厳粛かつ感動的な卒業証書授与式でした

３月２１日（木）、令和５年度水俣市立湯出小学校の卒業証書授与式を行いました。今年度は５名の子供たちが本校を巣立っていきました。子供たちは、とても緊張した様子でしたが、学校での思い出やこれからの抱負を一人一人がしっかりと語ってくれました。

私から子供たちへは以下のような「はなむけの言葉（式辞）」を伝えました。

卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。

ただ今、５名の卒業生一人一人に卒業証書をお渡ししました。受け取るみなさんの姿は、希望に溢れきらきらと輝いていてとても立派でした。その凛々しい姿を会場の皆様にご覧いただきました。その卒業証書には、みなさんが、この６年間の学校生活の中で学んだことや、培ったすべてのことが込められています。ぜひ、いつまでも大切にしてほしいと思います。そして、家族をはじめ、多くの人に支えていただいたことに、感謝の気持ちをもってほしいと思います。今日、この会場でみなさんを見守っている方々は、ひたすらにみなさんの成長を願い、支え続けてきました。いつも、いつも、みなさんの笑顔を喜び、苦しみや悲しみに心を痛め、ひたすらに健やかな成長を願い、この日を心待ちにしてきました。今の自分があるのは、自分の努力はもちろんですが、みなさんの周りにいるたくさんの方々が、自分を導いてくれたおかげであることを胸に刻んでください。

今、世の中が変わるスピードはどんどん速くなっています。更に感染症の影響で社会生活も大きく変化しました。これから、大きな夢をもち、他人に惑わされずに自分で判断し、行動できることが一層、重要になります。そして、常に新しいことに挑戦し、自分で創り出す意欲を持つことが必要となります。これから先、楽しいことばかりではなく、苦しいこと、辛いことがあるかもしれません。しかし、それでもくじけず、自分の可能性を信じ、挑戦し、大きな夢を叶える努力を続けてほしいと思います。そうすればきっとみなさんの前に明るい未来が待っていることでしょう。

夢を叶えるために何事にも「好奇心」を持ち、そして「勇気」を持って挑戦してみてください。苦労や失敗することもあると思いますが、成功に近道はありません。その気持ちを持ち続け、コツコツと「継続」して努力することで、自分の行動に「自信」が生まれます。その自信が確信に変わり、自分の夢を叶えることができます。

　みなさんには、何にでもチャレンジできる可能性が無限にあります。だから、失敗を恐れず、夢にチャレンジしてほしいと思います。みなさんならできると信じています。

　もう一つ忘れないでほしいのは、みなさんのそばには、そのチャレンジを支えてくれる友達がいます。家族や地域の人がいます。先生たちもいます。苦しい時、辛い時は頼ってほしい。そう思っています。

それでは卒業生のみなさん、これからも光輝く人であってください。みなさんは、一人一人が大切な宝物です。そのことを忘れずに、大きな夢を胸に抱き、笑顔を忘れず、勇気と自信をもってスタートを切ってください。夢にチャレンジしてください。いつまでも応援しています。湯出小学校の卒業生であることの誇りと自覚をもって前進してください。

みなさんの限りない可能性と未来を信じ、中学校での更なる活躍をお祈りしまして、式辞といたします。（一部抜粋）

 ～令和５年度３月の予定～　

　４日（月）学校保健委員会

　６日（水）体重測定

　７日（木）お別れ遠足

　８日（金）スクールカウンセラー来校　校内支援委員会

１１日（月）卒業式練習

１３日（水）地区児童会　卒業式練習

１４日（木）鶴の子スクール修了式

１９日（火）卒業式練習　６年生修了式　卒業式準備

２１日（木）卒業証書授与式

２２日（金）１～５年生修了式　６年生指定休業日　

２８日（木）退任式