紡績、第一製網等織物工場、三光KKが操業を開始している。さらに、昭和45年には、だるま綿工場、高森興産などが建設された。

 このように、学校、工場等の建設が進むにつれ、住宅建設の世論も高まり、市営住宅の建設や個人住宅の増加と共に、緑ヶ丘と連なる一大住宅地域の中核となっている。東屋形地区では、宅 地造成が進み新興住宅地が形成されてきたが、その動きも一段落しており、荒尾市同様に児童数も減少の傾向にある。

 一方、荒尾総合文化センター、福祉村、県立荒尾支援学校、児童養護施設、ポリテクセンター、運動公園(市民体育館、陸上競技場、ソフトボール球場、市民プール等)、勤労青少年ホーム、市民の森等が建設され、スポーツや文化活動の中心となり、大いなる将来が期待されている。

沿革の概要
昭和27年 2月21日 ・緑ケ丘小学校分室として発足
昭和27年 4月 6日 ・緑ケ丘小学校新生教室と改称、1年~6年まで各1クラス
      7月21日 ・第四中学校移転に伴い、その跡地に移る
昭和28年 4月 6日 ・創立 荒尾市立中央小学校となる  
昭和28年12月 9日 ・現在地に移転、2階建1・平屋建1・宿直室・便所
昭和30年 4月 6日 ・敷地・運動場整地完了
昭和33年11月30日 ・管理棟完成   12月7日・創立5周年記念式典、校歌制定
昭和37年 1月13日 ・給食室完成、2月1日から完全給食                     
昭和38年12月 8日 ・創立10周年記念式典                                  
昭和41年 9月 2日 ・PTAよりピアノ寄贈
昭和44年 2月 8日 ・校旗制定(PTA寄贈):創立15周年記念事業
      6月10日 ・県指導室総合訪問
昭和46年 4月 1日  ・校区変更により、大谷区、緑ケ丘校区から本学校区となる。
昭和47年 3月20日 ・校歌碑建設(46年度卒業記念)
昭和48年 2月23日 ・体育館完成
昭和51年 2月13日 ・植樹730本
      3月18日 ・昭和51年度学校保健統計実施校指定
      5月 8日 ・市花園コンクール優秀賞授賞
      9月    ・台風災害復旧工事(二階屋根、雨どい)
昭和52年 3月26日 ・県学校環境緑化コンクール2位入賞
      4月 1日 ・市花園コンクール優秀賞
昭和53年 5月 9日 ・市花園コンクール優良賞
昭和54年 3月31日 ・プール新設
      5月19日 ・市花園コンクール優秀賞                               
      8月         ・体育館に暗幕設置                                     
昭和56年 4月20日 ・学級増によりプレハブ音楽室設置
      7月~8月 ・鉄筋校舎建設のため、運動場にプレハブ普通教室17、特
             別教室5設置、旧校舎からプレハブ教室へ移転
昭和57年 9月 1日 ・新校舎での授業開始
      9月11日 ・創立30周年及び新校舎落成記念式典
     10月24日 ・落成記念運動会
昭和59年 3月    ・もちの木移植(シオン園寄贈)
            ・体育館そで幕(第二四ツ山幼稚園西村氏寄贈)
            ・体育館引き幕(PTAより寄贈、廃品回収による)
昭和59年10月    ・県小学校体育研究会研発表大会
     11月    ・県家庭科研究発表大会
昭和61年 4月 1日 ・昭和61年度学校保健統計調査実施校に指定(文部省)
     12月 6日 ・九P大会においてPTA活動優秀校として表彰される
平成 元年11月 8日 ・一輪自転車練習用手摺1寄贈(ロータリークラブ)
平成 2年 3月27日 ・プール全面塗装完了
     11月30日 ・平成2年度学校基本調査の実施について文部大臣表彰      
平成3年  4月 1日 ・ボランティア活動普及事業協力校として指定を受ける(熊本県社会福祉協議会) 
      9月10日 ・永田圭介氏より油絵寄贈(100号)
平成4年  4月 1日 ・ボランティア活動普及事業協力校として指定(2年目)
     12月 5日 ・創立40周年記念式典
平成5年  3月31日 ・仮設(プレハブ)教室2室完成
      4月 1日 ・ボランティア活動普及事業協力校として指定(3年目)
      9月20日 ・パソコン(20台)導入
平成6年  4月 1日 ・個性化推進教員加配
      6月17日 ・荒尾市のボランティア活動普及事業協力校委嘱
平成7年  2月13日 ・阪神大震災募金166262円、熊日へ送付
      4月 1日 ・市のボランティア推進校指定
平成8年  2月23日 ・NHK放送体験学習ユメイディア実施(5、6年参加アジアパーク)
      4月 1日 ・市のボランティア推進校引き続き指定
