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学校生活の様子(9月第3週)

9月15日(金) 修学旅行(2日目)

修学旅行も2日目を迎えました。子どもたちの朝の目覚めもよく、起床時間になるとすぐに活動を始めている子がたくさんいました。朝食はお弁当形式で出されましたが、しっかり食べている様子が見られ、安心しました。中には何回もご飯をおかわりしている子もいて、驚かされました。
昨日同様に、天気予報とにらめっこしながらの旅行となりました。朝の予報では、ハウステンボスのある佐世保市の天気は雨はほとんど降らないと出ていましたが、現地に近付くうちに雨の予報に変わり、雨具が必要となってしまいました。子どもたちみんなが、本日のハウステンボスでのグループで計画した活動を楽しみにしていましたが、動きにくくなってしまったようです。どんなに情報機器が発達したとしても、自然の力にはかなわないと感じました。
全員が無事に2つ間の修学旅行を終え、無事に学校に戻ってきました。解散式の中で、一人一人が思い出に残る修学旅行となるよう、多くの方々が支えてくれたことを子どもたちに伝えました。その一人一人の顔を思い浮かべながら、感謝する気持ちを忘れないでほしいと思います。一番「ありがとう」を伝えなければならないのは、家族の方々です。6年生の保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
  

9月14日(木) 修学旅行(1日目)

6年生と共に、長崎方面へ修学旅行に出かけました。朝から長崎県には大雨洪水警報が出され、天候を心配していました。出発した後も様々な天気予報から情報を集め、長州港に向かう途中も、子どもたちの安全を最優先し、活動計画を変更することもやむなしと考えていました。ところが、子どもたちが長崎市内に近付くにつれて天候が回復し、到着したときは雨も降っていませんでした。天気が子どもたちの見方をしてくれたようで、被爆体験講話、フィールドワーク、平和集会、原爆資料館見学と、1日目のすべての活動を計画通りに進めることができました。
2時間近く歩きながら学ぶフィールドワークでは、ずいぶん疲れたようでしたが、メモをしっかり取りながら学習を進めていました。公共の施設内での過ごし方についても、自分たちで注意し合いながら、考えて行動する場面が見られました。
実際に自分の目で見たり聞いたり、そして触れたりしながら、一人ひとりが反戦・反差別の気持ちを高めてほしいと願っています
  
9月13日(水) かわいい来室者?

校長室で仕事をしていると、ドアをノックする音が聞こえます。「どうぞ。」と応えると・・・・開いたドアから1年生の子が顔を見せて「入っていいですか?」と尋ねてきます。本校の校長室には、低学年の子どもたちを中心に色々な子がやってきて話をしてくれます。中には、歴代の校長先生方の写真を一生懸命見て「すごいなあ。」と言う子もいます。子どもたちが校長室に入ることはなかなかないので、興味があるのでしょう。お勉強で頑張ったことや給食のことなどを話してくれて、私にとっては癒やされる時間です。
私が小学生の時には、校長室に入ることはほとんどありませんでした。今の子どもたちにとっては、校長室も身近な場所になっているのかもしれません。校長室は、毎日色々なお客様が来室され、お話をしてることもあります。中の様子を確認し、ルールをしっかり守ってくれれば、私は大歓迎です。また楽しい話を聞かせてください。

9月12日(火) 芽が出てきました

先週、3年生が人参の種を蒔いたことを載せましたが、本日畑の様子を見に行くと、芽が出てきていました。朝から子どもたちが水かけをしている様子は何度か見かけていましたが、植物の生命力の強さと成長のスピードに驚かされます。子どもたちには、このように日々成長する様子をしっかりと観察し、生命の素晴らしさを感じてほしいと思います。また、5年生がお世話をしてきた稲も、今年の猛暑に耐え、だんだん育ってきています。害虫等の被害も心配なところですが、無事に収穫できることを祈っているところです。

9月11日(月) 教材「泣いた赤おに」

授業に取り組んでいる子どもたちの様子を見て回っていると、4年生の教室で道徳科の授業が行われていました。黒板を見ると「泣いた赤おに」と書かれてあり、懐かしく感じて引き込まれるように教室に入って見せてもらいました。この教材は、「友達と互いに理解し、信頼し、助け合うこと。」を深めることを考える教材として作られていますが、保護者の方の中にも、このお話の内容を覚えているという方も多いかもしれません。4年生の子どもたちは、自分たちなりに意見を道徳ノートにまとめ、友達と交流し合っていました。
私が懐かしく感じたのは、この教材を使って授業を行ったことがあるからです。人間と仲良くなりたい友達の赤おにのために、青おにがわざと村で暴れます。そんな青おにを赤おにが懲らしめ、優しいおにだと思わせることで、赤おには人間からの信頼を得て、仲良くなることができます。しかし青おには、赤おにが人間に疑われないように、家の前に一枚の手紙を残して赤おにのもとを去ってしまいます。その手紙を見た赤おには、青おにの自分を大切に思う気持ちを感じ、涙するという内容です。この教材を読むと、自分が授業づくりに苦心したことを思い出すとともに、日頃の友達との接し方は相手を理解したものになっているかを考えさせられます。