学校生活

水俣に学ぶ肥後っ子教室~5年生が学びを深めました~

 県内全ての小学5年生が参加する「水俣に学ぶ肥後っ子教室」に本校5年生が行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 いつもよりも早めの登校後、旧二小正門下で待つバス2台に乗って、水俣市へ向かいました。

【環境センター見学】

 全国でもトップクラスのゴミ分別を行う水俣市。リデュース・リユース・リサイクルの3Rについて改めて考えさせられたのではないでしょうか?

【語り部の永本さんの話】

 胎児性水俣病の永本さんから直接お話をしていただきました。

 子供の頃から苦労したこともあったけど、中学校時代の先生や先輩からの励ましや支援学校での出会いが自分の人生を変えたそうです。

 「水俣病患者の時代が来るから!」と先輩から言われた言葉が印象的でした。

 昨日の裁判の結果を象徴するかのような言葉に心を動かされた子供たちも多かったのではないでしょうか。

【楽しい昼食】

 講話の後は、不知火海を一望できる広場でお弁当を食べました。少し暑かったのですが、ロケーションは最高!

【環境学習】

 午後からは、環境学習を行いました。SDGsについて、地球環境が大きく変わってきたことを受け、今手を打っておかないと大変なことになるという話でした。子供たちも全員真剣な表情で耳を傾け、メモを取っていました。

 電力供給が大変なことを確かめる実験もさせてもらいました。

(白熱電球とLED電球の発電状況を確認する様子)

 子供たちは、この後水俣病資料館を見学(撮影はできないため写真はありません)して、予定どおり学校に戻ってきました。

 

 現地にて深い学びができた子供たちの表情は輝いていました。