学校生活

「昼休みに遊ぶ相手がいなかった時に。」

平成28年度 中原小の退任式。
 朝、大観峰は真っ白だったそうです。
 11時。中学生と保育園生も駆けつけての退任式。
教頭先生から「みんなが卒業するように仕方ないことなんだけど」と、次に行く学校などを教えてもらい、「みんなが元気がないときに、心から心配していた先生です。」と紹介がありました。
 校長先生は、ごあいさつの中で、『中原のいいところ』を話してくれました。
「み~んなが仲がよいこと、スポーツテストのシャトルランを一生懸命していたこと、伝え合い。」と子どもたちのこと。
「地域のお祭り、中原楽、自然もいい、山、川、大きな銀杏の木。押戸石、その途中の木漏れ日の景色も好きでした。」と中原地域のこと。
 お休みの日も、婦人会や老人会や地域のお祭りなどで、地域の方と触れ合ったいた校長先生が「ふるさとの力がエネルギーになるよ!」と。

 「退任者が一人だから、講演会みたいにしゃべってしまうけれど」と言いながら、
『夢』を持つこと、それを実現するために、『小さな目標』を持つこと。その目標に近づくための『実現のコツ』を教えてくれました。
「ありがとう、次会うときまで、さようなら。」と最後に。

 学級代表からの、カードとお花のプレゼントのあと、毎回集会でスライドショーをしてくれていた校長先生に、教務の先生がお返しのスライドショーを作り、みんなで泣いたり笑ったりしながら見ました。
 そのあと、新6年生の「丸くなってください!」で、朝ミーティングのように、今日のお題「校長先生との思い出」を一人ずつ言いました。
 「昼休みに一緒にサッカーをしたこと」「放課後、野球をして強い球をキャッチしたこと」「フリスビーです」「フラフープをしたこと」「朝ボランティアを一緒にしたこと」「道徳の授業をしてくれたこと」「勉強や体育で「こうするといいよ」と教えてくれてたこと」「昼休みに遊ぶ相手がいなかった時に、フリスビーに誘ってくれてありがとうございました」など、全員が発表しました。
 最後の校歌斉唱、そしてアーチを作って、お送りしました。

 校長先生のことを、子どもも、保護者の方も、地域の方も、職員も大好きでした。
ありがとうございました。
 ただ・・・・・・・・・・誰にも苦手なことはあります。
この校長先生、人の名前を覚えるのが苦手(注:キレイな女性はフルネーム記憶されています。)なのです。明後日ごろ忘れ去られることを残念に思いながら・・・あと二日でお別れです。