学校生活

3・4年生:劇「よかとこ、ふるさと中原」(「ぎんなん祭」の発表)

 発表の様子を紹介します。次は3・4年生です。4年生を中心に話し合いながら、練習に取り組んできました。「こんなふうにしたら、どうか」とアドバイスし合ったり、細かな演技を入れてみたりする姿があり、確実な成長が感じられます。子どもたちはそれぞれの役割を十分に果たすことができました。本年度初めての取組となった「中原ウォークスタンプラリー」をもとに、学んだことを劇にして発表しました。

 熊野座神社の場面

 「340年以上も前に「伊藤権右衛門」という人が、熊野座神社のもとになるものを建てたんだって」

 「へえー、そんな歴史があったんだね」

 湯田神社の場面

 「木の幹は周りは、6.25mだって」

 「ねえ、木の幹の周りをどれだけ大きいか、みんなで手をつないで確かめてみない?」

 馬頭観音の場面

 「牛や馬を守ってくれる神様がまつられているんだよね」

 (説明文を読んで)「知らないことばかりだね」

 六地蔵の場面

 「あっ、お地蔵さんが6つも彫られているよ」

 (説明文を読んで)「中原にこんな歴史があるなんて、知らなかったよ」

 

 最後の場面

 「そういえば、中原ウォークスタンプラリーのとき植物など、たくさんの秋をみつけたね」

 「イヌタテやリンドウ、ワレモコウにオミナエシ、他にもいーっぱい」

 「よく見れば、季節を感じさせてくれる生き物が、中原にはたくさんいるね」

 「でもね、通学路にゴミが捨てられているのを見ることがあるよ」

 「えー!ホタルやグンバイトンボって、自然環境がよくないと生きていけないんじゃなかったけ」

 「ほかの生き物も、いずれ生きていけなくなる」

 「中原のよさがなくなっちゃうよ」

 「緑いっぱいの中原を守らなきゃ

 「そして、歴史がある、すばらしいところがいっぱいの中原を大切にしていかないとね

 (顔を見合わせ、うなずきながら)「うん、うん

 「中原大好き!!

 

  最後に、子どもたちの「振り返り」を掲載します。

【4年】
◯がんばったことは、おどろきの場面です。ちゃんと、おどろけるか心配しました。「625mだって」を大きな声で言ったあと、うまくおどろくことができました。とても緊張しましたが、100点の演技ができたと思います。
◯特にがんばったことは「おどろき」です。練習のときははずかしくて、なかなかできませんでした。転がるのができなかったので、手をひろげておどろきました。声を大きくすることもがんばりました。たくさん練習したので、大きく声が出ました。うれしかったです。
◯劇が終わって、先生に「大きな声がよかったです」と言われて、うれしかったです。
◯お地蔵様のまわりを回るとき、みんなが見ているような気がしました。スポットライトがあたっていたので、緊張しました。でも、台詞をちゃんと言えてよかったです。みんなで協力して発表ができたので、うれしかったです。

【3年】
◯緊張したけれど、台詞をしっかり言ったり、おどろきの表情をできました。発表しているうちに緊張がなくなってきて、練習どおりにできたのでよかったです。
◯リハーサルも緊張したけれど、本番はとても緊張しました。でも、終わってほっとしました。
◯朝から緊張していました。「おどろく」という場面がとてもよくできていて、完璧だと思いました。背景もすばやく変えることができ、がんばりました。
◯台詞を言うとき、ドキドキしていました。緊張したけど、まちがえずに台詞を言うことができました。劇の発表をして、改めて「中原って、とってもよいところ」と思いました。