学校生活

Resource(資源)

 毎週水曜日の午後は研修日。

23日は町の教育研究会、全員市原小学校へ向かいました。

こんな日は子どもたちは下校です。修学旅行で顔見知りになった市原の少年団が、鬼山坂を自転車移動しているところとすれちがいました。

 

総会は教育長さんのお話から。

「35年間学校教育にかかわってきた中で、できなかったことがある。」とはじまり、

南小国町の課題を、あつく、詳しく。

わたしたちの教育活動(研究)が町(人)づくりと同じ方向に向かうこと、そして『明日の南小国町』を創ることにつながることを示唆してくださいました。

 次に校長先生から全体構造・組織・数年後までの計画の説明があり、研修会が始まりました。

 

 講師は町長さんです。

自己紹介は趣味や略歴、家族の紹介でした。(野菜・漬物作り・料理が上手なお母さん、面倒見のよいお姉さんたち、野球(ピッチャー)の上手なお兄さんの事は抜けていました・・・・!)

 温泉のある小学校で育ち、高校や大学(海外旅行もですよね)で外の世界も経験したことから。

角度を変えて見る目線で、地元に戻って改めて、夏のひぐらしの鳴き声や、夜空の星、温泉、草原、川、小国杉、野焼き、大根、漬物、みそ、郷土料理、竹ぼうき・・・などの南小国の素晴らしい資源に気付き、見直したこと。

一緒に地元の産業をいかして、町を守っていこうとする人に出会ったことなどから、それらを仕事(町づくり)にいかしていることをお話しくださいました。

 

教育に期待することに『人としての魅力を磨く』『創造力や表現力を培う』『故郷をもっと知る』とあり、具体的には早速、役場の出前授業の年間計画がだされています。

南小国町の事をもっと知る町共通のプログラムと、南小国の各小中学校が、自分の学校だからこそ!できる体験学習などで伝統文化の継承をして、中原のブランド生かしてほしい。そうして、答えが一つというのは少ない社会で、自分を生かすことや、自分でものを考える力(創造力)、自分の考えをまとめたり、自分で判断したり、周りをまとめたりしていく能力を身につけた子どもを育てよう!と言われているのだと思いました。

 

お話を聴きながら、地つきうた、こんにゃくやみそづくり、おはぎ、にしめ、半干し大根のつけもの、きゅうり農家の辛子漬け、なば、ぜんまい、わらびとり、栗拾い、草笛、わらべうた、炭焼き、竹細工・・・・いろんな方、中原のじいちゃん ばあちゃん方のお顔もうかびました。

お話をありがとうございました。