学校生活

お茶でおもてなし【5年生家庭科】

 「三神先生!! お茶が入りました!!」

 5月15日(月)午後、職員室に5年生男子の声が響き渡りました。

 5年生は家庭科「自分にできそうな家庭の仕事を見つけよう」という学習で、お茶でおもてなしをするためにガスコンロの使い方や食器の洗い方、片付け方を勉強したのです。

 さて、自分で入れたお茶の味はどうだったでしょうか?熱いお茶におそるおそる口をつけようとしています。

 おもてなしのあとは後片付けです。湯飲みを洗って、丁寧にふきんでふきます。

 今日の夜には、5年生のいれた美味しいお茶が食卓に並ぶご家庭があることでしょう。 

 

 

小さな思いやりで、まわりが幸せに…

 並んでいないトイレのスリッパを、さっと並べてくれる5年生。みんなのために黙って行動…心がすがすがしくなりました。

 

 今度は、養護教諭の大塚先生が「感激した!!」と言って教えてくださいました。掃除の時間に、保健室担当の2年生2人がいないので保健室周辺を探してみると、2人は「あじさい教室」を黙々と掃除していて、「保健室掃除が終わったので、明日の分の『あじさい教室』までやることにしました」と報告してくれたそうです。(本校は児童数が少ないので、日替わりでいろんな場所を掃除する児童がいるのです。)

 あじさい教室には、時間いっぱい黙々と掃除を続ける2人の姿がありました。

 2年生になってまだ1か月ちょっとの2人が、自分で考えて行動できるそんな力を身につけていることに感激した出来事でした。

 こんな一人一人の行動が、今日も大津北小学校を輝かせています。

運動会の練習が始まりました

 ゴールデンウィークも終わり、学校ではいよいよ本格的に運動会の練習が始まりました。5月10日(水)は結団式でした。6年生の9人が、全校児童をリードしてくれています。5年生の執行部3人もしっかり支えてくれています。

 5月11日(木)には、昨年の7月まで本校に勤務されていた渡邉先生が応援に来てくださいました。北小を離れて何ヶ月も経つのに、大津北小学校を大切に思ってくださることがとてもありがたいと思ったところでした。 

  

 大津北小学校を支えてくださる方々のためにも、5月27日(土)開催の運動会で、輝く子どもたちの姿を見ていただけるよう、全校一丸となって頑張ります!!

「愛の花プロジェクト」(あいみょん学校プロジェクト企画事務局)から、ひまわりの種が届きました!!

 

 「愛の花プロジェクト 【ひまわりの種】を学校のみんなで育てよう!」

と新聞広告に掲載されていたのに気づいた、福本先生と吉良先生。

「6月リリースのあいみょんの楽曲『愛の花』にちなんで『ひまわりの種』を学校のみんなで育てよう!抽選で150校に【ひまわりの種】を30セットプレゼントします。」とのメッセージに心を動かされたお二人は、大津北小学校にたくさんのひまわりの花を咲かせたいとの願いから応募してくださいました。

…とはいっても、プレゼントされるのは、日本全国の小学校の中から150校。

 「やっぱり外れたのかな…」とあきらめかけた5月11日の朝、「あいみょん」と書かれたパッケージに入ったひまわりの種が届きました!!

 見事150校の中の1校に選ばれたのです。

 福本先生、吉良先生、ありがとうございます!!

 種うえは、運動会後を予定しています。大津北小学校のみなさんで種をまき、きれいなひまわりを育てていくのが楽しみですね。

令和4年度 修了式2

 5年生は、「頑張ったこと」として4つ挙げました。 

 「一つ目は、委員会活動でペットボトルキャップを集めてきれいに洗ったことです。」

 「二つ目は、持久走大会で足を痛めて見学したから気づけたこととして、みんなが練習から本番まで元気に走っていたのを見て、「僕もあんな風に走りたい」と思いました。」

 「三つ目は、なるべく漢字を使って文章を書くことです。」

 「四つ目は、みんなの前に立つとドキドキするけど、高学年としてこのままではいけないと思い、手を挙げて発表する事を頑張りました。」

 「五年生として頑張ったこととして、三つ挙げます。」

 「一つ目は、水泳の授業です。今年の目標は達成できなかったけど、前からすると成長しました。6年生では、きっと100M泳ぎます。

 「二つ目は、学力調査です。自分でも丁寧に漢字の書き取りや計算を頑張りました。結果が出てうれしかったです。」

 「三つ目は、夢作文での発表です。何度も何度も書き直して、みんなの前で発表するときはドキドキしました。」

 

