3月17日(金)、最後の卒業式があり、25名の卒業生が米田小を巣立っていきました。本校は三月末をもちまして閉校します。米田小の最後の卒業生となる六年生は、学級目標に「心を一つに全力発揮 創ろう最高の米田小」を掲げ、勉強・部活・あいさつ・掃除・学校行事など、すべてのことに本当に全力で取り組んできました。強いリーダーシップで米田小を引っ張ってくれただけでなく、率先してあいさつや掃除もがんばり、在校生の良いお手本になってくれました。
今日の卒業式でも、立派な姿を見せてくれました。卒業証書授与では、大きな声で堂々とした返事をしました。その姿は自信に満ちあふれていて、まるでこれまでがんばってきた自分に胸をはっているかのようでした。式の後半には「旅立ちの歌」というよびかけがありました。《第1章 思い出》、《第2章 感謝》、《第3章 旅立ち》です。その中で、一人一人が家族へ向けて「ありがとう」の気持ちを伝えました。普段なかなか言えない感謝の思いを、自分の言葉で素直に伝えました。練習のときは上手に言えた子どもたちも、これまでの家族との思い出や家族の愛情を思い出し、涙があふれ声がつまってしまいましたが、せいいっぱい伝えることができました。保護者の方々も、心も体も大きく成長した子どもの姿に感動し、涙されていました。
米田小最後の卒業式は、感謝と感動がいっぱいの卒業式でした。