日誌

晴れ オオルリシジミ


木曜日に3年生がオオルリシジミの観察に行きました。
オオルリシジミと言えば、絶滅危惧種に指定されるほど希少価値が高く、
村のシンボルとなっています。
毎年3年生が総合的な学習の時間で勉強しています。
ちなみに白水小では総合の時間を「おおるり学習」と名付けています。
観察には阿蘇の自然に魅了されて移住してこられた専門家の岡先生や
高森のビジターセンター職員の“まきねえ”がゲストティーチャーとして
来てくださいました。
当日は、大変よい天気で、オオルリシジミが何匹も見られ、
子どもたちも満足していました。
阿蘇の草原についても勉強できてよかったです。

下の写真がオオルリシジミが卵を産み付け、幼虫が食べる
「クララ」という植物です。みんなでちょっとかじってみました。
とって
も苦いです(^^;)

<以下オオルリシジミについて 南阿蘇村HPより>
オオルリシジミは、火山性草原に生息しており草原を代表する蝶です。環境省及び熊本県
でも絶滅危惧種に指定されており、保護条例もあるほど貴重な蝶で、採集禁止です。
この蝶は、前ばねを開いた状態で35mmの大きさがあり羽の表面はるり色で黒色の帯があ
ります。幼虫は、マメ科のクララの花、つぼみのみを食べ、成虫は、雄、雌とも種々の花に飛
来して蜜を吸い、産卵はつぼみの間にします。
又、野焼きや草刈といった管理は、クララの自生にとって欠かすことが出来ません。草地は、
放置しておくと荒れてしまうことから、人間の農業活動と密接な関係があることがわかります。