 5人それぞれに聞いている人からお返しがあり、真剣にみんなの作文発表を聞いていることが分かりました。きっと来年度も、ニコニコ、チャレンジ、トコトンで頑張ってくれるでしょう。

令和4年度 修了式1

 24日、令和4年度の修了式がありました。学年毎に修了証を、校長から受け取りました。その後、校長の「あいたい学校」の話がありました。

 先ず、校長が尋ねました。「『あいたい学校』と聞いて、どんな学校だと思いますか。」すると児童からすぐに、「会いたい、あの人に会いたい学校だと思います。」と返ってきました。校長は続けて、「『あいたい学校』といっても、色々あるんじゃないでしょうか。」「『会いたい学校』『あ~、居たい学校』『あっ!痛い学校』『あいたー!良い学校』です。」

 「今年の北小を振り返ります。」「私は、北小は、『あたたかい学校』『いきたい学校』『たのしい学校』『いじめのない学校』の頭文字で、『あたたかい学校』と思います。」「それは、~。」と学校で行っている様々な行事や授業、大切にしていることと重ねて語りました。

 次に、後期の反省の作文発表です。

 1年生は、「頑張ったことと」として、「新入生に優しく教えてあげたこと」と、「友だちのキラリを見つけること」を挙げました。

 3年生は「頑張ったこと」として、「跳び箱と縄跳び」でアドバイスを聞いてやって出来たことや「リコーダーを上手く弾けるようになったこと」を挙げました。

  複式学級が始まる頃の不安や、今安心して学べていること、そして、2・3年生で楽しく遊べていることを発表しました。集中することが大切だと語っていました。

令和4年度 卒業式

 本日3月23日、令和4年度大津町立大津北小学校 第20回 卒業証書授与式が行われました。卒業生10名と保護者、在校弟妹、教育委員会のご参加で、厳粛な中にも華やかな卒業式でした。

 (前略)「ここで、一つお願いがあります。」「昨日のWBC優勝の前のミーティングで、大谷選手は『あこがれを、今日だけは捨てて欲しい…』と言いました。」「私も同じような事を、君たちにお願いしたい。あこがれは持っていいけど、あこがれで終わらせないで欲しい。夢に向かって、夢フェスタで出会った人たちのように、歩み始めて欲しい。」「歩むことは、夢に近づくことだから…。」

 在校生や保護者に向かってのお礼と、広い未来へ羽ばたく決意を歌い上げました。 

 中学校に行っても今日の気持ちを忘れず、自分の夢を高く掲げ、今を生きて欲しいです。

 教室や体育館の後方には、後輩や職員から、楽しい飾り付けがしてありました。ありがとう!

夢フェスタ③ 卒業する皆さんへ

 3月になり、卒業式までの日めくりが薄くなってきました。

 毎年、この時期に、校長から卒業生へ贈る授業をしています。今回は、夢フェスタ①②に続いて、夢フェスタ③と位置づけた「ゆめを掴む方法」です。さて、どんな話が聞けるでしょうか。

 

 1日に3~4人ずつ。給食を食べ終えた人を集めてしています。

 

 「卒業が間近ですね。夢フェスタ①②は、どうでしたか。心に残るお話はありましたか。」「今日は、君たち自身のことについて、少し一緒に考えてみたいと思います。」

 「小学生がなりたい職業を、男女別にランキングしています。」「みんながなりたい職業はあるかな?」

 「私は、デザイナーになりたいです。」「何をデザインするの?」「商品パッケージです。」

 「僕は警察官で柔道を教えたい。」「僕は自衛官です。」「陸・海・空あるけど、どこ?」「陸上自衛隊が良いな。」「是非、戦争をしないようにしてくださいね。」

 「僕は、小学校の先生です。」「ほほ~。大応援するよ。」

 「大工と言っているけど、どんな大工さんだい?家を建てるとか…、ビルディングを建てるというのもある。」「道路や船、宇宙船もあるぞ!」「家です。」

「話は変わるけど、この人は知っているよね。」

「しょうーへいさんです。」

「この人が、高校時代にやった、右側のシートの話をするよ。」「名付けて、目標達成シートです。」

「真ん中の目標(ドラフト8球団から指名を受ける)を叶える要素が、周りに80ぐらいあるんだ。」「「スピード時速160㎞」や「コントロール」は分かるけど、「運」や「人間性」の所は、私たちにでも参考になると思うよ。」

