学校生活

にっこり 3,4年生道徳「やり遂げるひたむきな心」

 9月29日(水),3,4年生の道徳では,「あきらめずにやり遂げるにはどんな気持ちが大切か」考えました。

 授業の最初に子どもたちは,続けて頑張っていることは「自学」「ハムスターのお世話」「スポーツ」「習字」。もう無理だとあきらめたことは「妹と仲よくできない」「工作をしても完成までいかない」などと話してくれました。

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 あきらめずにやり遂げることの難しさはもうわかっているだろう3,4年生です。そんな子どもたちが「あの時もっとこうしておけば…。」と具体的にみつめることができる学習は大事です。

 教科書中の木村さんは,農薬に弱いご家族の姿から「自然栽培でほんとうにおいしいりんごを作りたい」と9年間あきらめずに取り組まれました。

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そんな木村さんのことを,「あきらめていない。すごい。」「木村さんの願いが叶って花が咲いたところがすごい。」「子どものためにもあきらめていない。」「前に進もうと一生懸命。」と感じていました。

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 ただ「すごいなあ。」で終わらぬよう「10年経っても1個もできなかったら,木村さんはあきらめただろうか」と子どもたちに問いかけます。「あきらめる」1名,他の子は「あきらめない」と。「10年はきつい。」という「あきらめる」の意見に対して,なぜ「あきらめない」と思うのか,2,3名で話し合いました。「つくらないとりんごが食べれなくなる。」「もっと工夫する。」などとだされていきます。おたがいに関わり合いながら学習を進めています。

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 最後に,学習前の自分への手紙を書きました。「リレーであきらめずに…。」「今育てている花や野菜が育たなくても,目標を達成できるまで…。」

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 日常の場面でも今日の授業の様子を思い出せますように。