学校生活

2014年3月の記事一覧

紙漉体験を行いました。

 相良北小学校校区の四浦地区は、お茶とともに四浦和紙の生産で有名な土地でありました。
 平成8年発行の「相良村誌 人文編」によれば、「古くは相良家の御用紙を製造していたと言われている」と記されています。
 現在、地域の方々が原料から作る和紙作りに取り組んでおられます。また、毎年、卒業証書用の素敵な和紙もいただいています。
 2月19日(水)5・6年生が総合的な学習の一環として、紙すきに挑戦しました。6年生は、相良村教育委員会のふるさと学級で、コウゾやミツマタといった原料になる木の皮をはぐ体験や紙すきをしていますが、紙の厚さを同じにするのはなかなか難しそうでした。
 寒い時期の仕事で、昔の人は冷たい水に手を付けながら和紙づくりをされていたことでしょう。先人の方の苦労を少しだけ知ることができたようでした。