4月27日(火)

今日の給食のメニューは、いろどりピザトースト、スープカレーパスタ、バナナです。

 

〈パプリカとピーマンのちがいは?〉
 パプリカとピーマンは、同じナス科トウガラシ属の野菜です。両者とも英語では「bell pepper(ベル ペッパー)」と呼ばれます。トウガラシ属に属しますが、どちらもトウガラシのような辛みはありません。それはどうしてかというと、ピーマンはトウガラシのなかでも辛みのない甘い種類のものを改良した野菜だからです。そしてパプリカは、そのピーマンをさらに改良したもので、ピーマンのひとつの品種です。また、出回っているピーマンの色は、一般的に緑色ですが、これはピーマンは早めに収穫していることによるもので、ピーマンも熟すと赤色になり、苦みもありません。一方パプリカは熟してから収穫するので苦みが少なく、ピーマンに比べ、肉厚で甘みがあるのが特徴です。栄養素の面ではピーマンは、熟してから収穫するパプリカに比べるとカロテンやビタミンCが少し少ないのですが、パプリカにはない「ピラジン」という栄養素を含んでいます。ピラジンは、ピーマンの青臭さの原因となる栄養素ですが、血液をさらさらにして脳血栓や心筋梗塞を予防してくれる効果があると言われています。