学校生活

4年生水探検(瀬田編、上井出、下井出)

 11月16日(火)午前中、曇りで少々寒かったですが、4年生は大津町瀬田地区の上井出、下井出の入水口付近の見学に行きました。今回も、地域コーディネーターの内田さん、西村さんの調整で、瀬田人の会の西本さんの案内を戴けることになりました。以下に紹介します。

 水探検は400年の時をさかのぼり、現在に続いている事が分かりました。熊本(肥後)に入国した清正は、肥後(熊本)を一面の水田にしたいという思いを持ったそうです。その思いは、子どもや後の人々に受け継がれ、400年間後の今も、上井出、下井出として生きているんだなあと思いました。現代の私達も、その思いをしっかりうけつでいこうと思いました。

4年生 水探検(平川地区)「縦井戸、横井戸の謎を探れ!」

 11月8日、コーディネーターの内田さん、西村さんをゲストティーチャーに迎え、平川地区の水探検学習に出かけました。井戸、記念碑、水神様等の見学、横井戸を今も大切に管理されている矢野さんの話を聴いて、先人の水に対する思い、それを大切に守り続けてきた方々の思いに触れることができました。

 さて、大津北小校区以外の所はどうなっているんだろう…?探検は続きます。

 

 

 

 

スポーツフェスティバルを開催しました

 10月16日(土)に、大津北小スポーツフェスティバルを開催いたしました。

 今回、2度の延期に加え、コロナの感染拡大による防疫体制から、運動会を趣旨から変えて全校一致でとり組もうと、以下のようなコンセプトで臨みました。

なぜ スポーツフェスティバルなのでしょう。
 コロナの影響で、多くの方々が心配や不安を抱いて生活を送っています。心配や不安は、活力を奪い取り、出来ることができなくなってしまいます。やっとできるようになったこの行事では、オリパラでもらった感動を子どもたちの元気に換え、北小校区の方々に見ていただき、ご家庭を、大津町を元気にしたい。そういった意味を込めて、勝敗のない、点数をつけない、スポーツの祭り、スポーツフェスティバルを開催することにしました。

このような内容を子どもたちに話しますと、子どもから以下のような返事が来ました。 

「私は、運動はあまり得意ではありません。でも、パラリンピックでは、体が不自由なのに、残された力を最大限に出している姿に感動しました。私は、今度のスポーツフェスティバルで、自分の持つ最大限の力を出したいと思います。」

素晴らしい子どもたちです。当日は、応援団合戦、徒競走、表現運動のみの実施しでしたが、全員が元気を振り絞り、きびきびと、時に自由闊達に、自分の持つ最大限を出してくれました。北小運動場に、爽やかな秋風が吹き渡った一日でした。

 

 スポーツフェスティバルを終えた今、衣更えの時期を迎え、秋の深まりを待つばかりです。校庭の桜もすっかり葉を落として、季節の変化を教えています。

この後も、感染対策を継続しながら学びの保障を第一に、子どもと保護者と地域の方々と一緒に喜び合う学校づくりをしていきます

突き抜ける青空の下 結団式

 2回延期した運動会。「いつ開催するのだろう」とみんな心待ちにしていましたが、10月16日(土)にスポーツフェスティバルとして開催することになりました。

 10月6日(水)の朝、応援団の結団式が行われました。突き抜けるような青空でした。

 

 

「コロナに負けない!!オリンピックやパラリンピックでもらった感動をわたした  

 ちの元気にかえて、それを北小校区の方々に届けよう!」

という思いで行います。応援団を中心に、学校や北小校区全体に、元気にエールを送ります。

 今回も残念ながら来賓の皆様や地域の方々をお招きすることは出来ません。でも、皆様への感謝の気持ちを込めて、北小校区が明るく元気になることを願って頑張ります。

 どうぞ、応援をよろしくおねがいいたします。

5年生:「水俣に学ぶ肥後っ子教室」がありました

 9月17日(金)の午前中、オンラインによる「水俣に学ぶ肥後っ子教室」が開催されました。これは、公害の原点である水俣病を通して学んだ教訓を日常に活かす視点から、社会科で公害を学ぶ県下全ての5年生を対象に、授業の一環として実施されているものです。本来ならば、現地訪問をし、水俣病資料館や熊本県環境センター等で講話を聞いたり体験をしたりして学ぶのですが、今年度は、新型コロナウィルス感染症の蔓延により、オンラインでの実施となりました。

① 環境学習

  水俣にある熊本県環境センターの方にお話を聞きました。世界中で巻き起こっている様々な環境問題の事実を知り、驚く5年生でした。

(児童の感想)

◎水は汚したまま家の外に出さないようにしようと思いました。一人一日使う水の量は300リットルということにびっくりしました。

◎環境問題の中でも一番の問題が地球温暖化と知りました。自分たちで節電・節水はできるから、いろんなところで役立てていきたいです。

②語り部さんのお話

 どのようにして水俣病にかかるのか、なぜチッソが水俣にできたのか、原因が分かっていながらも水銀を流し続けた事実、語り部さんのおじい様が水俣病で亡くなられたこと、そして、お父様がしてこられたことなど、様々なお話を伺いました。

(児童の感想)

◎お父様は、亡くなったおじいちゃんのために、朝から晩までがんばっていたのはとてもすごいと思いました。ぼくだったら、一度拒否されたらやめるけど、お父様はやめなかったためとてもすごいと思うし、強いと思いました。

 

 午前中いっぱいの「水俣に学ぶ肥後っこ教室」でしたが、子どもたちは資料を見たり、メモをたくさんしたりして、しっかり学んでいました。この学びを今後の自分たちの生活に生かし、また、未来の地球環境のために役立ててくれると思います。