人権集会
2月7日(水)今年度3回目の人権集会を行いました。 今回はNPO法人とら太の会 山下順子先生を講師にお招きしました。 山下先生は障害児教育にも長く関わっておられる方です。子供たちは普段から交流している校区内にある施設の「園長先生」としてよく知っています。 ご自身の出生から、ご家族のこと、そして「とら太の会」の仲間への思いを聞かせてくださいました。 子供たちは、先生のお話から「共生」について考えたり、自分の中にある「差別する心」について考えたりする時間をいただけたと思います。1年生から6年生までに分かる内容でお話しいただいたことにありがたいなあと思いました。 講話を聞いた後、子供たちは感想を伝えたり、質問をしたりすることができました。 今回の講話が、差別や偏見をなくし、共に支え合う仲間づくりにつながっていくことを期待しています。
修学旅行に行ってきました
11月16日から17日にかけて6年生は修学旅行に行ってきました。 お天気はすっきりしない2日間でしたが、平和学習、ハウステンボス観光と充実した2日間を過ごしました。 7時半に学校を出発して熊本港からオーシャンアローに乗り、島原港へ。 たくさんのカモメに歓迎されながら旅が始まりました。 山里小学校で中村由一さんから被爆体験を聞き、フィールドワーク、如己堂、平和公園、原爆資料館を見学し、戦争の恐ろしさと、平和の大切さについてしっかり考えました。 ホテルではしっかりマナーを守り過ごすことができました。 2日目はハウステンボス。入場前に雷が光り、子供たちのテンションも少々下がり気味でしたが、いざ入国してみると傘がいらないほどの天気となり班別での観光を楽しみました。 子供たちが時間を守って過ごすことができたので予定時刻より20分も早く学校へ到着しました。 おうちに帰り、買ってきたお土産を渡したりお土産話に花を咲かせたことでしょう。 みんな楽しい思い出ができたこと、事故やけがなく過ごせたことが何よりでした。
全校集会「いじめは許しません」
10月3日全校集会で「いじめ」について校長講話を行いました。以下は話した内容です。 今、宮地小学校の子供たちはいじめをしていませんか。 いじめってどんなことかというと「悪口」「たたく、蹴るなど暴力」「いじわるな言葉の暴力」、「チクチク言葉」もっと具体的にいうと 遊ぶふりをして「たたいたりけったりすること」 「死ね」「きもい」などの悪口 失敗した人をわらったりからかったりすること 「ねえねえ〇〇ちゃんとあそぶのやめよう」とかその人が来たら急に話をやめて逃げる。ひとりぼっちにする無視や仲間外し 人のノートや机に落書きするなどのいやがらせ こんな行為はされた人の心に大きな傷跡を残すのです。 自分はやっていないけど見てただけ。これもいじめなのです。 いじめを受けた心は10年も20年も消えることはありません。 だからいじめは絶対にしてはいけないのです。 いじめをしている人を叱ったことがあります。そのとき「ふざけてやっていて、相手がそんなにいやだと思わなかった。いじめと思わなかった」とか「この人がちゃんとしないから、たたいたり、蹴ったりした」と言うのです。 どんな理由があってもいじめはいけません。相手に注意するのであれば「言葉」でそのことを分かるように伝えなければいけません。 宮地小学校の子供たちは優しい子もたちが多いなあと校長先生は思っています。でも友達のことを傷つけてもなんとも思わない人がいるのかなと悲しくなることもあります。 あなたはお友達の心や体を傷つけていませんか。あなたの周りに傷ついている友達がいるのに知らん顔をしていませんか。 今日の校長先生の話は一人一人にお話ししていることとして考えてください。 どこか遠いところで起きているお話ではありません。いじめは絶対許されることではないということ。 いじめはいじめられた本人だけでなく、その子の家族までも悲しくさせます。いじめた本人の家族もその事実を知ると「まさか、うちの子が」と苦しみます。誰も幸せにはしないのです。どうか、人の気持ちを考えることのできる人になってください。