「これは20歳ぐらいの、女性の人のシートなんだ。」「「健康」や「人間関係」は、すぐにでも使えそうだね。」

「で、君達の夢、これに書いてみませんか。」「………。やってみたいです。」

「ありがとう!」

「もう一人。」「いちろーさんです。2つのクリップを見て、話し合って見よう。」

「『プロになると心から楽しめないって…。』どういうことだろう?」

「『能力やセンスも大事だけど、続けることが才能っ…?』て、どういうこと!?」

 それぞれみんなの『夢』がしっかり見えてきました。山の頂上が見えてきたんです。後はしっかり、前を向いて歩き出そう。大事なのは、いかにそれが好きか。それを、諦めないで想い続ける力があるかですね!

 令和5年 大津北小学校 「ゆめへのみち」 夢フェスタ①②③これにて『完!!!』

 

 

 

学習発表会 終わる 25日

 去る25日の土曜日、3年ぶりに開いた学習発表会が終わりました。コロナ禍にあって、たくさんのご観覧、誠にありがとうございました。開催を、子ども、職員、保護者の方々みんなで喜び合いました。

 以下に、概略を掲載します。

 開会は、この2人の元気な発声からでした。

  

 

 1年生は賑やかな劇「スイミー」です。かわいさ抜群、キラキラ、トコトンです。

 まだ、見たこともない世界へのあこがれと恐れ。そして、小魚1匹1匹では解決できない大問題の出現!それを、「群れ」の協力で解決していく様を、楽しく元気に演じました。

 

 2・3年生は、今年から複式学級になりました。「ある日の2・3年生」という劇で、一日の様子を教えてくれました。学習リーダーは授業を進めますが、輪番でするそうです。

 総合的な学習の時間に学んだことを、クイズで教えていました。

 

 4年生は、劇「心に光りを…いけ!親切戦隊!」という劇で、親切にすることの素晴らしさと難しさを伝えていました。

 困った人がいると、どこからともなく4年ジャーが表れ、『空に星、地上に愛、人に愛、心に光、猫に小判(ここだけはいつも違う)』と唱え、親切行動をしようとしますが…。

 

 5年生は、劇「水俣を胸に」~水俣病の学習から私たちが考えたこと~で、メッセージを伝えました。

 魚湧く海、水俣。大自然の恩恵を受け、大自然に抱かれて生きてこられた水俣の人々に、公害は厳しい現実を投げつけます。いわれのない差別や人々の分断は、「あってはならないこと。」と断言し、自分達のクラスを、「嫌な思いのする人のない、クラスにしたい。」との決意で締めくくりました。

 

 6年生は、被爆劇「子どもたちに未来を」で、戦争の差別性と平和の尊さを訴えました。

 語り部八木さんのお言葉、「絶対に戦争はしてはならない。戦争をしない世界をつくって欲しい。」を胸に、実生活へ活かす思い、「1日1日を大切に、家族、友達、命を大切にしたい。」とむすびました。

 さて、3年ぶりの学習発表会、いかがだったでしょうか。保護者の方々には、バスキャッチでアンケートをとらせていただました。子どもたちの頑張りを、温かいお言葉でたくさん賞賛していただき、誠にありがとうございました。

 発声の不十分さやマイクの設置等、ご指摘をたくさん頂きました。リハーサルの実施、詳細な役割分担などを加え、次年度以降、感染症の広がりをふまえて、PTAを包含してより良き発表会にしていきたいと思います。どうか、ご理解とご協力をお願い致します。ありがとうございました。

