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清和文楽鑑賞事業

3月1日(水)10時より、清和文楽邑にて、教育委員会主催による「清和文楽鑑賞事業」が行われました。これは、昔から受け継がれてきた「清和文楽人形芝居」を山都町の宝ととらえ、山都町の子どもたちが地域の文化芸術に触れ合うことにより、郷土を誇りに思い、郷土を愛する心を育むことを目的に開催されるものです。

対象は、本校の全児童と、町内の小学校6年生です。

まず、文楽の里協会の方より挨拶があった後、本校6年生による清和文楽の上演です。学習発表会の時とはまた一味ちがい、素敵な舞台、多くの観客を前にして、開演前はとても緊張した面持ちの子どもたちでしたが、幕が上がると、堂々と自分の役割を果たしていました。

 

 

上演後の子どもたちの感想発表では、「文楽をはじめた時はあまりうまくいかなかったけど、練習を重ねるうちにうまくできるようになりました。」「ものすごく緊張したけど、うまくできてよかったです。最後までみてくれてありがとうございました。」などの言葉がありました。

 

その後は、文楽館の方による「人形の解説」があり、時折笑いを交えながら、わかりやすく人形の操作について教えていただきました。

そして最後は「清和文楽の上演」です。子どもたちは、三味線、大夫、人形が一体となって表現する世界に魅了されているようでした。

 

これまで懇切丁寧にご指導してくださった文楽館の方々、貴重な経験となる今回の機会をくださった関係者の皆様、ありがとうございました。