日誌

6年生組体操完成への道 完結

10月5日(日)
 運動会当日、雨の中の組体操。これまで何度も組体操を指導してきたわたしですが、初めての経験でした。

 水がたまった運動場に寝転び、這いつくばり、見えないラインを探し、滑らないか不安な気持ちを抱きながらの演技。

 「快晴の下で存分に演技させてやりたかった・・・」それでも、子ども達はベストを尽くそうと必死になって頑張っていました。その姿を見ていて、自然と熱いものがこみ上げてきました。







 あの状況下で、あれだけの演技ができる6年生の姿は、見ている全ての人に感動を与えたことでしょう。演技終了後に、極度の緊張感から開放され、達成感・満足感に満ちあふれた子ども達の表情はきらきらと輝いて見えました。

 子ども達が退場した後、ねぎらいの言葉をかけに入退場門に行ったら、あちこちに感極まって泣いている子ども達の姿がありました。これもまた、わたしにとっては初めての経験でした。悪条件の中でどれだけの演技ができるか、子ども達にとっては相当なプレッシャーだったと思います。それを見事に乗り越え、見ている人に大きな感動を与えることができたこと、そして自分達の満足のいく演技ができたことが嬉しかったのでしょう。

 この組体操での経験は、子ども達にとって大きな自信になったはずです。卒業まで半年を切り、これから先はいよいよ小学校生活のまとめの時期を迎えます。残された期間、この経験を最大限に生かし、希望に満ちた「未来」へ向かって羽ばたく準備をしっかりとしていってほしいと思います。
 6年生諸君、大きな感動をありがとう!


by つっちー