平成9年  4月 1日 ・市のボランティア推進校に引き続き指定
平成10年 4月 1日 ・市のボランティア推進校に引き続き指定
      7月 4日 ・PTA教育講演会「絵本に親しむ」 絵本の読み聞かせの紹介      
      9月10日 ・親子読書始まる(毎月第2木曜日昼休み図書室で実施、3月まで計7回)
     11月26日 ・第36回県小学校体育研究会発表会 テーマ「子どもが動き出す体育学習を求めて」           
平成11年 6月 8日 ・荒尾玉名地教委連絡協議会研究指定を受ける 「開かれた学校づくり」研究推進校
平成12年 2月24日 ・「冒険の森」完成
     11月24日 ・玉名荒尾地区教育委員会連絡協議会指定 「開かれた学校づくり」研究発表会
平成14年 4月 1日 ・特殊学級(知的障害)新設
      5月    ・荒尾市PTA連合会団体表彰 
            ・荒尾市教育委員会研究推進校の指定を受ける 「学力充実研究推進校」
     10月20日 ・創立50周年記念式典
平成15年11月11日 ・荒尾市教育委員会指定「学力充実推進校」(算数科)研究発表会
平成16年 4月 1日 ・特殊学級(情緒障害)新設
            ・熊本県教育委員会指定学力充実推進校研究指定を受ける。
平成17年 2月24日 ・「学力充実推進校」(算数科)公開授業研究会 
     11月 9日 ・熊本県教育委員会指定 「学力充実推進校」(算数科)研究発表会
平成18年 6月15日 ・プレハブ校舎2教室完成。            
平成19年 4月 1日 ・20学級623名(5/1)
平成20年 4月 1日 ・22学級647名(5/1)
      4月 7日 ・プレハブ校舎新たに2教室完成。
平成21年 4月 1日 ・外国語活動における教材の効果的な活用及び評価の在り方等に関する実践研究事業の文科省指定を受ける。
            ・23学級669名(5/1)
平成21年 7月16日 ・文科省から「電子黒板を活用した教育に関する調査研究」指定を受ける。
平成22年 1月 4日 ・電子黒板(50型)23台、デスクトップパソコン23台、書画カメラ19台導入。
平成22年 3月18日 ・平成22年度玉名荒尾地区教育委員会連絡協議会指定研究推進校の指定を受ける。
平成22年 4月 1日 ・23学級646名(5/1)
平成22年11月 9日 ・玉名荒尾地区教育委員会連絡協議会指定研究中間発表会 
             テーマ「楽しく聞き合い、伝え合う子どもの育成をめざして」
~コミュニケーション能力を養うための電子黒板の効果的な活用のあり方~
平成22年11月    ・太陽光発電システム設置(図書室屋上)
平成23年 4月 1日 ・23学級652名(5/1)
平成23年11月 2日 ・平成22・23年度玉名荒尾地区教育委員会連絡協議会指定研究発表会 
             研究主題 「学力向上につながるICTの活用をめざして」~ 電子黒板の効果的な活用 ~
平成23年12月    ・市民体育館の駐車場拡張工事にともない、「冒険の森」を埋め立てる。
平成24年 1月    ・校内の児童用トイレを洋式化に改装。
平成24年 3月    ・学校規模適正化事業により、本校卒業生の荒尾第三中学校への進学が始まる。
平成24年 4月 1日 ・20学級 625名(5/1)
      8月    ・プレハブ教室以外の各学級前後の壁に扇風機設置(PTAより寄贈)
     10月30日 ・荒尾海陽中校区自立支援事業研究発表会(提案授業・公開授業)
平成25年 3月    ・「旧冒険の森」北西側にフェンス設置
平成25年 4月 1日 ・21学級 590名(5/1)
            ・校区再編により原則として荒尾第三中学校へ進学することとなる。
平成26年 4月 1日 ・文部科学省教育課程特例校指定により、全学年において「英語科」を実施。 
            ・20学級 579名(5/1)
平成27年 2月26日 ・文部科学省から直山木綿子教科調査官を講師に招聘して英語科の公開授業研究会を実施。参加者荒尾玉名地域他から50名以上。
平成27年 4月 1日 ・20学級 543名(5/1)
平成28年 1月15日 ・琉球大学教育学部から大城賢教授を講師に招聘して英語科の公開授業研究会を実施。参加者荒尾玉名地域他から70名以上。
平成28年 4月 1日 ・21学級 555名(5/1)
     10月    ・運動場スロープ改修工事
     11月 2日 ・東京学芸大学教育学部から粕谷恭子教授にも参加していただき、荒尾市教育委員会指定 教育課程(英語科)研究推進校 研究発表会を実施。参
             加者荒尾玉名地域他から100名以上。
平成29年 4月 1日 ・20学級 538名(5/1)