 今後、編集してユーチューブにて限定公開しますので、ご家庭でもご観覧ください。

バレエって!? 15日 全校集会

 15日の全校集会は、宇都宮先生と福本先生一緒のお話でした。全校児童と職員が、固唾をのんでリモート視聴しました。以下に、概要をお知らせします。

「今日は、2人に共通の話題をお話します。」「実は、私たち2人とも娘がいて、バレエを習っています。」「みなさん、バレエって知っていますか!?」

「バレエとは、踊りと音楽で表現される舞台劇です。」「600~700年前にイタリアで始まり、フランス、ロシアなどに広まっていきました。」

「バレエといえば、衣装がとっても素敵です。」

「お化粧も、ばっちりします。目をこんない大きく見える様に…!」

「バレリーナがはいている靴を知っていますか。」「これは、トウシューズです。つま先がとっても固くできていて、足首と膝を伸ばして立つことで、足がとっても長く美しく見えます。」「この靴は、ある程度体が大きくなって筋肉がつき、バレエの技術を身に付けて、さらにバレエの先生が指示されるタイミングで、初めて履くことが出来ます。」「ですから、小さい女の子たちの、憧れの靴でもあります。」

「発表会の時に動画を、少しご覧下さい。」

「最後になりますが、1年前から、ロシアとウクライナとの間で戦争があっています。」「実は、ウクライナもロシアもバレエが大変盛んな国ですが、今、ウクライナでは、一般の方もバレエダンサーも安全な活動が出来なくて、別の国に避難しておられる方がたくさんおられます。」「そんなウクライナのバレエダンサーの方々と一緒に、今年の7月に、バレエの公演をすることが決まりました。」「参加する子どもたちもその家族も、観に来てくれる人も、この舞台を通して、戦争や平和について改めて考えることになると思います。」「この戦争が終わり、どの国の人も、安心して思い切りバレエを楽しめる日が、一日も早くきて欲しいと心から願っています。」「最後まで、観てくれてありがとうございました。」

 終わった後、各学級からの万雷の拍手が、鳴り止みませんでした。

1,30持久走大会

 本日1月30日、快晴の下、令和4年度の持久走大会がありました。体育・環境委員会の人が開会を宣言しました。

 校長先生のドルーリー朱瑛里選手の「チャレンジ精神」、先日の森田大智さんの「自分を信じる気持ち」の話の後、6年生が「誓いの言葉」を宣言しました。

 体育・環境委員会の4年生が準備運動をしてくれました。

 まずは、下学年のスタートです。

まずは、3年生と1年生が飛び出しました。

 宣言タイムを1分近く縮めてゴールイン。

 上級生と張り合う人も。2人とも、がんばれ~!

 次は、上学年のスタートです。

 上学年は、自分のペースでのスタートのようです。

 ほぼ宣言記録並みの、素晴らしい快走でのゴールイン。

 感想発表では、「みんなの応援で、自分の走りが出来ました。」と語っていました。

 全員が完走し、すっきりした顔が印象的でした。

 教頭先生から、「みんな、それぞれの思いがあったけど、最後までよく走り抜きました。」と講評がありました。

 次に、感想交流がありました。

 宣言記録を3分も縮める走りをした人も…。「今日、1番早く走れました。」と感想を発表していました。

 「とちゅう、だいじょうぶかなと思ったけど、さいごまでがんばれました。」

 今日は、練習で山本先生が教えてくれたポイントが、全部できました。

 この後、各学年1位の人の発表6人、宣言タイム差5秒以内の人5人が発表されました。今年はピタリ賞はいませんでしたが、ここ2週間の練習で自分のペースを掴み、全員が完走することが出来ました。素晴らしい体育の授業でした。

 交通整理や見守りにきていただいた、PTA保健体育委員会の皆様、保護者の皆様、地域の皆様、誠にありがとうございました。

【速報】森田大智さん 講話

 1月20日金曜日、昨年度の大津高校サッカー部キャプテン、現在早稲田大学1年生の、森田大智さんが来校され、実演や講話をして頂きました。まずは、速報です。詳細は追ってお知らせします。

 なお、この模様は、本日午後5時30分よりKKTテレビで、大きな事件がなければ放映されるそうです。

HPアクセス140,000回突破

 おかげさまで、学校HPへのアクセスが140,000回を突破しました。前回130,000回突破から5ヶ月あまり。皆様に支えられて大台突破です。いつもご閲覧ありがとうございます。

 これからも、感染症感染拡大防止と学びの保障を第一に、チーム大津北小(子ども、保護者、地域、学校職員、行政、関連機関など)で頑張ります。宜しくお願いします。

6年 租税教室 菊池法人会

 13日(金)は、菊池法人会の3人の方が来校され、6年生に税金と私たちの暮らしについて、DVDやパンフレットでわかりやすい話をしていただきました。一億円(偽札)の札束があり、みんな手にとって楽しく学んでいました。熊本県の令和3年度の歳出入は8,651億円。その内17%が県税1,468億円。と、いうことは、この重さの1500倍!

