学校生活

教育実習生?

7月10日(月曜日)3時間目「社会」

 「織田信長は何をしたのか」
「あら?」
板書を始めたのは6年生です。

「織田信長は大阪府などの商業都市で・・・。」
ちょっと緊張で、はにかんだ笑顔の「先生」。

自分のノートを実物投影機で見せながら、織田信長の説明をしていきます。
「先生!板書するんですか?」授業する子どもを、「先生!」と呼んでたずねています。

 今日の社会は、ひとり15分ずつ「先生」になって、「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」のことを教えるのです。
 
 個人のノートには、先週から自分で、まずは自分が理解するために調べたこと(国づくりの政策の内容や意図など)がいっぱいです。
さて、それを、どうみんなに教えるか・・・。
ノートに、板書のメモを作っていました。


「ここでちょっと、織田信長の豆知識ですが・・・。」(というのがありました。あるある!)
「資料集の○○ページを見てください。」(まあ、本物の先生みたい!)
「どうして刀狩りをしたのか、私は○○だからだろうと思います。」政府の側や、国民の側に立ったりして、自分なりに考えたことも加えられています。
「これをノートに書いておいてください。」と、大事なことばを枠囲みしたり、チョークの色を変えたり。(見やすい!)
「まとめを言います。」(お、ここ大事なんだな!)

 持ち時間15分のタイマーがなり、「ああ・・・」と、予定していたことが終わらなかった顔、もうちょっとやってみたかった顔、時間はきたけどここまで言っておきたいから!と早口で言う顔。

 「子どもが授業をする」
それは、「授業を受ける」時とは違うところを働かせながら、学んでいるようでした。

  次回の社会(水曜日の3時間目)は、次の授業者が、今日の3人の授業をまとめます。