 

 子どもたちは、登下校中にいつも使う道路や橋、標識、学校の施設なども税金でまかなわれていることを知り、びっくりでした。それらは、国民の税金でまかなわれていること、小学生でも消費税という形で納めていることを知って、2度びっくりでした。

 みんなの生活のことはみんなで決めて、より良い社会生活をしているんだということがわかりました。学校生活も、そういう視点で振り返ってみたいものです。

「お年玉~命のつながり」全校集会講話(三神先生)

 11日の全校集会は、三神先生のお話を全校で聴きました。「お年玉と命のつながり」という題でお話が始まりました。一体どんなつながりがあるのでしょうか!?

 素敵なお話でした。お年玉の使い方と共に、「自分は多くの人に見守られているんだなあ」と、三神少年は思ったことでしょう。「〇〇はダメ」ではなく、子どもに考えさせるお母様のお話、秀逸ですね!先生方の生活体験は、子どもたちの今に直結します。学校改革は、足下にあると実感しました。

『夢への道』校長講話 後期後半開始

 明けましてお目でとうございます。大津北小学校、本年も新型コロナウイルス感染症感染拡大防止と学びの保障を第一に頑張ります。よろしくお願い致します。

 1月10日は、後期後半のスタートでした。朝活動は、校長講話を行いました。以下に概要をご紹介します。

(前略)今年の干支は、『兎』ということで、兎のように飛び跳ねる、飛躍の年にしたいと思います。何が飛び跳ねるかですが、大津北小学校としては、今年のテーマを『夢への道』としました。

 コロナや戦争、物価高、親しい人との交流が出来にくいなど、鬱陶しい時間が3年になりました。しかし、皆さんにとっては、一生に一度の大切な小学校生活です。このままで良いですか? 

 いいえ!よくありません。

 もう、コロナがなくなる日を待っておられません。もちろん、感染対策は暫く続けますが、「夢」へ向かって、確かな道を歩き始めたいと思います。

 今日は、「夢への道」をして、夢を掴んだ、超有名な人の話をします。「夢への道」は人生の目標を掴む計画であり、行動です。

 この人は、メジャーリーガーの大谷翔平さんです。高校生の時に日本人の投手で最速の、球速160km/hを出しました。おととしは、アメリカの大リーグで最優秀選手賞MVPを獲得し、去年は、史上初、規定打席、規定投球回数に到達しました。

 大谷選手は、現在28才で、アメリカに行く前は、日本のプロ野球選手で数々の記録を打ち立てました。その前は、日本の高校生、その前は日本の中学生でした。

 そして、その前は日本の岩手県奥州市の小学生だったんです。小学生時代があったのです。(小学生だった頃の写真の提示)

 これは、大谷選手が高校1年生の12月に書いた『目標達成シート』です。真ん中の黄色いところに、高校3年間の目標を描いています。「高校卒業の時に、ドラフト会議で1位指名を8球団からもらう」としています。その周りには、それを叶えるためのポイントを書いています。

 次にそのポイント一つ一つを8方に小分けして、そのポイント毎に、そのポイントを叶えるポイントを書いています。

 「ドラフト8球団に1位指名される」という「夢」の周りに、「体づくり」「コントロール」「キレ」「スピード160㎞」「変化球」「運」「人間性」「メンタル」の8つのポイントを書いています。

 今日皆さんにお話ししたいのは、「運」というポイントの周りに、「あいさつ」「ゴミ拾い」「部屋そうじ」「審判さんへの態度」「本を読む」「応援される人間になる」「プラス思考」「道具を大切に使う」の8つのポイントを書いていることです。

 「あいさつ」「ゴミ拾い」「部屋そうじ」「本を読む」「道具を大切に使う」!!これって、みなさん小学生でも、私でも出来ることではないでしょうか。「ドラフト1位8球団から指名」という大目標に、足もとの私たちにも出来る目標が入っているのです。

 これこそが「夢への道」です。足もとから夢へと繋がる道なのです。

 

 この、「夢への道」を、もっとみなさんが自分のこととして捉えられるように、後期後半には2つの授業をします。「夢フェスタ」(夢のお祭り)です。

 今から紹介する2人は、「夢への道」を自分なりにやって、「夢」を掴かんでいると中、または、掴んだ人の話です。

 写真は、森田大智さんです。去年の大津高校サッカー部のキャプテンです。去年の今頃、全国高校サッカー選手権大会で大津高校は準優勝しました。今、東京の大学の1年生です。

 森田大智さんは、森田和歌子先生の息子さんです。去年の9月7日の全校集会で、去年の大津校高校のチームの話をして頂きました。お話では、(息子さんの代のチームは)「歴代のチームの中でも、弱小世代といわれていた」という話です。でも、「とても仲が良かった」「みんなで励まし合い、支え合っていた」というお話です。皆さんの運動会の様子と重ねてお話して頂きました。 

 また、小学生時代は天草、中学生時代は小川町、そして高校生になって、初めて大津に来られて3年間を過ごされました。現在は、年代別の日本代表候補です。正しく、夢の途中です。 

  実は、今度の1月20日に、北小に来てくれることになりました。実演や小学生の頃からのお話が聞けます。

 もう一人の方を紹介します。古賀美夕紀さんです。この方は、エチオピアに住んでいる日本人妻です。エチオピア人のパートナーとの間に、3人のお子さんがおられます。その他に、地域で知り合ったお子さんも、一緒に育てておられます。現在、日本食レストラン「さくら」を経営されています。

(エチオピアの概要を紹介)

 古賀美夕紀さんは、山鹿市の生まれで、校長先生が前にいた「来民小学校」の卒業生です。美夕紀さんは、小学校の時に、図書室で見た一枚の写真に、強い衝撃を受けられます。美夕紀さんの目を釘付けにしたのは、アフリカで、理数科教師として現地の子供達に教えている、青年海外協力隊の日本人女性の写真でした。今回の取材をとおして、「彼女の飾らない笑顔、自分のやりたいことをやっているんだ!と言わんばかりのエネルギー溢れる表情に、一瞬で心を掴まれました。」と語っておられました。

 その時から、中学、高校と熊本で勉強やスポーツに打ち込み、東京の大学、アメリカの大学に進まれました。その後、世界国際銀行や国際連合(国連)の仕事に就かれ、エチオピアに行っていたときに、現地の方と結婚されて子どもさんをもうけられました。

 12月には一時帰国されていて、「食料が手に入りにくいので、家族5人、1人50㎏を持ってエチオピアに帰る。」とおっしゃっていました。どこから、そんなパワーが湧いてくるのか!?益々、お話を聴くのが楽しみになってきました。

 2月には、エチオピアと大津北小学校をライン電話でつなぎ、美夕紀さんご本人のお話が聞けるように調整しています。小学校の図書室から現在まで繋がったお話をお聞きし、みなさんも「夢への道」を描いて欲しいです。

 

 「心にエベレスト(夢)をもつ人は、くじけない へこたれない!」 

 高い目標「夢」を持つ人は、「いろんな困ったことがあっても、くじけない、へこたれない」という意味です。そして、令和5年は、「夢への道」 

 是非、みなさんも、「夢フェスタ」で先輩達に「人生の生き方」を学んで、「夢への道」を歩き始めてください。

 これで私の話は終わりです。

鏡もち つくしの里

 12月28日、仕事納めの日。交流している『つくしの里』さんから、鏡餅をいただきました。今年は、秋祭りの交流や運動会の応援ポスター、下校時の見守りなど、多彩な交流が出来ています。利用者の方々、職員の方々、誠にありがとうございます。皆さんにとって、来年が良き年となりますようにお祈りしています。

27日 一面の鑑 真木の田んぼ

 25日の5年生の収穫祭の時に、「もやいネット真木」の吉良さんに、「今、真木の田んぼには、一面の水を張っています。」と聞きしました。お礼かたがた、吉良さんのお宅を目指して、真木の田んぼを見に行ってきました。

 中程の右側の狭い田んぼが、5年生が稲作をした田んぼです。横には、湧き水がとうとうと流れていました。一面の鏡!すごいです!

 吉良さんは、「この水で田んぼを耕し、その水は地下に染みこみ、西の方の土地に地下水をもたらす。」とおっしゃっていました。阿蘇、外輪山の恩恵に感謝、感謝、感謝です。